アトピーで悩んでいる方は夜眠る時も辛いのではないでしょうか。
暖かくしようと布団をかぶると蒸してかゆみが出てくるという人もいるでしょう。
このようなアトピー肌に最適な寝具はあるのでしょうか。
アトピーとマットレス
アトピー専用マットレスは無いけれど
現状だとアトピーの人専用のマットレスや寝具はありません。
そのためアトピーに悩む多くの人は夜も塗り薬などで我慢しながら眠っているとのこと。
しかし、ここで諦めたくはないですよね。
「どのようなマットレスなら最適なのか?」を考えてみましょう。
布団をかぶると蒸してかゆくなるということは「通気性」が重要ですよね。
また、掻きむしっている時には剥がれた皮膚が布団に不着するかもしれません。
そこで気をつけたいのはダニやカビです。
これらは湿度と温度だけではなく、人間の身体から落ちる皮膚や髪の毛・皮脂なども養分とします。
定期的にクリーニングしなければハウスダストによる影響も強くなってしまいかねません。
洗える掛け布団は多いですが、敷布団あるいはマットレスを洗っている人は少ないのではないでしょうか?
そのため「洗える」というポイントもアトピー持ちの人には重要だと言えます。
おすすめの洗えるマットレス
RISE(ライズ)
元陸上競技選手でシドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子氏が携わっている寝具メーカーRISE(ライズ)
日々仕事や家事・育児・勉学などで懸命に生きる人を「ライフアスリート」とし、スポーツ選手並の睡眠クオリティの提供を掲げたブランドです。
ライズの主力であるスリープオアシスマットレスは高反発ファイバーを用いた新次元素材マットレス。
寝返りを打ちやすい確かな反発力に加えて、抜群の通気性と水洗い性能がポイントですね。
これにより身体から発散された蒸気がマットレスを通り抜けていくため蒸れにくく痒みの低減が期待出来るでしょう。
マットレスカバーに加えて、中材の高反発ファイバーもお風呂場で水洗いできるためいつも清潔。
カバーは綿100%のニット綿とミクロマイクロ綿のリバーシブル仕様なので春夏秋冬に合わせて使い分けが出来ますね。
かゆみを悪化させかねないハウスダストやカビの対策もしっかり行えます。
どの季節でも最適な睡眠環境にコントロールするライズの寝具はこちら
アトピーとの戦い方
医者の元できちんと薬を使い続ける
これは僕の意見ではなく、アトピーで悩んでいた家族の話です。
今は症状も良くなりほとんど悩みがないようですが、1番良かったのは医者の元できちんと薬を使い続けること。
アトピーは治りにくいだけに色々なアトピー対策に手を出したくなるかもしれません。
しかし、運動が1番のダイエットであるように地道な努力が確実とも言えます。
その上で痒くて眠れない日々を過ごしているなら、寝具を改善してみると良いでしょう。
綿100%が最もアトピーに優しい
アトピー肌には刺激の少ない繊維が大切。
天然繊維と化学繊維(化繊)なら天然繊維の方が肌に優しいと言われています。
しかし、単純のこのどちらかで決めれば良い訳ではありません。
天然繊維でも麻や毛などは刺激が強くおすすめできない素材。
1番良いのはやはり綿100%(コットン100%)ですね。
シルクもコットン同様に優しく手触りが良い素材ですが、寝具で取り入れるなら枕カバーが良いでしょう。
また、アトピー肌の人は眠る際に「締め付けの強い服」や「スリムな服」は控えてパジャマにした方が刺激を低減できるでしょう。
湿度と温度・空気を最適化
長く居続ける所では湿度と温度の最適化に加えて、空気をクリーンにする対策が良いですね。
場合によって加湿器・除湿機・空気清浄機を導入するのも手でしょう。
特に空気清浄機は空間に舞うハウスダストと減らす上で非常に有効。
難しい場合は定期的に窓を開け換気するか、ホコリが立たないように掃除を徹底しましょう。
掃除機よりは拭き掃除を念入りに行うのがおすすめです。
まとめ
気づかない所に目を向けてみる
アトピーという悩みに対して様々な対策を探すのは良い事です。
しかし、一度自分の身の回りを振り返って改善してくことも大切ではないでしょうか。
身近な所に意外な発見があるかもしれません。
- 着ている服
- 住んでいる部屋
- 使っている寝具
「痒くて眠れない・・・」という状況が無くなっていくよう、参考になれば幸いです。