「マッサージ機があると毎日の肩こりも楽になるかも」そう考えている人は多いものです。
日常的なスマホやPCの利用で慢性的な肩こりや首こりを持っている人は気になっても仕方がありません。
「銭湯にあるような大きなマッサージ機は高いし邪魔になるけど、椅子に乗せるシートマッサージャーってどうなの?」という方への記事です。
椅子に置くマッサージ機ってどうなの?
メリットは手軽さとコンパクト性
シートマッサージャーは自分の好きな椅子に置けるのが最大のメリット。
マッサージチェアと違って「いつも使っている椅子にマッサージ機能を付加できる」ため、自然な流れでマッサージを続けやすくなるでしょう。
一般的なマッサージチェアだと置き場所がリビングなど広い所に限られます。
場所が固定されると「ながら作業」ができなくなるので、利用頻度が必然的に下がりやすいのですね。
しかし、シートマッサージャーならダイニングチェアなどに置いて座り作業をしながらのマッサージも可能。
さすがにご飯を食べながらマッサージは変ですが、そういうこともできちゃう訳です。(笑)
また、持ち運べるため家族や恋人間で「ちょっと貸してよ」とシェアもできますよね。
デメリットは中途半端な使い心地
手軽かつコンパクトではありますが、一般的なマッサージチェアを凌駕するか?と問われると微妙です。
構造的に背中や首周りはカバーできても、ふくらはぎのエアーなどはありません。
加えて普通の椅子では背もたれが固定されています。
「リクライニング機能」がある一般的なマッサージチェアのリラックス感には到底届かないでしょう。
「すごく気持ちいい」ならまた使いたくなりますが、少なくとも電気屋さんで試せる十数万クラスのマッサージチェアを上回ることはないと言えます。
なぜならシートマッサージャーは「手軽さ・コンパクト性」をウリにしているから。
つまり、十数万クラスのマッサージチェアで抱いた「心地よさ」をシートマッサージャーに求めるのは酷であるということ。
おすすめシートマッサージャーメーカーや機種は?
本格医療マッサージ機【モミマー】
医療機器認証を取得しているモミマーはシンプルなインテリアにも馴染むフォルムが特徴。
角度調節可能かつ独立したネックピローは内蔵されたもみ玉で肩から首まわりをガッチリとほぐしてくれます。
座面は取り外して足のマッサージにも使えるなど、コンパクトながら機能性を重視した製品と言えますね。
モミマーは本体だけではなく、専用のリクライニング椅子もあるのがポイント。
セットで買うと安いですが、モミマー単体だけ欲しい!椅子だけ欲しい!という要望にも答えているのは高評価。
内容 | 価格 |
---|---|
モミマー本体+専用リクライニングチェア | 57 240 |
モミマー本体 | 64 600 |
専用リクライニングチェア | 10 800 |
ドクターエア 3DマッサージシートS
ドクターエアは株式会社ドリームファクトリーという企業の展開するブランド。
シートマッサージャー以外にもネックマッサージャーやフットマッサージャーなどを販売しており「マッサージ」「フィットネス」を主軸としているようです。
この「ドクターエア 3Dマッサージシート」は背中にある揉み玉と、座面のバイブ(振動)によるマッサージがメイン。
首の部分はただのクッションらしく、首まで揉めないのが惜しいところですね。
カラーバリエーションは豊富なのでインテリアにも合わせやすい反面、一部レビューでは耐久性に難ありという口コミも。
26 000〜29 800
ドウシシャ モミラックス
リーズナブルな日用品や家電を販売しているドウシシャ。
ここ数年はデザイン性にもこだわりを見せ始め「カモメファン」などハイセンスなブランドも投入してきました。
10個の揉み玉による「たたきほぐし」を得意とし、背中だけではなく首肩にもしっかり揉み玉が配置されているのが良いですね。
31 980
買おうか悩む時に考えたいこと
電源の確保やコードは邪魔にならないか?置物にならないか?
シートマッサージャーはどこにでも移動がしやすい反面、コードレスではありません。
コンセントから電力を得る必要があるため、置き場所によっては「コードが邪魔!」「コンセントがない!」なんて不都合が起きる場合も。
買ってからそんなトラブルが起きては気分もゲンナリしてしまいますよね。
予め「ここがメインの置き場所で、電気はこのコンセントから取る」など、場所を決めておくことが大切。
そして、マッサージ機にありがちな「置物にならないかどうか?」もしっかり考えておきましょう。
「マッサージを受けて気持ちいい」は長い目で見て良いことなのか?
本質的なことを言えば「マッサージは必要不可欠なことなのか?」を考えておくことも大切です。
- 肩がこる
- 首がこる
- 腰が硬い
などなど、マッサージを受けたくなる理由には何らかの「原因」があります。
その原因を見直すことが「肩こり首こりの対処法」であるとすれば、マッサージャーで気持ちよさを得ることは解決策ではありません。
「肩も首もラクチンだし、マッサージなんて必要ないよ!」と言える状態のほうが実は最も「気持ちが良い」と言えます。
少しでも「マッサージ機を買うのはなんかもったいないかも」と感じるなら、まだ検討する余地があるでしょう。
さいごに
「マッサージの不要な身体作り」の方が健康的な投資
デスクワークで首や肩が凝るなら、毎日のストレッチを習慣にするのはお金もかからず健康的。
他には入浴剤にこだわってみたり、食生活を改善するのも良い行動と言えるでしょう。
自分も仕事柄、首や肩に負担がかかりやすいため「自分に合った寝具環境」をしっかりと整えるよう気をつけています。
寝ている間にしっかりと効率的な休息を取ることで、翌日いっぱい元気に動けるサイクルが作られるのですね。
下記記事も参考になれば幸いです。