眠りの質を上げたいと思う人は就寝環境にもこだわりを持つはずです。
寝室全体を暗くしたい場合は遮光カーテンが有力ですが、カーテンで窓からの光を遮ってしまうと朝日が入りません。
この記事では、その問題にどう対策すべきか考えをまとめています。
遮光カーテンを使ったら朝日が入らない問題
朝日が入るようにすると遮光されないジレンマ
人は外が明るくなったことを感知すると覚醒し始めるといいます。
まぶたを閉じていても、脳は光を感じているというのですからすごいですよね。
そのため気持ちよく目覚めるためには「自然な光を浴びる必要がある」と言えます。
しかし、睡眠の質を考えると「就寝中は不要な刺激は得るべきではない」とも言うのですね。
つまり「夜中に何らかの光が入るからと遮光カーテンを使うと、自然な朝日で起きられない」という状況になります。
同居人がいれば「朝になったらカーテンを開けてもらう」なんてこともできますが、真っ暗な状態からいきなり日が入るのも微妙ですよね。
「タイマーで遮光レベルが薄まるフィルター」とか出来ればいいんですけど、仮に存在しても一般家庭レベルで導入は難しそうです。
光目覚まし時計で完全解決できる
じゃあ手段はないのか?というと、そんなことはありません。
手軽な解決法としては「光目覚まし時計」を使うというもの。
光目覚まし時計とは音の代わりに眩しい光で起こすというアイテム。(上記画像はinti SQUAREというモデル)
目覚まし時計といえば大音量で叩き起こすイメージですが、自然な目覚め方にならず寝起きの気分は最悪です。
しかし、光を照射する目覚まし時計であれば擬似的な日の出を再現することが可能。
もちろん遮光カーテンの内側での対策なので「夜は真っ暗、朝は光で目覚められる」という理想形が完成します。
光目覚まし時計はいくつかのメーカーから販売されていますが、モノによっては光量不足で使い物にならない製品も。
定番かつで間違いがない製品としては「inti(インティ)」でしょうか。
価格は3万 ほどですが、下記の公式販売サイトだと期間限定で19 800 で販売している時もあるようです。
画像の「inti SQUARE」は古いモデルなので、inti4はさらに性能が上がっているでしょう。(欲しいなぁ〜)
【公式】
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そもそも遮光カーテンで安眠が得られるってホント?
寝室は暗くしたほうが余計な刺激がない
夜の7時くらいに電気付けっぱなしで寝てしまったことがある人は多いと思います。
テレビ見てる時にふと眠くなっちゃったり・・・とか。
でもそのまま朝まで眠れたという人は少ないはずし、自分なんかは12時くらいに目覚めてしまいます。
その上疲れるというか、寝たのに気持ちよさがないんですよね。
このように光を浴びながら眠ると睡眠の質が落ちるというのは厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針2014」にも掲載されています。
また、明るい光には目を覚ます作用があるため、就寝前の寝室の照明が明るすぎたり、特にこれが白っぽい色味であったりすると、睡眠の質が低下します。
就寝時には、必ずしも真っ暗にする必要はありませんが、自分が不安を感じない程度の暗さにすることが大切です。
気になる音はできる範囲で遮断する方がよいでしょう。
就寝中はもちろん、就寝する1時間前くらいから「暖色系のほのかな明かり」にしておくことで脳を睡眠モードに切り替えることができます。
オシャレな間接照明にこだわるのは睡眠的には良い行動と言えそうですね。
外からの明かりが入る場合は遮光カーテンが最適
外からの光を遮断するには遮光カーテンだけではありません。
- アイマスク
- 安眠ドーム
お手軽なのは上記です。
アイマスクは自分も初期の頃使ってましたが、朝になってもある程度ずっと暗いのが気になりますよね。
安眠ドームは隙間から光を当てれば良さげですが、ちょっと窮屈かもしれません。
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となると、光が差し込む原因である「窓」に対策を施すのが一番でしょう。
より遮光するなら「1級遮光」のカーテンを選ぶのがおすすめ。
価格と性能のバランスからみてもカーテン専門店で選ぶと間違いありません。
さいごに
一度しっかり取り組めば後はずっと快適
就寝環境を良くするのは思った以上に簡単ですが、正直お金はそこそこかかります。
特にマットレスや枕などのグレードを上げていくと・・・。
とはいえ、一度できたらその後は快適な状態がずっと続くので、生活にも変化が出てくるでしょう。
参考になれば幸いです。