毎日身体がだるくて重いなぁと感じる時「何を食べたら疲れが楽になるのか」が気になりますよね。
自分も日常的に摂取し続けることで疲れに対してメリットがあるなら試してみたいと思います。
このページでは科学的にも疲労回復効果が実証されてており、テレビ番組の口コミで評判の成分「イミダペプチド」について解説。
イミダペプチドは疲労感を軽減する?
長時間動き続ける鳥類や魚類のチカラの源
「イミダペプチド」はイミダゾールジペプチドともいい、ヒスチジンとアラニンが結合した疲労回復効果のある成分。
そんなイミダペプチドは数千キロの長距離飛行続ける渡り鳥や、最高時速100キロで泳ぐマグロ・カツオの筋肉に多く含まれている成分だと言えば、そのすごさがイメージできますよね。
イミダペプチドが疲労回復に効果があることは、医学的にも臨床試験により実証済み。
大阪市立大学の研究チームの研究により、その成分には抗疲労効果があることが判明している。実験内容は、イミダペプチド成分を4週間毎日投与後、4時間の自転車こぎ運動を行い、日常生活で起こる肉体疲労の負荷をかけた。イミダペプチド成分の入らない同じ食事を与えた群との比較で、実験終了直後の疲労感で、イミダペプチド成分を摂取しなかった群では、した群の約1.5倍、実験終了4時間後には約2倍の差が出た。これにより、疲労予防のみならず、疲労回復力を高める効果があることが確認された[3]。
疲労を感じている人がイミダペプチドを摂取し続けた結果、2週間後には疲労の軽減が感じられたそうです。
また、身体だけかと思いきや脳にも働きかけ、自律神経にも抗疲労効果を発揮。
睡眠では脳と身体の両方を休息させてますから、イミダペプチドを摂取することの意味は十分にありそうです。
どんな食品にたくさん含まれているのか?
イミダペプチドの存在を知ったからには摂取するほかありません。
しかし、どうせなら効率的に摂取したいですよね。
1日あたり100gを1週間摂取すると疲労回復効果が期待できるとの事。
イミダペプチドを多く含む食品
- 手羽の付け根
- 鳥類の胸肉
- 回遊魚の尾びれ
回遊魚とはイワシ・サバ・サンマ・マグロなどです。
毎日手羽を食べたり、毎日マグロを食べる生活は大半の人には難しいと言えるでしょう。
イミダペプチドを効率的に摂取する方法
国内外を問わずサプリメントは多く存在
イミダペプチドはその有用性からサプリメントやドリンクとして商品化されています。
日本国内だけではなく海外でも同様であり、海外ではイミダペプチドではなく「L-カルノシン」という名称で呼ばれているようですね。
カルノシン (carnosine) はβ-アラニンとヒスチジンからなるジペプチドである。構成するヒスチジンの立体異性により、L-カルノシンとD-カルノシンが存在するが、天然のものはすべてL-カルノシンである。L-カルノシンのIUPAC組織名は N-β-アラニル-L-ヒスチジン N-β-alanyl-L-histidine である。
イミダペプチドには4つの例があり、そのうち1つがカルノシン。
残りの3つもWikipediaに書いてありますが素人にはよくわからない領域です。
海外サプリは国内サプリよりもお手頃価格であり、当サイトでも海外睡眠サプリを片っ端から試したことがありました。
結論としては「異国の製品は気分的にも身体的にも合わなかった」のですが、選択肢として知っておいて損はありません。
日本予防医学のイミダペプチドドリンクをお試し
僕は今までに睡眠系のサプリやドリンクを結構試してきたのですが、1つわかったことがありました。
それは「錠剤やカプセルは食品としての楽しみが何もない」という点。
薬と同じで水で飲み込むだけですから、そこに食品としての美味しさを感じられない訳です。
サプリに求めているものは美味しさではないものの、続ける上で美味しいと思えることって大切だなぁと思うのですね。
そこで試してみたのが日本予防医薬株式会社の「イミダペプチド」です。
こちらは大阪市立大学を始めとした5大学と大阪市、さらには大手食品・医薬品メーカーが関わった産官学連携の研究プロジェクトによる製品。
ヒト臨床試験により機能性や安全性を科学的に実証しているため、サプリによくある「あくまでサポート」みたいなフワフワ感はありません。
さらにノンカフェインなので睡眠を重要視する自分にとっても飲むタイミングに気を遣わなくていいのが嬉しい。
一箱10本入りなのですが、これが通常だと3 000 ちょっとします。(1本300 !)
ですが初回お試しだと980 で注文できたので、1本あたり98 とドラッグストアの激安栄養ドリンクとさほど変わらない値段。
ちなみに定期コースに加入などの条件はなかったので、980 で10本貰って放置しておいても損はありません。
今後も続けたいなら・・・そういえばお得な特典チラシも入ってました。
味はなんというか「梅よろし(ダイドードリンコのジュース)」みたいな感じですね。
はちみつとリンゴ果汁が入っているとありましたが、クエン酸のような酸味も感じました。
美味しいのですが、ぬるいと微妙なのでキンキンに冷やすのがオススメ。
イミダペプチドドリンクのQ&A
27才女性
デスクワークを続けているせいか最近とくに疲れを感じます。コンビニなどに売っていれば手軽に買えるのですが、販売してますか?
日本予防医薬株式会社のイミダペプチドドリンクに関して言えばコンビニにもドラッグストアにも置いていません。(僕自身よくチェックしてますが見たことがないです)
コンビニなどはやはり売れ筋の栄養ドリンクが鎮座していますから、現在はネットでの流通にとどめているのかもしれません。
56才男性
イミダペプチドに副作用はありますか?
イミダペプチドはお子さんでも問題なく飲める飲料なので、これといった副作用や注意点は掲載されていませんでした。
ただし、はちみつを含むため乳幼児には控えるべきですね。
41才男性
どれくらい飲み続ければ実感できるのでしょうか?即効性はあるのでしょうか。
どんな食品にも個人差があるうえ、継続することで少しずつ変化を感じられるものです。
イミダペプチドに限らず、短期で実感を得ようと思わずに長期的目線で「続けること」を意識されるのが良いでしょう。
疲労回復サポートで積極摂取したい4つの成分
① お酢・レモン・梅干しの「クエン酸」
お酢やレモンを想像しただけで唾液がでてきますよね。要するに酸っぱいもの(柑橘類・梅干し)などに含まれる「クエン酸」が疲労回復に効果的なんです。
運動した際に筋肉で生み出される疲労物質「乳酸」の素早い分解を強力にサポート。
この乳酸が体内に増える事で筋肉が疲労を感じてしまうため、スポーツ飲料などもよくクエン酸入りをアピールしてますよね。
そんなクエン酸は加熱しても壊れない成分でありフルーツであればジャムにするのも良いですし、お酢を煮物などに入れて摂取することでも力を発揮します。
比較的柔軟で摂取しやすい成分といえるため、お好みの調理・味で無理なく疲労回復効果を目指せるのがポイント。
摂取量は1日2g〜5gを目安に。一気に摂取しても体外に排出されてしまうため、こまめに分けて摂取する方が良いです。
また、クエン酸はビタミンB群と相性が良くエネルギー効率を最適化してくれるため、一緒に摂取するのがオススメ。ビタミンB群の含まれる食べ物は次でご紹介。
② 豚肉に多く含まれる「ビタミンB1」
豚肉はビタミンB1が豊富に含まれています。
その量なんと牛肉の10倍!たった100gのヒレ肉で1日の摂取量をまかなえてしまいます。
なぜビタミンB1が疲労回復に良いのかというと、ご飯やパンといった炭水化物との連携に重要なため。
炭水化物はブドウ糖となりエネルギーに変換されますが、その過程でビタミンB1を必要とします。
ビタミンB1が不足してエネルギーに変換出来なかったブドウ糖はどうなるかというと・・・何故か乳酸になります。
乳酸はクエン酸の説明でもあった通り疲労物質。
「ビタミンB1」でブドウ糖を効率よくエネルギーに変換し、活動で発生した乳酸は「クエン酸」で随時分解していくのですね。
よくよく考えるとトンカツの盛り合わせにサラダとレモンが付いているのはそういう意図があるため。
摂取量は男性であれば1.4mg、女性であれば1.1mgが適正と言われています。
ビタミンB1は吸収されにくい!?
そんなビタミンB1は水溶性で熱に弱く、調理過程で大部分が失われる可能性のある難しい成分です。
また「体内に吸収されにくい&貯蔵できない」というダブルデメリットで過剰分は排出される運命に・・・。
常に必要量を摂取しないとブドウ糖を効率よくエネルギーにできません。しかし、そのデメリットを打ち破るサポート食品があります。
③ ニンニクで「アリイン」をゲット
ニンニクには「アリイン」というイオウ化合物が含まれており、ニンニクを切ったり潰したりするとアリインは「アリシン」という成分に変化。
このアリシンはビタミンB1と結合する特徴があり、その結果「アリチアミン」というビタミンB1の特性を持つ成分に進化。
ちょっと色々な名前が出てきましたが「アリイン」(そのまま)⇒「アリシン」(切る・潰す)⇒「アリチアミン」(ビタミンB1と結合)という流れです。
このアリチアミンは熱に強く、脂溶性のため水に溶け出す事がなく、血液中に貯蔵が可能。
ビタミンB1のデメリット見事にサポートしてくれるので、ビタミンB1の供給が安定化し疲労回復に繋がります。
他にも抗酸化作用や抗菌・殺菌作用があり、血液をさらさらにして身体の調子を整えます。
ニンニクが昔から疲労回復・滋養強壮に用いられてきた理由が納得できますよね。
④ タコ・ホタテ・牡蠣で「タウリン」をゲット
タコやホタテ・牡蠣などの魚介類にはアミノ酸の一種タウリンが多く含有されています。
タウリンと言えば有名な栄養ドリンクでも「タウリン1000mg配合」とアピールしていますよね。
疲労回復に効果のある成分としてよく用いられています。
しかし「身体疲労に即効性はない(効かないということではない)」ということ。
タウリンが得意としているのは以下です。
脳疲労 | 学習力や記憶力・認知力をサポートし脳疲労を回復 |
精神疲労 | ストレスや不安を和らげ精神的疲労の回復 |
肝機能の修復 | 肝機能の強化と肝細胞の再生を促進 |
睡眠の促進 | 脳をリラックスさせ深い眠りをサポート |
タウリンの摂取量は1日あたり500mgと言われており、過剰摂取した場合でも特に副作用なく排出されます。
お酒をたくさん飲む方は肝臓にダメージが蓄積しないよう、積極的にタウリンを摂取しましょう。
さいごに
これでしっかり眠れば理想的なサイクルに近づく!?
イミダペプチドを摂取するために鶏肉やマグロを食べまくるのは難しいですよね。
でも、ドリンクなどを取り入れながら、その他のサポート食品をまんべんなく取り入れることは不可能ではありません。
あとはグッスリ眠ってリズムを整えましょう。
参考になれば幸いです!