枕が合わないと首が痛くなる人は少なくありません。
僕の首も枕の形状にはシビアなようで、合わない枕を使うと首が痛くて眠れないこともよくあります。
そこで「首が痛くならない枕」について考えてみました。
なぜ首が痛くなるのか
首が痛くなる3つの原因
現在「首が痛くなる」という人は主に3つの原因が考えられます。
- 枕が合っていない
- 首に負担がかかりすぎている(日常生活)
- それ以外の原因
2番は日常生活で首を曲げるような姿勢が多い人を指します。
「ストレートネック」という言葉が定着した位ですから、日頃から首や肩に負担強い生活をしている人は多いでしょう。
具体的には「悪い姿勢のデスクワーク」や「下を向いてスマホを使う習慣」が引き金となるようですね。
本来頭を支える首の骨はゆるやかなS字を描いていますが、姿勢の悪化で真っ直ぐになることからストレートネックと言うのです。
3番は首になんらかの問題が起こった場合。
枕でもなく日常生活でも思いあたる節が無い場合は早めに病院で受診してみて下さい。
枕が合っていないとは?
3つの原因の中でもこの記事では「枕が合ってない」ことによる首の痛みがメインです。
具体的に「枕が合っていない」とはどういう事を指すのでしょうか。
個人的な考えとしては下記です。
- 悪い寝姿勢になる高さの枕を使っている(高さ・素材)
- 首の骨のカーブに合わない枕を使っている(柔らかさ・形状・素材)
一例として、僕は普段使っている枕以外にも数種類の枕を持っています。
これらを使い分けた時に「自分にとって合わないと思う形状」がわかりました。
それは「よくあるウレタンフォーム枕(低反発枕・高反発枕)の形状」です。
ウレタンフォーム枕自体は大好きなのですが、この形状を使うと首が痛くなるんですよね。
枕自体が頚椎を押し上げ過ぎるのかもしれません。(下記画像A)
僕は後頭部と頚椎の面の差のほとんど無いBタイプの枕がしっくり来ますね。
そのためウレタン枕でも頭の乗る面が平らな製品を選ぶようにしています。
ただ、これはあくまで僕の場合の話。
記事を読んで下さっている方はまた違うかもしれないため、先程の形状が「枕として悪い形」という話ではありませんので誤解の無いように。
自分に合った枕を見つけるためには下記を意識しましょう。
- 高さ
- 素材(+硬さ)
- 形状(+大きさ)
多くの方は高さを適正にするだけでも楽になると思いますが、僕のように形状が影響する場合もあります。
高さや素材についてより知りたい方は下記記事も参考にしてみて下さい。
【関連記事】よく眠れる!おすすめ人気枕ランキング10選と快眠枕の選び方
首が痛くならない枕なんて無い?
万人に受ける枕はほとんどない
同じ人間であっても生活習慣や体格などはそれぞれなように、枕も「これなら誰でも間違いない!」という製品はありません。
ただ、個人的な感覚としては「枕を人間工学的に分析して開発した製品」はハズレが少ないと思います。
先程も書いた通り、枕には下記の要素がありますよね。
- 高さ
- 素材(+硬さ)
- 形状(+大きさ)
単純に「寝るための道具」として作られたものなのか「良質な睡眠を得るための道具」として作られたものなのか。
ハズレが少ないのは圧倒的に後者であり、価格もそれなりにします。
「首が痛くならない枕が欲しい」という人はそこを基準にして選んでみても良いでしょう。
今までと違う形状や性質の枕を使う
もう1つ、枕が原因による首痛である場合、今までと近しい枕は選ばない方が良いでしょう。
「その枕で満足していたけど寿命で交換する場合」は近しいモノから選ぶのが良いです。
しかし、今の枕で悪影響が及ぼされているならば似た枕は大きな解決にはなりません。
もちろん枕をガラッと変えたら悩みが解消されるか?というとまた別の話ですが、僕の例みたいに「自分にとってダメな枕」が明確になりますよね。
それはそれで自分の睡眠に大きな価値を与える事になり無駄になることは無いです。
首ケアにおすすめの枕
ASMOT スリープマージピロー
日本発の枕ブランド「ASMOT(アスモット)」とkURABOの共同開発によって誕生した「スリープマージピロー」
枕を2層に分けそれぞれ特性の違うウレタンフォームを使用し、特徴的な空洞カットティングで荷重分散性がアップしています。
高さを2段階で調節でき、頭の重さを適切に受け止め分散できる独自のカッティング・素材選びが秀逸ですね。
特に「ストレートネック」を意識した製品開発であることがわかります。
【レビュー記事】スリープマージピロー購入レビュー!美魔女美容枕を体感!
さいごに
耐久性に気をつけること
これはこのサイトで何度も言っている事ですが、耐久性の無い枕 やマットレスは避けるようにしましょう。
寝具は毎日使うのに「ヘタリ」に気づきにくいものです。
(毎日使うものでも、靴などであれば汚れたり底がすり減ったり穴が空いたりわかりやすいですよね)
ヘタった事を知らずに使い続けて身体への負担が増えたり、寝心地が悪く寝付きや寝起きに影響するのもよくあること。
寝具は「長く使える品質の良い製品」を選ぶ事がポイントです。
小さいストレスを無くすることで毎朝気持ちのいい目覚めになっていくでしょう。