敷き布団を自宅で洗いたいという人は多いものです。
シーツや敷きパッドを取り替えていたとしても、汗をたくさんかいた日だとなんだか気持ち悪いですよね。
また、飲み物やこぼしたり子供がオネショをする場合も洗いたいと思うはずです。
まずは敷布団を洗濯したいときに確認すべき事、その他の手段を知ってから行動しましょう。
敷布団を自宅で洗う前に
1. 敷布団が洗濯可能か確認する
まずは敷布団が洗える素材なのかを知る必要があります。
水を吸ってしまう事で型くずれしたり取り返しの付かない状態になる可能性があるからですね。
素材的には問題なくても「洗濯可能」という表記がない場合は控えた方が良いでしょう。
また、ウレタン素材は特殊なタイプを除き基本的に洗濯できません。
(大量に水を吸い大変な事になってしまいます)
2. 洗濯機の容量が対応可能か確認する
大体のご家庭にある洗濯機は5kgか7kgかと思いますが、5kgでは厳しいです。
「洗濯機で洗濯可能」と表記のある薄い敷布団であれば7kgの洗濯機でなんとか洗える程度と考えた方がよいですね。
無理矢理押し込むと布団が洗濯槽の回転に追従せず「ただ浸かっているだけの状態」になります。
それでは全然洗えていないですし、脱水時に洗濯機を壊す可能性があるので止めましょう。
3. 乾かす場所を確認する
仮に自宅で洗濯できたとして、乾かす場所があるかどうかを確認する必要があります。
敷布団は乾くまでに多くの時間を必要とするため、バルコニーなどに干しても1日で乾かない可能性もあるでしょう。
朝から夜まで干しっぱなしはちょっと嫌ですよね。
室内で干す場合は布団をしっかり保持できるような物干しスタンドがなくてはなりません。
「勢いで洗ってみたのはいいけど干す所がない」のでは取り返しが付かなくなってしまいます。
自宅で洗えない場合
コインランドリーか宅配クリーニング
コインランドリーであれば敷布団にも対応した洗濯機があります。
しかし、どこのコインランドリーでも対応している訳ではないので事前確認は必須。
無理やり洗濯して洗濯機を壊した場合は損害賠償を請求される可能性もあるので注意しましょう。
最も無難な方法としては宅配クリーニングに出す事ですが、費用はコインランドリーよりも高く付きます。
それでも手間なく全てが済むので1番良い手段かもしれません。
【関連記事】敷布団はコインランドリーで洗えるか?子供のおねしょ対策
どうしても自宅で洗いたい場合
自宅でも洗える敷布団やマットレスに変える
現在使っている敷布団やマットレスが洗えないのであれば素直に諦めましょう。
ただ、今後も同じ思いをしないために「洗える敷布団やマットレスに変えてしまう」のがおすすめ。
当たり前と言えばそれまですが、ここでも注意すべきポイントがあります。
それは、家庭用洗濯機で洗濯・脱水が出来るような敷布団はペラペラの可能性が高いということ。
綿がしっかり入っていればそれだけ水を吸い膨張しますから、洗濯機で洗えるレベルに薄くせざる得ません。
「洗濯機で洗えるし安い!」と安易に飛びつくと後悔する確率が高まるのです。
自宅で洗いたいならとにかくエア系
水を吸収する素材である以上洗濯機の脱水機能は必要不可欠ですが、高反発ファイバー素材を使った通称「エア系マットレス」なら水を吸いません。
中材を取り出しシャワーをかけることで簡単に洗うことが出来るのです。
通気性が良い素材であるため乾燥もそれなりに早いのがポイント。
エア系マットレスに少し厚めの敷きパッドを付ければ、敷布団同様に汗を吸いつつ清潔な状態を自宅で維持することができます。
「上に敷布団を敷く必要はないの?」と思った方もいるかもしれませんが、そもそもマットレス単体で使うものなので上に布団は敷きません。
このような製品を選ぶことで「自宅で洗えない」という悩みを一気に解消できるので、ぜひ参考にしてみて下さい。
下記記事ではおすすめのメーカーも紹介しています。