マットレスだけではなく、枕のラインナップも多いマニフレックス。
意外とどれも普通の形状で「どれを選べばいいかわからない!」という方へ各モデルの特徴をまとめました。
マニフレックスの枕 全6モデル
ピローグランデ
マニフレックスの全モデルで一番人気の枕、ピローグランデ。
芯材にエリオセルMF(マインドフォーム)を使用し、500個以上のホール加工を施して通気性を向上させています。
枕の高さは12cmと他モデルと比較して高めの設計ですが、柔らかさと反発力が同居する特殊ウレタン「エリオセルMF」の調整力で抜群の寝心地を実現。
エアトスカーナと並び、枕の横幅が70cmとかなりゆったりとした仕様となっています。
体格の良い人が寝返りしてもしっかり受け止めてくれるため、愛用するアスリートも多数。
大きめ枕でありながら、圧縮梱包パッケージで持ち運びやすい点も魅力的ですね。
参考 18 442
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エアトスカーナ
ピローグランデと同格に位置する枕がエアトスカーナ。
枕形状は凹凸のない極めてナチュラルなノンシェイプタイプとなっていますが、前後非対称構造により高さを調節することが可能。
(枕の前後を入れ替えることで10cmと9cmの2段階)
芯材にはエリオセルMFを用いていますが、通気性を良くするためのエアホール加工はされていません。
代わりに「エアアベニュー」という突起加工を施し、エリオセルの体積をなるべく減らさずに通気性を上げています。
ピローグランデよりも若干硬めの寝心地になったうえ、点で支える体圧分散性もプラスされていますね。
後頭部の当たる部分はメッシュ生地になっているのがラインナップの中で唯一の特徴。
参考 18 442
ピローサンパウロ
設計自体は「ピローグランデ」と同じであり、コンパクト版と位置づけられているサンパウロピロー。
芯材のエリオセルMFですが、サイズは幅50×奥行26×高さ5cmとギュッと小さくなり、エアホールの数も200個程度になりました。
ピローグランデが大きすぎるという方や、高品質な子供用枕として選ばれる傾向にあるようです。
別売りの「トラベルロール」を使えば丸めて持ち運ぶこともでき、旅行時のお供にも最適。
参考 13 500
フラットピッコロ
フラットピッコロはエリオセルMFにエアホール加工を施したノンシェイプ型の枕。
横幅60cm、縦幅34cm、高さ8cmと、ピローグランデほど枕の高さがなくエアホールのサイズや数も少なめに抑えられている所が特徴です。
横からみると結構薄さがあるというか、ボリューム感はだいぶ控えめ。
マニフレックスの枕シリーズの中では一番標準的なポジションに位置するモデルと言えますね。
枕カバーには吸水速乾性のあるクールマックス素材を使用しており、季節を問わずサラッとした寝心地。
価格もピローグランデほど高くないため隠れた主役的存在です。
参考 14 256
バイオシェイプピロー レギュラータイプ
マニフレックスが人間工学に基づいた枕を作ったらこうなった・・・というのがバイオシェイプピロー レギュラータイプ。
首へのストレスに対応するため、より首が安定しやすい凹みのある形状が特徴的ですね。
横幅52cm、縦幅32cm、厚み9.5cmと標準的なサイズであり、芯材はエアホール加工を施したエリオセルMF。
素材ならではの絶妙なフィット感が仰向け寝はもちろん、寝返りや横向き寝でも安定します。
デスクワークなどで首に負担が多い方は試してみたい枕ですね。
参考 14 256
バイオシェイプピロー レディースタイプ
人間工学から導き出したバイオシェイプピローをより女性に合わせた構造で開発したのがバイオシェイプピロー レディース。
横幅55cm、縦幅35cm、厚み7cmとサイズは一般的ながらもコロンとした丸い形状とカラーバリエーションが特徴。
こちらもエアホール加工を施したエリオセルMFを使用しているため、後頭部をやさしく包み支えます。
色合いも可愛いため、大人はもちろん子供用としても最適。
参考 14 256
マニフレックスの枕についての疑問
エリオセルMFってなに?
エリオセルMF(マインドフォーム)とは、マニフレックスが開発したウレタン素材「エリオセル」の別バージョン。
硬めな寝心地が特徴のエリオセルに比べ、エリオセルMFはしっとりとした柔らかさがあります。
柔らかさがありながらも体圧分散性能も兼ね備えており、マニフレックスの中では高級素材としてハイグレードなマットレスに使用されていますね。
枕では現状どのモデルにもエリオセルMFが使われています。
もちろん温度変化による硬化に強く、一般的な低反発素材とは比較になりません。
枕に保証はあるの?
マニフレックスの製品はいずれも長期保証が特徴です。
枕にもしっかりと3年間の製品保証があるため、使用しているうちに「見るからにヘタった」という場合は対応可能。
枕で3年間の保証がある製品は寝具メーカーでも少ないので良心的と言えますね。
枕は洗濯・水洗いできるの?
枕の芯材となっているエリオセルMFは水洗い不可能な素材です。
もし水に浸してしまった場合、素材の変化や劣化の可能性があるためおすすめしません。
そのような破損では保証対応も断られる可能性が高いですね。
枕はどれくらいの使える?
3年間の保証をつけているため、環境や使用者にもよりますが3年は持つと見込まれています。
素材自体も高品質なため通常使用では劣化しにくく、長く理想的な状態を保つことが可能。
高さ調節できないのが心配
調節パッドを抜き差しすることで高さが変わるような構造の枕がないため「買ったけど合わなかったらどうしよう」と思う方もいるはず。
どうしても気になる場合は実店舗で一度品物を見るのが一番安心かもしれません。
マニフレックスの枕においてはレビューや口コミ等の評価が高く(100%ではありませんが)多くの人に合いやすい設計であると考えられます。
「このモデル(形状)は合わない気がする」というモデルを避けていく消去法は心配を減らす手段の1つとして使えるでしょう。
店舗とネット、どちらで買うべき?
実店舗であってもネットであっても正規店で買った方がよいです。
マニフレックスの製品を取り扱うお店の中には非正規店もあり、保証面などで不安があるため。
また、実店舗であっても取り寄せとなる場合もあるのでネットショップを利用した方がレスポンスが良いことも。
当サイトからリンクしているマニフレックスショップは正規店ですのでご安心下さい。
マニフレックスの枕のおすすめはどれ?
無難なモデルはピローグランデ、フラットピッコロ
一通りモデルを見てみていかがでしたか?
「どれを選べばいいかわからない!」という場合、無難な所としてはピローグランデかフラットピッコロかと思います。
どちらも評価は高く、ニュートラル(中立・中間)な位置にある枕だと言えますね。
さらに予算的に問題がないなら、一番人気のピローグランデを使うことで「マニフレックスの良さ」を実感できるでしょう。
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価格もできるだけ安い方が良いなら、フラットピッコロが癖もなく素の良さがわかります。
もちろん個人的にビビッときた枕であれば、それがきっと一番しっくりくるはず。
枕選びの参考になれば幸いです。