近年徐々に注目を浴びている光目覚まし時計。
探してみると様々な機種がありますが、どれがおすすめなのか比較してみました。
光目覚まし時計とは
光の力で自然に起こしてくれる目覚まし時計
従来の目覚まし時計といえば音で起こすのが一般的ですよね。
誰もが「うるさい!」とイラつきながらアラームを止めた経験があるのではないでしょうか。
決めた時間に起きるために音は有効な手段ですが、それは「ただ起きること」を考えた場合のみ。
「気持ちよく起きる」という目的にはまるで向いていないのです。
しかし、光目覚まし時計は太陽光のような強い光を浴びせることで体内時計に働きかけるような起こし方をします。
「朝日で自然で起きる」ってイメージしただけでも気持ち良よさを感じませんか?
もともと人間は日が沈んだ夜になると眠くなり、日が出てくると活動的になるように出来ています。
具体的には朝に2 500ルクス以上の明るい光を浴びるとセロトニンという目覚めを促す脳内物質が分泌されるのですね。
その仕組みを用いているため、音で強制的に起こされるのと違い気持ちよく目覚められるのがメリット。
体内時計のリセットに最適
昔に比べれば仕事などで夜遅くまで働く人も増えたでしょう。
技術の進歩で朝晩問わず情報が飛び交い、それをパソコンやスマホで見ている人も多いはずです。
このような生活を続けていると体内時計が狂い下記のような症状を訴える人もいるでしょう。
- なかなか寝付けない
- 眠りが浅く起きてしまう
- 朝スッキリしない
そういう場合、生活習慣を改善するのも大事です。
しかし、まずは朝日のような強烈な光を浴びることで良いスタートを切れるでしょう。
日本は狭い土地に建物が密集していることもあり、日当たりの悪い物件が数多くあります。
このような場所では寝起き一番に朝日を浴びられませんから、身体が日光不足となり様々な不調の元に。
僕は以前、日当たりの悪い1階の賃貸物件に住んでいたことがありました。
日が十分に当たらないせいで朝も夜もシーリングライトをつけっぱなし。
そういう所にずっといると考え方もだんだん暗く後ろ向きになっていくのを実感しました。
自分で出来る対策と言えば3つしかありませんでした。
- 日当たりの良い部屋に引っ越す(引越し代で何十万もかかります)
- 朝起きてすぐ外にでて散歩する(台風の時や雪が積もる地方では厳しいです)
- 光目覚まし時計を使う
僕は光目覚まし時計を選びましたが、手っ取り早く体内時計をリセットさせるのにも最適でしたね。
光目覚まし時計を選ぶ時の注意点
照度は2 500ルクスを基準にすること
当たり前ですが、常識的な距離で2 500ルクス出せない光目覚まし時計は選ぶ意味がありません。
引用:
実はコンビニやオフィスなど比較的明るいと思える場所でも1000ルクス〜1500ルクス程度しかないのです。
家庭照明に至っては1000ルクス以下が多い傾向にあるとのことですから、光目覚まし時計の光量が頼みの綱。
光目覚まし時計の中には「ムードライト(寝室の雰囲気を演出する目的)」として販売している製品もあるため、間違って選ばないように注意が必要です。
保証のあるそれなりの製品を選ぶ
光目覚まし時計は数千 のものから3万 近いものまであります。
しかし、あまりにも安い製品だと品質のバラつきが多かったり保証がないなどは当たり前。
目覚まし時計としての機能をちゃんと果たしてくれないと、日常生活にも影響が出てきますよね。
光目覚まし時計の機種まとめ
Vansky Wake Up Light(ヴァンスキー ウェイクアップライト)
価格の安さで言えば右に出るものがない光目覚まし時計です。
Amazonによくある「メーカー名は違うけど同じ商品」というパターンで作られている製品ですね。
Vanskyというメーカーは聞いた事がありませんし、調べてもAmazonページか中国サイトがヒットします。
特にデジタル製品などでこの手法が多く、企画製造ともに中国となっておりAmazonにて絨毯爆撃的に販売されているようですね。
HotTimeというメーカーでも同じ製品がありました。
価格は安くて試しやすいですが、サポート面で信頼性が薄いのと光量が少ないというレビューも見受けられます。
4 000 程
Philips Wake-Up Light(フィリップス ウェイクアップライト)
フィリップスといえばメンズシェーバーなどで有名な家電メーカーです。
ツルンとしたボディがおしゃれな雰囲気を醸し出していますよね。
アマゾンのレビューによると下記のような問題点があるようです。
- 電源プラグの形状が日本と違う(変化が別途必要)
- 手が触れる程度でバランスを崩して転がってしまう
海外発の家電メーカーだけあってデザインは秀逸ですが実用性がいまひとつかもしれませんね。
15 600
Energy Light inti4(エナジーライト インティ フォー)
日本の睡眠・寝具会社であるムーンムーンのエナジーライト インティ。
他の光目覚まし時計とは違いスタイリッシュかつコンパクトな仕上がりです。
光量に関しても最大20 000ルクスというぶっちぎりの大光量。(1cmの場合)
25cm離れていても2 500ルクスであり、クリップを用いた設置を行えば疑似朝日を再現できます。
日本の会社ならではの製品1年保証と3ヶ月間全額返金保証がついているのも安心ですね。
他の製品よりも価格が高めですが、その分の性能と保証・サポートがしっかりしています。
僕は過去に販売していたインティの旧型を使っています。
音で無理やり起こす目覚まし時計よりも格段に目覚めがよくおすすめ。
27 700
おすすめの光目覚まし時計は?
製品としての完成度が高いinti4(インティフォー)
光量や耐久性はもちろんですが、意外と見落としがちなのが操作のしやすさ。
目覚まし時計は寝る前にセットして、起きる時に止めますよね。
その操作が行いにくい機種だと地味にストレスが溜まります。
光目覚まし時計は起床時以外にも光を浴びて体内時計を修正する用途で使えますから、わかりやすい操作ですぐに使えるエナジーライト インティがおすすめ。