腰痛対策として腰に優しい運動は効果的です。
中でも水中ウォーキングは腰痛持ちの人に人気の運動方法と言われていますね。
水中ウォーキングで腰痛対策
水中で歩くと何が良いのか?
水中は浮力が働くため腰はもとより、お尻や股関節、太ももなどの重みが軽くなります。
そのため腰回りの軽さを感じながら運動できるという点が大きなメリット。
普段足腰を使わず弱っている人であれば、やさしく鍛えることも可能です。
というのも水中は移動するスピードに対応する負荷がかかるためゆっくり動けば優しく、速く動けば強い負荷がかかるためですね。
腰痛改善としてインナーマッスルを鍛える意味でも効果的でしょう。
水中ウォーキングと水泳ならどちらがいい?
腰痛対策として行うなら水泳までする必要性はありません。
しかし、水中ウォーキングは行ってしまえばプールの中を歩くだけです。
最初はプールに入ること自体が新鮮に感じられる人もいるかもしれませんが、次第に飽きてくるでしょう。
そうなると様々な泳ぎ方ができる水泳のほうが飽きにくいと言えますよね。
ただ、水泳では腰を痛める可能性が高まるため行わない方が良いという意見もあります。
水中ウォーキングで注意すること
一人で始めるとやめてしまいやすい
水中ではゆっくり動けば身体が受ける抵抗はわずかだと話しました。
言い換えると、どのように水中ウォーキングを行うかによってはまるで意味がない事も有り得るのです。
自分に追い込みをかけられないタイプだと意外と手を抜いてしまうかもしれませんね。
次第に水中ウォーキングを継続するモチベーションが下がりやめてしまう可能性もあるでしょう。
腰痛対策としては失敗に終わったとも言えます。
そうならないためには一人で行うより専門の人に付いてもらうことが重要。
「水中ウォーキング教室」をやっている市民プールもありますからそういう機会を利用するのもアリです。
肌が弱い人は皮膚トラブルに気をつける
せっかく腰痛対策のために通っているのに他のトラブルが発生しては困りますよね。
プールには塩素が含まれているため、人によって肌が荒れたり過度に乾燥してしまうこともあるでしょう。
元から肌が弱いとわかっている人であればなおさら対策はしっかりと行う必要があります。
実際に肌が荒れやすい人達は自分に合ったボディソープやシャンプー・保湿クリームなどを持参するとのこと。
どれくらいの期間続ける必要がある?
週3程度で通って3ヶ月はみておく
市民プールに行くかフィットネスクラブに行くかはそれぞれですが、毎日通える人は少ないはずです。
だいたい週3回くらいであれば3ヶ月程度は見ておいたほうが良さそうですね。
もちろん個人差があるため一概には言えませんが、程度に差はあれ継続が必要なことは確かです。
途中でやめてしまいそうであれば無理なく続けられる運動を探した方が良いかもしれません。
フィットネスクラブなら運動を選べる
本気でなんとかしたいということであれば、その都度市民プールに行ったりするよりもフィットネスクラブが良いでしょう。
というのもフィットネスクラブはプール以外にも様々な設備が充実しています。
イメージしてしまうのはランニングマシンや筋力トレーニングマシンなどですが、ヨガやストレッチなどのフロアもあります。
専門トレーナーがその人の身体に合ったトレーニングをマンツーマンで指導してくれるのも心強いですよね。
「水中ウォーキング以外の選択肢も豊富」という意味で続けるモチベーションはこちらの方が上がりませんか?
ただし、月会費が結構かかってしまうので一度近場のフィットネスクラブを見学してみる所から始めると良いでしょう。
最後に
運動療法は効果的
腰痛の治療法の1つとして運動療法はちゃんと存在します。
激しい痛みがある中で無理に運動をするのは厳禁ですが、痛みが引いてきたあたりで運動を取り入れるのは治療と予防に効果的でしょう。
無理に続けても辛いですから、自分が無理なくできる運動を見つけて楽しみながら続けることが大切です。
そして、疲れを翌日に残さないために睡眠の質を高めることも忘れずに行って下さいね。