自分の人生をより豊かにしたい!華やかにしたい!と考える人は多いものです。
今現在がまさにターニングポイントだと思っている方もいることでしょう。
そんな時に「自分への投資」や「いまお金をかけるべきはどこか?」について考えてしまいませんか?
実際に多くの人が考えている例を元に「失敗する人の共通点」を考えてみたいと思います。
失敗しやすい大人の自己投資とは
自分への投資を考える人への投資メニュー
- 【旅行】知らない土地に行ってカルチャーの違いを体感する。
- 【外食】普段食べないものや高価な食事をして引き出しを増やす。
- 【セミナー】現役で活躍している人の思考や行動を学ぶ。
- 【交流会】自身のコミュニティを広げ、遊びや仕事に活かす。
- 【読書】著名人の考え方や感性を自分の人生に生かす。
- 【語学】日本だけではなく、世界への可能性を開く。
- 【資格】今とは違う自分のために知らない事を学ぶ。
- 【美容】美を追求して他人からの印象や高感度アップに務める。
- 【健康】運動や食事・睡眠の根本改善を目指しリズムを確立する。
多くの方は上記の中から何かしら「自分への投資」となりそうなモノを選ぶでしょう。
しかし、その多くが無駄な出費となり失敗に終わっていることもあります。
目的なき投資はもれなく失敗に終わる
いやいや、最初に「自分の人生をより豊かにしたい!華やかにしたい!」って目的があったじゃん!
そう思う方もいるかもしれません。
でも考えてみて下さい・・・自分の人生が豊かに、あるいは華やかになった状態を「具体的にいつどこで誰と何してるか」言えますか?
冒頭で書いたそれは目的と言うには抽象的すぎて、そのまま突撃すると多くの方が失敗に終わるでしょう。
【旅行】に行って土地やカルチャーの違いを体感する。
カルチャーの違いを知ることをダメだとは言いませんが、それは投資なのでしょうか?
「周りの人に世界何カ国行ったなどの自慢をしたい」なら止めませんが、それは投資ではありません。
最終的に自慢された人から妬みを買って損害となるかもしれませんね。
「考え方が変わるかもしれない」という声があるものの、そのために万単位の飛行機代や宿泊代、食事代・お土産代を投じるのですか?
むしろ「娯楽や趣味」の領域であり、投資として考えるのは都合が良すぎるかもしれません。
(旅行自体を否定してはいません、旅行を投資と捉えることを否定しています)
【外食】普段食べないものや高価な食事をして引き出しを増やす。
これも旅行と同様に「娯楽や趣味」の領域ですよね。
周りの人間が普段食べないようなモノを食べてウンチクを身に着けてもそれは自己満足に過ぎません。
逆に「とんかつなら◯◯の◯◯が1番だね」なんて言う人をどう思いますか?
まるで「それ以外のとんかつはとんかつに非ず」とも言っているような印象を受ける人も多いでしょう。
【セミナー】現役で活躍している人の思考や行動を学ぶ。
例えば今取り組んでいる仕事や、これからやろうとしている仕事に関するものであれば良いかもしれません。
しかし、闇雲にいろいろなセミナーに行くのは投資とは言い難いですよね。
セミナーには無料セミナーと有料セミナーがありますが、なぜ無料でセミナーをやっているか考えたことはありますか?
「無料でやればお客さんがくる⇒信頼関係を作る⇒高額なコンサルティングや商品を販売する」なんてルートを考えているからですね。
もちろん全てではありませんが「セミナー自体で稼ぐ気はないけどボランティアでもない」ことの意味を考えるべきです。
じゃあ有料ならいいの?と・・・それは自分との関係性によって決まるでしょう。
【交流会】自身のコミュニティを広げ、遊びや仕事に活かす。
交流会と言うのは異業種交流会も含みます。
「こういう所に仕事や本当の人脈ははない」と言われて久しいですが、それでも参加する人が絶えませんね。
交流会の主催は「参加者がお互い良い思いできるように」とか考えてません。
参加料を貰えたり、主催者側の持つ目的が達成されれば別に参加者などどうなろうと構わないというのが前提のスタンスです。
(もちろん評判が悪くなって人が来ないのは困るので表面上の対応は良いでしょうけど)
そして、行くべきではない理由としてよく挙げられているのは「お金目当てな人しか来ないよ」という点。
- (投資?として)他業種の人と繋がりたい
- 仕事が欲しいからとにかく名刺交換!
- ◯◯の勧誘をするよ!
マルチ商法・ネットワークビジネス・宗教の勧誘や、売上がふるわず仕事を求めている人などで溢れかえっているのですね。
で、「投資」として純粋に他業種との関係性を築こうとしている方はもれなくターゲットにされます。
そりゃ優しいですよ、優しくしたら自分のサービス買ってくれるかもしれませんし。
逆に「仕事が欲しいから投資として交流会に行く」という人はもうお気づきですよね。
【読書】著名人の考え方や感性を自分の人生に生かす。
読書は「投資」として良い選択だと思います。
しかし、セミナー同様に手当たり次第良さげな本を読んでも「時間を浪費するだけ」です。
目的が明確な上で、1冊読んだら感銘を受けた点や参考になった事を実践してみる事が大切。
「読んだら終わり」では身にならず忘れてしまうだけ。
でも「その本を読んだ」という達成感だけが残るのでタチが悪いのです。
(小説やエッセイなど純粋に娯楽として読むなら話は罰です)
【語学】日本だけではなく、世界への可能性を開く。
なんとなく英会話教室や英語教材を試してみたけど・・・という方、どうでしょう?
確かに母国語以外の言語を話せるとカッコイイですし、可能性が開ける気がしますよね。
でも、逆に考えてみて下さい。
世界で活躍している人達は最初から流暢に英語が話せていたとは限りません。
なんなら通訳さんがいてくれれば問題ない訳ですし。
つまり「何をやりたいか?」がないままただ言葉だけ学ぼうとしても頭に入らないでしょう。
【資格】今とは違う自分のために知らない事を学ぶ。
これも語学と同様に「それをやりたいかどうか」が大切です。
美容師など資格がないと関われないモノを除けば、ほぼ資格なしでもできるでしょう。
つまり自称の世界でしかなく、本当にやりたい人は「資格を取ってからやろう」なんて考えないかもしれません。
仕事として名乗るために資格が必要なこともあります。
ただ、失敗する人は「資格を取れば仕事が無条件で降ってくる」かのような幻想を抱いていることも事実。
また、純粋に資格を集める「資格マニア」の人もいますが、あれは投資ではありません。
【美容】美を追求して他人からの印象や高感度アップに務める。
見た目で人からの印象に違いが出て、得をしたり損をしたりというのはありますよね。
だからこそ「ファッションやメイクにはお金をかける」という方も多いことでしょう。
しかし、過剰にブランドや高級さを意識するのは投資ではなく浪費。
維持すべきラインは「綺麗やカッコイイ」という所である必要はありません。
「不快じゃない」ただそれだけで十分。
高価な服やメイク道具を揃えても、つぎ込んだ額以上のリターンは見込めないでしょう。
【健康】運動や食事・睡眠の根本改善を目指しリズムを確立する。
最後に運動や食事、睡眠に投資するというもの。
これは他の投資と違い「健康でいたい」という明確な理由が存在しますよね。
健康とは「身体に不調がなく元気に生きられること」だと回答できます。
全ての行動に対する根本的な部分なので、ここへは逆にお金をかけても良いでしょう。
しかし、健康を維持するための運動や食事は1度キリではありません。
睡眠のように毎日毎日継続していく必要があるのです。
だからこそ「ジョギングするために良い靴を買った、でも続かなかった」では投資になりません。
お金をかけても失敗しにくい自己投資の共通点
健康を目的にできて、当たり前のように毎日使うもの・行うこと
自分への投資で失敗する人の共通点として「(自分が)続けらない理由を含んでいる事柄を選んでいる」ところにあります。
人は続けていれば大なり小なり何らかの結果が見えるもの。
でも、結果が見えない途中でやめてしまったら投資になりません。
だからこそ「続けられない理由のない物や事に投資する」のが1番失敗しにくいのです。
例えば寝具なんてまさに投資としてはベスト。
枕もマットレスも、品質の良い製品は「睡眠に与える影響」「身体への負担」が違うでしょう。
これらに違いが出ると、寝起きや日中の調子に関わってきます。
でも、それを行っている人自身が新しく始めたことって・・・いつも使っている寝具を変えただけですよね。
つまり努力や苦労をすることなく、自分を良い方向へ持っていくことができるということ。
僕はそれに気がついた時、真っ先に睡眠環境を整えるためにお金を使いました。
あとがき
寝具だけではないかも
僕は自分の生活を考えた時に寝具以外には椅子もありました。
デスクワークが多いので、腰に負担の少ないオフィスメーカーの高機能チェアに変えた事は大きな投資となりましたね。
このように、人によっては寝具以外にも色々考えられるでしょう。
しかし、老若男女関係なく誰にでも当てはまるのが寝具。
自分への投資を考えている方の参考になれば幸いです。