今の枕を使って眠っていたら、なんだか頭(頭皮)がかゆくなる、首の周りがかゆくなることはありませんか?
そのまま放置しておくのはおすすめできません。
痒くなる原因は何か?
枕か身体のどちらかに問題がある
突然かゆくなったのであれば「枕による影響」か「身体の異変」のどちらかだと考えられます。
もし身体の問題であればこのページにある対策をしても改善されない可能性が高いでしょう。
面倒に思われる方もいるかもしれませんが、病院(皮膚科)で診てもらうのが最良だと言えます。
逆に枕の問題、或いは寝具の問題であればそれらを取り替えることで改善出来るかもしれません。
ただし、既に掻きむしって血が出るほどであればやはり病院に行く事をおすすめします。
まずはしっかりかゆみを抑えて、その後で気になるようなら寝具にも気を使えばいいと思いますよ!
改善ポイント
蒸れやすい枕を使わない
枕と頭部が常時密着することで蒸れが発生することからかゆみに繋がっているケース。
特に沈み過ぎるタイプのウレタンフォーム枕などは熱を持ちやすいでしょう。
この場合は蒸れない素材を使った枕で常に通気性を良くする対策が良いですね。
しかし、同じウレタン枕でも枕メーカー・寝具メーカーが独自開発したウレタンフォームでは下記のような特徴を持つものもあります。
- 温度差による硬化や軟化の影響を受けにくい
- 通気性の悪さを改善
- 頭部の沈み過ぎを防ぎながら寝返りをラクにする
髪を乾かして寝る
女性の方に多いですが、髪を乾かさずに寝る人がいます。
これでは[頭部-濡れた髪-枕]と蒸れやすい状況になるのは明白。
ダニやカビなどは高温多湿を好みますから、頭部の熱と濡れた髪で繁殖しやすくなります。
これではフケやかゆみで悩まされる可能性も多くなるでしょう。
また髪も痛みやすくなるため、面倒でもしっかり乾かす事が大切です。
ロングヘアの人は大風量のドライヤーで乾燥時間の短縮化を図るのも良いですね。
寝具カバーを頻繁に取り替える
寝ている間には汗だけではなく皮脂やはがれた皮膚カスなどが寝具に不着します。
布団や枕には相当数のダニが存在しますが、上記の皮脂や皮膚カスなどはダニのエサとなるのです。
ダニのせいで皮膚にかゆみを起こるという話はよく聞きますよね。
そのため寝具やカバー類はいつも清潔にしておく必要があるでしょう。
また、そばがら枕は湿度で虫やカビが湧きやすい素材であり十分注意が必要です。
個体差はあるものの半年から2年程度が寿命といえますね。
まとめ
まずは皮膚科へ、それから枕
かゆみが止まらないようであれば皮膚科へ行きましょう。
「かゆいんだけど・・・なんか皮膚科とかって感じじゃないんだよなぁ」という場合は通気性が良い素材かつ洗える枕に変えてみる選択もあります。
今までは「通気性」と「枕を丸ごと洗濯可能」を両立した枕は一部パイプ枕くらいでしたが、今は特殊なメッシュ素材を用いた枕が開発されました。
これにより汗などからくる蒸れ対策と、寝具に住み着くダニ対策の両立が可能です。
そして、布団カバーやベットシーツ・枕カバーもちゃんと取り替えるようにしてみて下さい。