みなさんはお気に入りのアイマスクを持っていますか?
旅行で飛行機などに乗るときにだけ使う人もいれば、普段から安眠目的で使っている人もいます。
アイマスクは100均でも買えるのでついつい軽視されがちですが、快適なアイマスクは気持ちよさが段違い。
この記事では間違いのないアイマスク選びのポイントを解説していきます。
ここをチェック!快適なアイマスク選びのポイント⑤選
① 100均アイマスクはお手軽でも快適性は低い
100 ショップ(通称100均)でもアイマスクが手に入ります。
自分は今までに2つの100均アイマスクを使ってきましたが「たかがアイマスク、されどアイマスク」を感じるのですね。
視界を塞ぐことは可能ですが、光をしっかり遮断できるか?というと、かなり作りの甘さが目立ちます。
耳栓とセットで100 という価格は称賛モノながら「付けて落ち着く安心感」はなく、ゴムバンド部分もキツめです。
頭が大きい人だと強く締め付けられる感覚もあるでしょう。
生地もヘリンボーンを使ってみたり、ちょっとオシャレなアイマスクもあります。
しかし「材料代が全て生地に振り切ってしまったんだな・・・」と思うほどゴムバンドがしょぼい。
画像は新品なのでしっかりしていますが、数回洗濯したらゴム部分がブヨブヨになりました。
繰り返すと100均アイマスクは価格だけは超優秀だと思います。
でも、アイマスクとしての快適性を追求した際「100均だけは買わない方がいい」という結論に至っています。
② バンドはマジックテープ式を選ぶこと
100均アイマスクの問題点を踏まえると「バンドはもっとしっかりしたものを選ぶべし」と言えます。
そこで自分は次に1000 程度の「立体型アイマスク」を購入しました。
今度はしっかりと太いバンドであるうえ、マジックテープで頭部の締め具合を調節できます。
このとき重要なのは「マジックテープの接着部分をよく見ること」です。
作りの悪いアイマスクだとマジックテープのザラザラ面で枕カバーや髪を傷つけてしまう可能性があるため。
上記画像のアイマスクは「PLEMO(プレモ)」というメーカーなのですが、マジックテープのザラザラ面がなめらかなんです。
特殊な加工でマジックテープのモコモコ面以外にはくっつかない工夫がなされているのがポイント。
良いアイマスクは「マジックテープで調節できるだけではなく、カバーや髪の毛に被害を及ぼさない」のです。
③ 立体型アイマスクは「接着剤剥がれ」に注意
立体型アイマスクは上記のように目の部分が凹んでいて、密着度が高くなっています。
ちなみにこの形の立体アイマスクは100均でも売られるようになっていました。
よくある真っ平らなアイマスクに比べると雲泥の差とも言える装着感が味わえる反面、極端に洗濯耐久性がありません。
このアイマスクは例えるなら「クッションケース」の手触りや素材感に似ています。
表面はなめらかで伸縮性のある生地、内側はウレタンのようなクッション性の高い素材なのですが、アイマスクの縁が縫われていないのですね。
言わば「切りっぱなし」みたいな状態であり、使用中にピロンと剥がれてくるものもあるのです。
100均にある立体アイマスクもこのように「切りっぱなし」な作りだったので、恐らく長期使用や洗濯で剥がれてくるでしょう。
④ 洗濯耐久性の無いアイマスクは選ぶべからず
「アイマスクって洗濯するもの?」と思うかたもいるかもしれません。
アイマスクは顔に密着しますから、皮脂や汗を少しずつ吸収しますし皮脂が付けば雑菌も増えます。
例えば、夜寝る前。
洗顔後のキレイな顔に皮脂で汚れまくった雑菌だらけのアイマスクを付けるのって嫌じゃないですか?
仮に使用頻度が高くなくとも皮脂付きのアイマスクを長期保管するのは気が引けるもの。
良いアイマスクを長く使おうと思うと洗濯耐久性が欠かせません。
なので、前述したような「洗濯で接着剤が剥がれる」なんていうのは論外な訳です。
他にも洗濯でボロボロになりやすい所として「バンド部分のゴムの劣化」もチェックしたいですね。
⑤ 耳栓・ポーチ付きに誘惑されてはいけない
アイマスクといえば耳栓も関連商品ですよね。
だからこそ多くのアイマスクでは「耳栓付き」という製品も多いものです。
加えてポーチも付いていれば携帯にも便利なので「お!これにしようかな!」と思うハズ。
しかし、これこそがトラップなのですね。
「耳栓なんてどれも一緒でしょ?」と思う方はこの動画を見て下さい。
MOLDEXと100均の耳栓比較動画 from ネミー渡辺 on Vimeo.
片方は先程登場した100均のアイマスクに付属してきた耳栓、もう片方はMOLDEX(モルデックス/モールデックス)というメーカーの耳栓です。
全然復元スピードが違うのですね。
100均の耳栓は復元スピードが早すぎてしっかりと耳に入りませんし、反発が強く長時間の装着で耳が痛くなります。
ところが、耳栓界の絶対王者であるMOLDEXはゆっくりかつ優しい反発力なので遮音性も高く装着感が優しい。
そのため、耳栓やポーチのセットを選ぶことは適切なアイマスクを選ぶ際に邪魔となります。
「快適なアイマスクのポイント」を抑えた上でポーチが付いている程度なら構いませんが、正直耳栓はオマケでもいりません。
ちなみにMOLDEX社製の耳栓は形状の違う数タイプが存在しますが、これら8種のお試しセットが500 以下で購入できます。(1個あたり約60 )
パッケージデザインや耳栓のデザインも様々でオシャレですよね。
どれも形状が違うので、自分に一番フィットする耳栓を探すにはMOLDEXが一番です。
【安眠快眠】おすすめのアイマスクメーカーランキング
PLEMO 立体型睡眠アイマスク
自分が愛用しているのは、先程も登場したPLEMO(プレモ)というメーカーの違うモデル。
手触りのよい生地で中には肉厚なウレタンが入っているボリューミーなアイマスクです。
マジックテープ部分の作りや、鼻の横部分を塞ぐクッションなど快適性を追求した作りになっているのが特徴。
かれこれ1年半くらい愛用(たぶん50回以上は洗濯しています)していますが、ゴムベルト部分に少し使用感を感じるものの装着感は衰えていません。
動画は紺色ですが、後から同モデルのグレーも買い足しローテーションで使っているので比較してみました。
価格はAmazonで1 500 位でしたが、今は入荷していないのが惜しい点です。
PROTAIR 立体型アイマスク
PROTAIR アイマスク 低反発のふわふわ肌触り 遮光で光をブロック 立体型 (グレー)
先程紹介したプレモのアイマスクに極めて似ているのがPROTAIRというメーカーのアイマスク。
Amazonにあるアイマスクは海外の無名メーカー品であることがほとんどなのですが「同じ製品だけどメーカー名だけが違うもの」がかなり存在しています。
恐らくこのアイマスクもそうなのかもしれません。(確証はありませんが)
価格は1 000 ちょっとなので、プレモに負けず劣らずリーズナブルです。
Tempur(テンピュール) スリープマスク
「もう少しちゃんとしたメーカーのアイマスクがいいな」という方もいるでしょう。
それなら低反発寝具で天下を取ったテンピュール様のアイマスクをご検討ください。
もう画像からして質感の高さが伝わってきますね。
価格が3 000 台なので、ジャブジャブ洗えるのかどうか気になる所ですが装着感は申し分ないでしょう。
さいごに
差額900 で圧倒的快適性が手に入る
アイマスクといえば100均を選ぶ人も多いと思うのです。自分もそうでしたし。
ですが、ちょっと良いアイマスクなんて1 000 ちょっとで手に入るんですよね。(テンピュールでも3 000 ですから)
差額900 くらいで圧倒的な快適性が手に入るのであれば、100均アイマスクを選ぶことが最適解だとは思えません。
お気に入りのアイマスクを手に入れる参考になれば幸いです。