コイル(金属バネ)を含んだベッドマットレスは重くて運ぶのが大変ですよね。
ちょっと模様替えをしようと思っても、ベッドマットレスの移動だけでクタクタになってしまいます。
この記事では「次買い換えるなら軽いベッドマットレスがいいな」という方に選び方のポイントとおすすめを解説!
軽いベッドマットレスの選び方と注意点
ノンコイルのベッドマットレスを選ぶ
ベッド用のコイルマットレスには大体このようなコイルが入っています。
見ての通り金属のバネがいくつも連結されており、スカスカのように見えて結構な重量になるもの。
そのため、ベッドマットレスを新しく選ぶ時は「ノンコイルのマットレスを選ぶ」ことが重要。
コイルマットレスで軽量のものとなると「コイルの数が減っている」とも考えられるため、寝心地がグニャグニャの製品に当たることも。
一般的な重さの目安としては下記でしょうか。
- コイルベッドマットレス・・・シングルサイズ/厚さ16cmの場合およそ18kg〜20kg
- ノンコイルベッドマットレス・・・シングルサイズ/厚さ16cmの場合およそ12kg〜20kg
製品によってはノンコイルでもコイルマットレスと同程度の重量となる場合もありますが、基本的に軽い製品が多いです。
ちなみにノンコイルとは言葉通りコイルの入っていないベッドマットレスを指しますが、主にウレタンフォームが詰め物となっています。
素材全体がバネのような役割を果たすためマットレスや枕などでは定番の素材ですよね。
しかし、ウレタンにも品質の差があるため、耐久性を考慮して信頼の置ける寝具メーカー製を選ぶのがおすすめです。
厚みの薄いマットレスを選ぶ
上記のようなベッドマットレスは厚みが大体10cmを超えています。
コイル・ノンコイル問わずよく見るのは「厚さ16cm」か「厚さ22/23cm」でしょうか。
選ぶなら「厚さ16cm」の方が体積が少なくなる分軽くなります。
寝心地に関しては16cmと22/23cmで大きく変わるものではありません。
ベッドフレームに置いた時、高さが若干変わるくらいでしょう。
おすすめの軽いノンコイルベッドマットレス3選
マニフレックス モデル246
イタリアの寝具メーカーであるマニフレックス。
独自開発のエリオセルという高反発ウレタンで世界的にも知名度の高い寝具メーカーです。
特徴は圧倒的な長期保証(ベッドマットレスなら12年)とプロアスリートも愛用する寝心地の良さ。
こちらはエントリーモデルの「モデル246」という製品ですが、厚さ16cmで重量が12kgと軽量に分類できるでしょう。
価格はシングルサイズでおよそ3万 代というのも魅力的。
自分もマニフレックスの三つ折りマットレスとベッドを愛用していますが、満足度が高いです。
ライズ K18 3Dブロックマットレス / ラテックス360マットレス
機能性寝具を着々と送り出している日本の新興寝具メーカー「ライズ」
そんなライズのノンコイルベッドマットレスが「K18 3Dブロックマットレス」と「ラテックス360マットレス」の2種類
どちらも見た目は似ていますが、中身がまるっきり異なります。
3Dブロックマットレス
4層構造のウレタンに加え、身体が当たる上層はブロック加工により点と面の両方で力強く支えます。
ウレタンフォームは本来水洗い不可な素材ですが、こちらは特殊ウレタンにより水洗いが可能。
1枚モノのマットレスに見えますが、中身は3分割されており持ち運びもラクラク。
気になる重量は・・・シングルサイズで約5.7kgと超軽量です。(ダブルサイズでも約8.3kg)
厚みが10cmなのでここまで軽くなるのも納得できますが、品質的には申し分なく長く愛用できるでしょう。
価格はそれなりですが、寝具メーカーのコイルマットレスと同じくらいの価格でそれ以上の快適性が得られますね。
- シングル 99 990
- セミダブル 149 990
- ダブル 199 990
【関連記事】ライズのK18 3Dブロックベッドマットレスがすごい!
ラテックス360マットレス
こちらは詰め物にウレタンではなく天然ラテックスを用いたマットレス。
天然ラテックスとは簡単に言えばゴムと同質の素材です。
ラテックスならではのしっとりとした反発力に加え、ゴムのように全方向からの動きにも柔軟に追従。
ウレタンでは味わえない寝心地があるうえ、下層にはポリエチレンアンダーマットを使用し通気性と寝姿勢保持力を向上。
アンダーマットは人工芝グラウンドの衝撃吸収材としても利用されているとのことで、耐久性も申し分ありません。
ラテックス素材は欠点として「重いこと」が挙げられるのですが、それでも重量はシングルサイズで約10.5kg。(ダブルサイズでも約14.7kg)
厚みは9.5cm、コイルマットレスと比較すれば軽い部類です。
- シングル 79 990
- セミダブル 99 990
- ダブル 129 990
3Dブロック/ラテックス360共に購入は下記のライズ公式ショップまで
腰痛対策マットレス モットン
最後はちょっと変わり種を・・・。
床に敷くマットレスとしても人気ですが、ベッドマットレスとしても使われている「モットン」です。
清々しいほどにシンプルな見た目ながらカバーはベロア調のホワイトで高級感があり、厚みは10cmあるのでベッドに敷いても映えますね。
同メーカーの枕も同じ素材のカバーを用いており、セットで統一感も出ます。
曲線があるぶん、枕の方が質感がわかりやすいはず・・・。
ちなみに自分はマットレスも枕も両方もってます。
中材はウレタンフォームですが、モットンジャパンが独自に研究した「日本人体型」に基づいている作られているせいか身体がとてもラクです。
体重に合わせて違う硬さをオススメしている点も好感が持てました。
重量はシングルサイズで約7.5kg、ダブルサイズでも約10.7kgですから一人でも持ち運びは問題なし。
1枚モノのマットレスながら付属のゴムバンドを使うと3つ折り状態にすることもできます。
折り目がないので少し面倒なんですけどね・・・。
- シングル 39 800
- セミダブル 49 800
- ダブル 59 800
【関連記事】腰痛対策マットレスモットンを1年間使ってみた口コミ評判
さいごに
見栄えが気にならなければ三つ折りタイプも悪くない
ベッドマットレスの折り目の無いスパッとした感じって、とても美しいですよね。
でも「軽さ」や「持ち運び」を気にするならいっそ三つ折りタイプのマットレスが最強だと考えています。
厚みも10cm前後の製品が増えているので、検討してみても良いかもしれません。
参考になれば幸いです。