西川の布団といえば品質に定評があると有名ですよね。
腰痛対策にマットレスを取り入れる際も西川ブランドを選びたい方は多いでしょう。
西川のマットレスを選ぶ際のポイントとおすすめをご紹介したいと思います。
西川のマットレスを選ぶ際のポイント
腰痛対策を意識したマットレスは出ていない
西川から腰痛対策と銘打った製品は現時点で出てはいません。
そのため「腰痛予防にならないの?」と思う方もいるかもしれませんが、腰に優しいマットレスであることは間違いありません。
腰への負担を気にする方は「体圧分散に優れるマットレス」を選ぶことが大切。
西川には主力となる高反発マットレスが存在するので、それが一番腰を気遣う上で良い選択でしょう。
西川マットレスは複数あるが昭和西川がおすすめ
西川には「東京西川(西川産業)」「西川リビング」「京都西川」「昭和西川」など複数の西川が存在します。
西川は日本では絶対的寝具メーカーのポジションを確立しており、その歴史は430年を超えるほど。
現在はそれぞれが別会社でありながら、昭和西川以外は西川グループとして存在しているようです。
【関連記事】西川でおすすめの枕まとめ!オーダーメイド?ムアツ?AiR?
マットレスを出しているのは「東京西川」と「西川リビング」「昭和西川」でそれぞれ下記のブランド展開をしています。
- 東京西川「AiR(エアー)」「整圧敷きふとん」
- 昭和西川「muatsu(ムアツ)」
- 西川リビング「24+(トゥエンティーフォープラス)」「RAKURA(ラクラ)」
どれも「点で支えるマットレス」であり、卵パックのようなプロファイル加工が製品の特徴です。
特徴が同じなら「これらはどう違うの?」と感じますよね。
東京西川マットレスの特徴
個人的な解釈で説明すると、東京西川のAiRはアスリート(スポーツ選手)を意識したような色合いやデザイン、内部構造にこだわりを感じられます。
整圧敷きふとんはスポーツ感が皆無ですが、価格がシングルサイズでも10万前後なので他と比較して高価なマットレスでもあります。
西川リビングマットレスの特徴
西川リビングのプロファイル加工マットレスは3つの中では一番シンプル。
一番お手頃ですが、東京西川や昭和西川と比較して価格差からくる品質的・工夫的な疑問が残る印象。
しかし、無名メーカーの格安プロファイルマットレスを選ぶなら検討したいポジションでしょうか。
特に「RAKURA 健康敷きふとん」はシングルサイズ2万 前後でデザイン的にも悪くありません。
24+(トゥエンティーフォープラス)は3層構造ながら、プロファイルは上部の1層だけで工夫があまり感じられない点が残念。
西川リビング自体は他メーカーとのコラボレーションでマットレスを企画・販売するなどもしているため、そちらに注力しているのかもしれません。
昭和西川マットレスの特徴
昭和西川のmuatsuは主婦層をターゲットにしたような製品展開となっています。
イメージキャラクターがお茶の間で人気のあるマツコ・デラックス氏であることからも伺えますね。
デザインは東京西川AiRのようにスポーツ感あふれるものではなく、ナチュラルで寝室にも馴染みやすい優しい配色。
「インテリアにも馴染むしっかりとした寝具を使いたい」という気持ちが芽生えた方にはおすすめです。
腰痛対策!腰に優しい昭和西川のマットレスおすすめ
ムアツふとん スリープスパ プラチナム スーパーハード セミダブル
「ムアツふとん スリープスパ」は3フォームでリッチかつ体圧分散の理想形を追求したハイパフォーマンスモデル。
1300もの点が身体をしっかり包み込み、かつハイバウンド性のある高反発ウレタンで朝まで理想的な姿勢をキープ。
価格はセミダブルで10万 程とかなり良い値段がしますが、西川クオリティを十二分に得られるモデルであることは間違いありません。
ムアツふとん 2フォーム三つ折りタイプ 110NT シングル
プロファイル加工を施したマットレスを二段重ねにすることで通気性の良さと体圧分散性を大幅に向上させたハイグレードモデル。
厚みは9cmにもなるため、床や畳に敷いても底づき感がなく底冷えしないのが特徴です。
硬さは90NT(ソフト)・100NT(普通)・110NT(ハード)と3種類のラインナップがあるので、腰に気遣いたい方は100NTか110NTが良いですね。
しかし、腰痛対策マットレスとして定番の「モットン」では(2019年8月より素材変更により)140N・170N・280Nの3種類と硬さのラインナップがあります。
モットンは使う人の体重から適切な硬さをおすすめしているため、体重と体圧分散の関係性は無視できません。
より満足のいくマットレス選びを行いたい方はモットンの説明を一読しておいて損はないでしょう。
【関連記事】腰痛対策マットレスモットンを1年間使ってみた口コミ評判
さいごに
腰痛対策に妥協は厳禁
腰のためにマットレス選びをしているとついつい「予算」が気になってしまうものです。
特にネットでは「格安なのに良さそうなマットレス」が数多くあり魅力的に見えてしまうでしょう。
しかし、ついつい「これでもいいかな、安いし」と選んでしまうと損してしまう可能性が高いです。
数年に渡って使うのですから予算よりも「腰のためになるか?」を一番に考えてあげて下さい。
そうして選んだ製品はきっと納得・満足できるはず。
下記の記事でもおすすめマットレスをご紹介しているので参考になれば幸いです。