掛け布団は素材を変えたり厚さを調節することで春夏秋冬合わせられますが、季節に合った敷布団は少ないもの。
春夏に「寝苦しい」と思う方や、秋冬に「少し冷える」と感じる方は敷布団を見直すのがおすすめです。
リバーシブル敷布団のメリット
1枚で年中快適な寝心地
汗や湿気の大半は敷布団が受け止めてくれますが、敷布団を季節に合わせて変えるのは大変です。
とはいえ、吸った汗や湿気を適切に放出することで快適な眠りが得られますよね。
肌に疾患を持つ人であれば湿気によるかゆみの経験がある方もいるでしょう。
リバーシブル敷布団は春夏と秋冬、それぞれの面に最適な素材と縫製で年中快適な睡眠をサポートするのです。
ベッドでも床でも心地よい
同じ敷布団(マットレス)でもベッドの上と床や畳の上では状況が変わります。
特に床が冷える建物の場合、普通の敷布団では「硬い冷たさ」を感じることもあるでしょう。
その場合もリバーシブル寝具なら秋冬面を使うことで保温力を維持できます。
床から伝わる冷たさを「厚さ」「素材」で遮断するということですね。
しっかりとした厚みで底づき感なし
格安の寝具はとにかく薄っぺらく寝心地が悪いものです。
横になると身体が底につく寝心地の悪さがありませんか?
リバーシブル敷布団は製品にもよるため一概には言えませんが、厚く作られています。
品質の高いものだと中心部に特殊素材を用いて体圧分散性にも優れていますね。
このような敷布団ではマットレスが不要。
別途マットレスを買い揃える必要がないのもシンプルで親切な設計です。
リバーシブル敷布団のデメリット
普通の敷布団より値段が高め
まず第一に挙げられるデメリットは価格の高さがあるでしょう。
特に量販店の寝具を使っていた方からするとその差を強く感じるかもしれません。
僕も睡眠に興味がない頃は一組8 000 程度の激安ふとんを使っていました。
敷布団も掛け布団もペラペラで、枕なんて1週間しないうちにペチャンコに。
枕は途中からのり巻き状にしてナイロン紐で縛って使ったり・・・。
今思えば「来客用ならまだ使えるなぁ」という程度でしたね。
それはさておき、品質の高い寝具となると値が張ってしまうのは仕方がありません。
ただ自分の身体、しいては健康に直結する物として考えた時には安い買い物だと思います。
価格帯としてはシングルサイズで5万 前後を見ておくとよいでしょう。
マットレスとの違い・ポイント
機能性が高く万能型
マットレスは体圧分散性に優れた製品が多いですが、リバーシブル敷布団は厚みが出せるため体圧分散意外にも様々な付加価値があります。
- 体圧分散
- 防ダニ
- 抗菌・防臭
- 吸湿速乾性
- 体温の維持調節
3折りのマットレスに比べると厚みやサイズ面で「取り回しのしやすさ」は損なわれてしまいますが、
- 腰痛や肩こりの予防をしている
- ハウスダストアレルギーである
- 加齢臭などが気になる
- 季節の変わり目に体調を崩しやすい
- 更年期で汗をかきやすくなった
上記のような悩みを持つ40代以降の方にはマットレスよりもリバーシブル敷布団の方が人気とのことです。
実際年齢は関係なのですが、一言で表すと「一通りのメリットが含まれている布団」です。
携帯電話も一時期はテレビやお財布ケータイなど「機能全部入り」なんて言い方がありましたよね。
日本はこのような完全系の製品を作る事が得意な印象を持ちました。
おすすめのリバーシブル敷布団
雲のやすらぎプレミアム
雲のやすらぎ・・・という夢を感じるネーミングですが、決して夢で終わらせない製品です。
厚さはなんと17cmでクロスクラウド製法による凹凸アルファマット・高反発スプリングマットの耐圧分散性。
秋冬面には「ロレーヌダウン」春夏面にはテイジンのマイティトップⅡを使用したまさに全部入りです。
まるで、雲の上の寝心地