粘着パッドを身体の凝っている所に貼りつけて低周波の電気を流す低周波治療器。
肩こりや腰痛持ちで興味を持っている人も多いですが、本当に効くか疑問に思っている人もいるでしょう。
この記事では「家庭用でも低集荷治療器を使うべきか?」について考えてみたいと思います。
家庭用低周波治療器って効果ないの?
効いたかどうかの個人差が大きい
昔、自分の家庭にもオムロンの低周波治療器がありました。
恐らく父が購入したものだと思うのですが、最初は家族用としてみんなで使っていたのを覚えています。
しかし、しばらくすると低周波治療器は棚の中に仕舞いっぱなしになり誰も使おうとしません。
聞いてみると「あんまり効かなかった」と。
当時子供の自分は別にどこも問題無いのにおもしろ半分で使ってましたが、ふくらはぎなどがビクンビクンと動くだけですからすぐに飽きてしまい・・・。
今あらためてアマゾンや楽天のレビュー・口コミを見てみると、やはり個人差が大きいようです。
価格的には5 000 くらいからありますが、1万 を超える製品でも同じような印象ですね。
粘着バッドなどのランニングコストがかかる
低周波治療器で重要なのが粘着パッドです。
肌に直接貼り付けるため、ジェルのようなプルプルしたパッドが標準で付いているのが特徴。
ですが、何度も使うと次第に粘着力が衰え剥がれやすくなってくるのです。
ユーザーの中には「洗って冷蔵庫で覚ますと復活する」という情報もありましたが、あくまで一時的なもの。
定期的に2 000 程度の粘着パッドを買い換えなければならず、ランニングコストがかかってしまいます。
また、低周波治療器はリモコンとなる本体から2本のコードが伸びており、その先に粘着パッドが付いているという構造。
イヤホンで経験したことがある方もいるはず「コードの断線や接触不良が起こる可能性」もあるのですね。
特にコードは長いので、収納時に本体に巻きつける人が多いという点も問題でしょう。
本体の買い替えやパーツの取り替えとなるとさらにコストがかかってしまいます。
家庭用ではマッサージチェアと似た存在
個人的に家庭用低周波治療器は「マッサージチェアに似ている」と思っています。
マッサージチェアも出先で体験すると「家に欲しいな」と思う人も多いでしょう。
しかし実際に置いてみるとあまり使うことがなく、いつしか服や荷物が占領してしまう事態になっていたりするもの。
手元にあると「いつでもできる=今である必要がない」という気持ちにもなりやすくないでしょうか。
購入してすぐは熱心に使うのですが、その頻度は徐々に下がってくる傾向にある人は注意が必要です。
鍼灸整骨院の低周波治療がおすすめの理由
業務用の低周波治療器は家庭用とは違う
ここで「家庭用低周波治療器を買うなら鍼灸整骨院などに行ったほうがよい」と思う理由ですが、まず家庭用か業務用かの違いがあります。
鍼灸整骨院などでは数十万〜数百万レベルの業務用低周波治療器を完備している所があるのですね。
1万 程度の家庭用とは何から何まで違うのは言うまでもありません。
施術費用も数千 ですから「まずはそういう業務用の低周波治療を受けてみたほうが効果などがわかりやすい」と思うのです。
別に鍼灸整骨院の回し者ではないですが「自ら所有するのではなく、良い機材を持っている所でその都度借りた方が良い」場合はよくあります。
「行くのが面倒くさいじゃん」と思う人もいるかもしれませんが、そのくらいの気持ちなら家庭用の必要性も少ないはず。
使う頻度や使い方を誤ることがない
もう1つ、家庭用の低周波治療器は医療従事者や専門家でなくても扱えるように設計されているはずです。
しかし、使う人が「気持ちいいから一日中ずっと使おう」など、説明書きにない使い方をしてしまう危険性もあるでしょう。
どんなものでも過ぎると悪影響を及ぼしますし、深刻な事故はちょっとした不注意から生まれるもの。
という意味では「自分ではなく身体のプロが使用を管理してくれる」というメリットは大きいですよね。
さいごに
肩こりや腰痛対策には寝具対策も!
低周波治療を行ってみたいのであれば、中途半端に家庭用を選ぶより業務用でバシッと試した方がよいでしょう。
あくまで目的は「辛い肩こりや腰痛などの緩和」ですから、低周波治療器を所持することが目的ではないはずです。
それとは別に、各個人が肩こりや腰痛のためにこだわるとしたら寝具。
枕やマットレスは体圧分散性がよく寝返りの打ちやすいものに変えるだけでだいぶ変わりますよ。
下記記事も参考になれば幸いです。