タワーマンションではバルコニーでの物干しを禁止している所が多いそうです。
風で洗濯物が飛ばされる可能性を危惧したり、マンションの景観が乱れるという理由なんだとか。
タワマンに住む知人によると布団乾燥は現状2つの方法しかないと嘆いていました。
しかし、そもそも敷布団を使わない手段もあるんです。
タワーマンションでの布団干し
布団乾燥機
布団乾燥機は敷布団と掛け布団の間に袋状のシートを挟んで、繋がれた送風機本体から温風を送り乾燥させる方法です。
メリットは天気や時間を問わずいつでも布団が乾燥させられること。
外に干すにしたっていつも晴れている訳ではありませんから、乾燥機が1つあると便利ですよね。
しかし、デメリットもあります。
- 布団に含まれる湿気の臭いが部屋に充満する
- シートをセットするのが面倒
- ウレタンフォームマットレスだと熱変性を起こす可能性もある
- 静音製品もあるものの、概ね作動音がある
- 電気代が乾燥1回につき約10 程かかる(乾燥機機種により変動)
ウレタンマットレス以外はどれも大きなデメリットではありませんが、布団乾燥機の良い面だけ見て購入すると思わぬ不満が生まれるかもしれません。
【関連記事】敷布団が重い!干せない!布団乾燥機だけで大丈夫?
室内乾燥
室内乾燥はそのまんま、室内で乾燥することですね。
折りたたみの布団干しスタンドなどを使って湿気を取り除きます。
タワーマンションであれば風通しも良く窓を開けることで換気もしやすいでしょう。
布団干しスタンドで場所を取るのが難点ですね。
また、布団干しスタンドはほとんどはシングルサイズ用。
ダブルサイズの布団をお使いであれば室内で干すための準備が手間になりかねません。
布団乾燥以外の対策
敷布団から水洗い出来るマットレスに変更
そもそもの寝具を変えてしまうという方法です。
今はポリエチレンファイバー素材による水洗いの出来るマットレスが増えました。
- ◯◯エアー
- エア◯◯
という製品名が多いため、のび睡眠では「エア系」と呼んでいます。
この素材で一番有名なメーカーといえばエアウィーブですが、寝具メーカーなどからも似たような製品が多数販売されているのですね。
布団の中には綿ではなくこのような素材で構成されています。
適切な体圧分散性があるうえ、通気性に優れているのが特徴。
別途敷布団を必要とせず、マットレス一枚でもしっかり身体を支えます。
寝汗もスムーズに乾燥させてくれるので衛生的ですね。
デメリットとしては下記。
- 柔らかい寝心地が好きな人には向かない
- 使用環境によってはヘタりやすい
綿の敷布団やウレタンフォームマットレスにはない空気感のある寝心地なので、
気に入った人は定期的に交換しながら使っているほど。
僕の使っているアイリスオーヤマのエア系マットレスは1年を過ぎたあたりでヘタりを感じました。
とはいえ床に敷いても以前と同様に底づき感はなく、性能がゼロになった訳ではないようです。
通気性が良いためそもそも干すという行為がほとんど必要ありません。
また、普通の布団では染み込んだ汗汚れは水洗いしない限り蓄積されていきますが、
エア系は中身を取り出してお風呂場でシャワーをかけるだけで丸洗い可能。
よってダニやホコリなどハウスダスト対策も万全なのがお気に入りのポイントです。
「布団干し不要」おすすめマットレス
RISE(ライズ)スリープオアシス
「毎日を活動的に生きる人達=ライフアスリート」とし、睡眠サポートを目指すライズ。
開発アドバイザーにシドニー五輪金メダリストの高橋尚子氏が携わっていることも「睡眠にこだわるプロアスリートの意見を取り入れた開発をしている」と捉えられますね。
ライズのスリープオアシスもエア系マットレスですが、素材は他メーカーよりも密度を高めて丈夫にしているとのこと。
他にも似たメーカーを知りたい方は下記の記事も参考にしてみて下さいね!