眠っている時によく枕がズレる人は「枕が軽すぎるんじゃないか?」と考えてしまいませんか?
ここでは枕がズレることなく眠れるための対策をご紹介します。
枕がズレる原因
滑りやすい素材
枕がズレやすいかどうかは単純に枕の重量だけでは決まりません。
例えば大きな家具を移動させようと思ったとき、家具の脚と床の間に布や新聞紙を挟むとスムーズに移動できますよね。
要するに「摩擦力」も関係しているということ。
枕カバーやベッドシーツ・敷きパッドなどの素材も確認して見てください。
滑りやすい素材同士だと、重めの枕でも意外とズレやすいんです。
寝相が悪い
寝相が悪い人はどれだけ枕を固定しても自らコースアウトしてしまうでしょう。
ただ、下半身が激しく動くことはあっても頭が枕から落ちるほど・・・はあまり聞いたことがありません。
あまりに激しい寝相であれば一度病院で診てもらう事をおすすめします。
自分でわからない場合は家族や友人などに目撃してもらうのが1番よさそうですね。
(カメラで撮影するのもなんだか怖いですし・・・)
枕がズレることによる弊害
肩こりや首こり
枕は頭部から首・肩を適正に支えるためのものです。
眠っている間にズレるということは、身体と枕のちょうど良いバランスを保つ事ができません。
その状態は筋肉にとって非常にストレスとなるでしょう。
寝起きで肩のこりや首のだるさなどはありませんか?
枕がズレることでかえって疲れる睡眠を摂っている可能性があります。
寝起きのだるさ
適切な寝具で寝ることによって、睡眠中の身体への負担が最小限になります。
これにより翌日の活力が蓄えられるというイメージですが、枕が合っていないと身体への負担が増加。
誰でも疲れる寝姿勢で一晩を過ごしたら休まるものも休まりません。
「寝起きのだるさ」や「なかなか布団から出られない」という場合もしっかり眠れていない事が原因の1つ。
重い枕と軽い枕の素材
ウレタンフォームやそば殻は重め
冒頭で書いた「摩擦力」は置いておいて、単純に重めの枕を求めるならウレタンフォームやそば殻がおすすめ。
どちらも一般的に支持を得ている枕ですよね。
重量的にはだいたい2kg(2000g)あれば重い方だと言えます。
ウレタンフォームは柔らかめ、そば殻は硬めで両者異なる寝心地。
個人的にはウレタンフォームの枕が好きですね。
そば殻は自然素材で良いのですが、それが原因で虫が湧いたりダニの温床になりやすいなどデメリットもあります。
枕自体の寿命も他の素材に比べて短めなのも長期的に見ると要検討ですね。
ちなみにポリエステル綿やパイプなどの素材は軽めだと言えるでしょう。
枕がずれないようにする方法
すべり止めシートを敷く
1番お手軽なのは滑り止めシートを敷くという対策です。
よくテーブルクロスやキッチンマットの下に敷いてあるメッシュ状のシートを見たことはありませんか?
ホームセンターや100 ショップに置いてあるので、これを一枚布団と枕の間に挟んでみましょう。
これだけでも枕のズレにくさは格段にアップします。
「シーツや枕カバーを滑りにくいものにする」という対策もこれと同じ原理ですね。
あとがき
枕のズレが原因じゃない?
枕のズレ対策をしても「なんだか身体が休まっている感じがしない」
そう思うのであれば、そもそも枕が合っていない可能性もあります。
ヘタっていたり、高すぎたり低すぎたり・・・。
特に枕への興味が無い人は何年も同じ枕で寝続けているため、それが問題だと考える人は少ないもの。
しかし、枕を変えた途端にフッと身体が軽くなるような事もあるのです。
当サイトでは、枕の選び方とおすすめ枕を紹介した記事もありますので、是非参考にしてみて下さい。