ダブルサイズのベッドを使用している方であれば「ベッドの幅いっぱいに長い枕が欲しい」と思う事もあると思います。
実際に通販サイトなどを見るとダブルサイズベッド向けにロング枕が売られていますよね。
しかし「ロング枕はストレスが溜まる」という使用者の意見もありました。
ロング枕がダメな理由
洗濯機で洗えない
枕は清潔であることが重要です。
特に夫婦で同じベッドに寝る場合、年齢特有のニオイ(ミドル脂臭や加齢臭)が枕に染み込むことも。
枕カバーだけでは防ぎきれない汗やヨダレなども雑菌を繁殖させる原因となります。
睡眠は何よりリラックスすることが大切なため、嫌なニオイではリラックスできず睡眠の質にも影響するでしょう。
ロングサイズの枕では洗濯機に入らないモノも多く、衛生面でおすすめ出来ません。
位置が固定される
2人でダブルサイズのベッドに寝る場合、必ずしも2人が同じ寝相だとは限りません。
むしろ睡眠の途中からはそれぞれ好きな様に寝返りをうつでしょう。
そんな時に枕の位置が動かせない(相手の頭が乗っているため)のは問題。
無理やり動かすと相手の睡眠を妨げる事にもなり、まさに二人三脚の状態と言えます。
ここがストレスの主たる所であり、ロング枕のメリットであり最大のデメリット。
1本の長い枕は見栄えはいいかもしれませんが、それだけなのです。
品質が良くない
有名寝具メーカーでロングサイズの枕を扱っている所はほぼ皆無です。(ほぼを付けたのは今後出てくる可能性が0%ではないため)
これは僕の個人的な意見ですが、寝具メーカーであれば「ロングであるメリットがない」という事を理解しているからではないでしょうか。
同じベッドに2人が眠るとはいえ、睡眠によって最大限の休息を得たい事には変わりません。
「2人で寝るなら1本の長い枕の方がいい」なんて聞いたら「そんな、まさか」と言いたくなりませんか?
だからこそちゃんとした寝具メーカーは作らない。
となると、今流通している製品は人間工学による圧力分散などを考慮されているのかも不明です。
また、長い枕って正直無駄なコストがかかりますよね。
普通の枕3個分ぐらいを2人(あるいは1人)で使う訳ですから、値段はそう安くも無いと思います。
ですが僕が見た限り「なんでこんな安いの?」と言わざる得ない程の価格でした。
これをどう受け取るかは人それぞれですが、多くの人は「価格相応である」と想像に容易いでしょう。
腕の置き場が微妙
例えば横向きになったときや、うつぶせ気味に眠りたい時です。
腕の位置は顔の横に来る人が多いと思いますが、ロング枕だと置き場が定まりません。
寝袋などで自分の思うような寝姿勢になれなくて居心地の悪い思いをしたことがあるはずです。
ロング枕を使う場合、寝姿勢に制限がかかる事も考慮する必要がありますね。
ダブルサイズベッドの最適解
一緒に寝るならそれぞれ違う枕
男性と女性で体格や身長・体重も違いますし、枕の好みも違いますよね。
同じベッドだからって、同じ枕で統一するのは中身の無い行為です。
良好な関係性はそれぞれが自分に合った枕を使い、毎日ぐっすり眠れないと維持出来ません。
見栄えやイメージで無理やり睡眠を犠牲にするのはやめた方がよいでしょう。
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是非、快適な毎日のために参考にしてみて下さい。