テンピュールといえば低反発マットレスや低反発枕の代名詞的存在ですよね。
今でもデパートの寝具売り場などで販売されているほどですが、どのような製品があるのでしょうか。
このページではテンピュールのマットレスをまるっと総まとめ。
お気に入りの1枚を見つけるための参考になればと思います。
テンピュールのマットレス総まとめ!の前に
コレクションを知るとお目当てを見つけやすい
テンピュールは様々な寝具を販売していますが「マットレス」という大きな分類だけではなく、コレクションという分類でまとめられています。
これを知ることで自分の求める寝心地や特徴を見つけやすくなるでしょう。
テンピュールのマットレス | ||
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コレクション名 | 特徴 | 分類 |
テンピュール® オリジナル(コントゥア) | 硬めのサポート感 | ベッド用マットレス |
テンピュール® クラウド | 柔らかめのサポート感 | |
テンピュール® センセーション | 動きやすさのあるサポート感 | |
テンピュール® ハイブリッド | 弾力のあるサポート感 | |
フトン | 床や畳に敷くマットレス | 敷布団タイプ |
トッパー | 既存の寝具の上に敷く寝具 | 1枚では使わない |
このように、テンピュールマットレスの全体像を見ることで「ベッド用マットレスが欲しい人」と「敷布団タイプが欲しい人」で見るべきコレクションが変わるのです。
ベッドマットレスは基本的に「スプリーム」「エリート」「リュクス」の3種類
ベットマットレスに限って言えば、各コレクションには「スプリーム21」「エリート25」「リュクス30」の3種類しかありません。
(※ハイブリットコレクションのみ「エリート25」「リュクス30」の2種類)
そのため「クラウドリュクス」や「センセーションスプリーム」など各コレクションの名前+製品名を組み合わせたパターンで構成されていると覚えておくとよいでしょう。
ちなみに後ろの21/25/30といった数字はマットレスの厚みであり、厚くなるに伴い価格も高くなっていきます。
また、各コレクションには色によるラベリングもされており、視覚的にコレクションを判別することが可能。
- テンピュール® オリジナル(コントゥア)・・・オレンジ
- テンピュール® クラウド・・・ブルー
- テンピュール® センセーション・・・イエロー
- テンピュール® ハイブリッド・・・グリーン
上記のようにマットレスのファスナー部分とマットレスカバーの模様を再現したラベルパッチがそのコレクションの色になっていることがわかります。
そのため一瞬で判別が付きますし、なんだかとってもオシャレですよね。
テンピュールのベッドマットレス選び方
主に3つある厚みはどう違うのか?
テンピュール® オリジナル(コントゥア)
オリジナル(コントゥア)はTEMPURベッドマットレスで硬めの寝心地を持つコレクション。
テンピュールが誇るコンフォート層とサポート層からなる構成で、グレードがあがるにつれて耐久性ベースが厚く、かつ枚数も増えるのが特徴。
また、どのコレクションも最上位モデルのリュクス30にはクールタッチ™ テクノロジーという冷感素材もプラスされており、より上質な就寝環境が味わえます。
テンピュール® クラウド
クラウドコレクションはオリジナルで使われているコンフォート層ではなく、新たにESコンフォート層が用いられているのがポイント。
ESとは「エクストラソフト」の略なので、言葉どおりテンピュールならではのジワッとソフトな寝心地が特徴。
まるで雲の上に寝ているような〜ということからクラウドと名付けられたのでしょう。
テンピュール® センセーション
オリジナルの寝心地に加えて「スプリングベッドのような弾む寝心地」が欲しい人に適しているのがセンセーションコレクション。
新たにダイナミックテクノロジーサポート層が追加され、弾むような柔軟性のあるサポートを実現しています。
テンピュール® ハイブリッド
他のコレクションはいずれもノンコイル構成だったのですが、唯一コイル(金属スプリング)を含んだコレクションがハイブリッドコレクション。
ノンコイルとコイルのハイブリッドという意味でしょう。
センセーションで用いられているダイナミックテクロノロジーサポートに加え、プレジションマイクロコイルによる抜群の弾性を誇ります。
また、金属コイルを含むためか高耐久ベースはデュラベースとなっておりますね。
寝心地としては一番「一般的なスプリングマットレスに近い」といえるかもしれません。
テンピュールの敷布団タイプマットレスのラインナップ
エントリーモデル以下は「果たしてフトンなのか?」という印象
「テンピュールの三つ折りマットレスとか、床や畳に敷いて使えるタイプのがいい!」という場合はフトンコレクションから選びましょう。
テンピュールのフトンコレクションにあるラインナップは4種類。
- フトン オールシーズンズ(最上級モデル)
- フトン デラックス(上級モデル)
- フトン シンプル(エントリーモデル)
- フトン ベーシック(低価格モデル)
この中で「デラックス」と「オールシーズンズ」に関しては価格もそこそこするだけあり、テンピュールの手がけた”フトンらしさ”が垣間見えます。
個人的にはフトンデラックス分割されたデザインが好みですね。
しかし「シンプル」「ベーシック」に関してはフトンっぽさがなく「これってマットレスだよね?」という仕上がり。
上位2モデルと比較して「フトン」を名乗るにはあまりにもお粗末な見た目が残念なところです。
マットレスとして見ればシンプルで全然アリなんですけどね。
ここについては過去記事に詳しく書いているので参考にしてもらえればと思います。
【関連記事】テンピュールフトンデラックスの口コミと分析レビュー
テンピュールのマットレス人気とおすすめは?
コレクションにある特徴と自分の好みを比べるのが一番
テンピュールはマットレスコレクションをしっかり分けているので、売れ筋や人気ランキングというよりは「自分の好みとマットレスの特徴をあわせる」ことが重要です。
ただ、テンピュールっぽさを味わいたいなら下記がおすすめでしょうか。
- ベッドマットレス・・・オリジナル(コントゥア)コレクション
- 敷布団・・・フトンデラックス/フトンオールシーズンズ
グレードに関してはどれを選んでもある程度、品質的に信頼がおけるものと考えられます。(れっきとした寝具メーカーですし)
しかし、可能ならより上位モデルを選んだ方が後悔は少ないでしょう。
(下位モデルを選ぶと「もっと上があるのかぁ」と気になってしまうこともあるため)
一度購入したら長く使う寝具ですから、あまり予算ばかりを優先しすぎない方が選択肢も広がり満足度も高まります。
さいごに
海外メーカーならマニフレックスもおすすめ
ベッドマットレスや、床や畳に敷くマットレス・敷布団タイプなどを展開する海外メーカーは他にもあります。
中でも長期保証と高反発性で世界中から高い評価を得ているのがイタリアのマニフレックス。
同じくノンコイルのベッドマットレスから敷布団タイプのマットレスまでラインナップしているので、比較検討してみてはいかがでしょうか。
下記の記事も参考になれば幸いです。