安眠枕でおなじみの「六角脳枕(ろっかくのうまくら)」 保冷剤入りというのが特徴的で気になっていたのですが、届いたのでレビューしてみます!
はて、すっかり枕マニアになってしまいました。
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六角脳枕の特徴
Wの凹凸構造による寝返りのしやすさ
見た通り、面がWのようなウェーブ形状になってますよね。
これにより寝返り時の頭部の高さを可変しつつも、収まりの良さを実現しているとのこと。
僕はこれを見た当初「中央部分が凸ってると安定しなくないか?」と思っていました。
しかし、このウェーブは「1/fゆらぎ」のためでもあり、あえて少し揺れやすい形になっているのです。
総じてα波を活発にする作用があるとされ、リラックス効果から安眠用途によく利用されています。
このW形状もそのリズム感を考えられた結果であり、あえてカチッと安定させない「遊び」を追求しているのでしょう。
温度変化に強い素材「低反発マイクロウェーブ」
現在の高価格帯枕には独自のウレタンフォームが使われている事も珍しくなく、この六角脳枕もそうです。
ウレタンフォームって寒い所にあると硬くなり、暖かい所にあるとヘニャヘニャになるんですよね。
低反発マイクロウェーブ素材はその弱点を限りなく克服した素材なのではないでしょうか。
実際カバーから出して触ってみると、一般的なウレタンフォームと下記の違いを感じました。
- ウレタンの密度が低めで通気性が良さそうなのに、貧弱じゃない。
- 与えた荷重に対していつまでも凹み続けない(一時期これをウリにしていた枕もありましたが)
低反発とありますが、確かに高反発と謳っている枕より反発力は弱めです。
それが悪いという事ではなく、荷重に対するフィーリングが優しいということ。
グイッと沈み込む感じはないので低反発以外の枕から乗り換えを考えている人にも違和感がないでしょう。
後頭部を冷やす2本の保冷剤
ちょっと写真撮り忘れたので動画から引っ張った画像なのですが・・・。
このような保冷剤が縦に2本入っています。
事前に冷やしておく必要はなく、この上に頭を置くだけで熱が吸収されるようなイメージが適当ですかね。
ちなみに中の保冷剤が液体とかだったら万が一破れた時大変ですよね。
そこも考えているのか、破れても内容物が漏れないような固形状の保冷剤でした。
例えるならば・・・こんにゃくゼリーとか寒天みたいな?
柔らかいんだけど弾力がある保冷剤なんですよね。 普通に使ってる分にはまず袋が裂ける事はあり得ないでしょう。
これにより頭寒足熱がよりスムーズに行われ、安眠のサポートに役立つというワケです。
昔からよく眠れる上に健康的であるとしてこのような四字熟語になっています。
六角脳枕で寝てみて
頭寒足熱は本当だった
まず他のウレタン枕と比較して「蒸れにくさ」みたいな点に関してはあまりわかりませんでした。
でも、明確にわかった点が一つ
「自分の頭、結構熱持ってたんだな・・・」
ということです。
もう何年もウレタンフォーム枕なので全く気になってすらいませんでした。
六角脳枕の保冷剤に熱を吸われてみて、寝心地の良さ(気持ちよさ)を感じられたのが収穫ですね。
まるで熱を出した時に冷たいタオルをおでこにのせて貰った時のような・・・。
どんな人におすすめ?
- 頭に熱を持ちやすい人
- 寝付きの悪い人
頭に熱を持ちやすい人はまず間違いなくオススメです。
そういう方は寝付きも悪いでしょうし、起きてからもスッキリしない朝ではないでしょうか?
あとは前の僕みたいに寝付きが悪い人にもいいですね。
寝付きが悪いととにかく寝返りが増えませんか?
「眠れない眠れない」と右へ左へゴロゴロと・・・。
だんだん頭に熱を持ち始めて気付けば朝だったという人も少なくないでしょう。
枕がその熱を吸収してくれることで、リラックスした気持ちでいられます。
あとがき
写真ではわからない微妙な雰囲気
写真で見ても、触った時の変化とかってわからないですよね。
もちろん実物を触ってもらうのは技術的に不可能ですが、簡単な動画を用意してみました。
枕選びの参考にしてもらえれば幸いです。
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