枕選びに凝り始めると「これが良いけど、あっちも捨てがたい・・・悩む」なんてことはありませんか?
それぞれ枕に特徴があるとどれか1つに絞れない場合もあるでしょう。
そんな時に考えたい事をご紹介します。
枕を使い分けるって?
1人につき1つ限りなんてルールはない
枕といえばお気に入りの1つをずっと使うようなイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし、そもそも1人につき1つなんてルールはないですよね。
その日の気分や体調などに合わせて好みの枕を選ぶというスタイルがあってもおかしな事ではないのです。
僕もこのサイトをやる前までは1人1個が当たり前だった(そもそも枕に興味が無かった)のですが、
枕が増えるに従って「その時々で使い分けるのもアリだなぁ」と考えるようになりました。
例えば靴だって一足を履きつぶすより、ローテーションした方が長持ちすると言いますからね。
あと、夏は冬よりも寝苦しい日が続きますから、通気性の良い枕や冷却ジェルの入った枕が気持ち良いでしょう。
最適な睡眠のために気候に合わせて枕を変えても変な事ではありません。
枕にこだわりが強い人ほど使い分けるべき
よくなかなか好みの枕に出会えない人達を「枕難民」だったり「枕ジプシー(放浪者)」と呼んだりします。
個人的にはそういう方こそ、1つの枕にこだわらないスタイルを確立して欲しいと思いますね。
なぜなら、そういう人は枕選びに対する感度がかなり尖っているから。
「恋人への理想が高い人」は相手を見定めれば見定める程に理想が高く尖っていきますよね。
だからこそ「どこかで妥協をすべき」なんて言いますが、枕だったらいくつ所持したって世間的に何も言われません。
「完璧を探し続ける」よりも「日々数ある中から最良の選択をする」方が良くないでしょうか?
第一、人や枕もちょっとやそっとで全てを把握できるなんてあり得ないんです。
ある程度付き合ってみて良い所も悪い所もわかるもの。
表面的な情報は大切ですが、そこだけで判断するのはすごくもったいない事なんですね。
枕を使い分ける時の注意
通気性の良い場所に保管する
枕はそこそこかさばるので保管に悩む人もいるでしょう。
数が増えるとついクローゼットや押入れにしまってしまいそうですが、おすすめ出来ません。
そのような空間は湿気が強いためカビや雑菌の増殖する危険性があります。
出来れば直射日光が当たらず通気性の良い場所に保管できると良いですね。
ちょうどよい空間があれば突っ張り棒を2本並行に設置してその上に置くのが良いですね。
他には下記のような製品もあります。
特徴の違う種類を揃えてみる
枕を使い分けようと思っていくつか揃えてみたとき、どれも同じような枕は好ましくありません。
それでは枕を変えた事の違いがわかりにくく、枕ごとの良い面・悪い面が把握しにくいためですね。
例えば下記のようなポイント。
- 形状が同じ
- 素材が同じ
- サイズが同じ
ウレタン枕もメーカーによって手触りや寝心地がまるで違うため例外があるものの一般的な綿や羽根枕などは注意です。
また、枕を使い分けずに1個だけ選ぶ時に人はどうしても「以前使っていた枕に似ているもの」を探すでしょう。
以前の枕で満足してたならそれで良いのですが、肩や首に違和感を持っていたなら思い切って全く違うモノに変えてみた方が良いですね。
ヘタって寝心地が悪くなった枕はローテーションに加える必要はありません。
「また使うことになるかも」なんて思うとかえって悪影響が及ぶ可能性もあります。
もう十分に働いてくれたのですから、適切に処分しましょう。
さいごに
人の感覚は日々変わる
数年前に好きだったモノが今はそうでもないなど、人の感覚は日々変わりますよね。
枕も買ってすぐの時は「なんか違う」と思っても、数ヶ月後に再び使って「良かった」と思うことだってあります。
それなら「最初から数種類使い分けて行こう」と考えた方が思い悩まずに済むでしょう。
そう考えると、オーダーメイド枕も必ずしも良いとは言えないのです。