香りのもたらす効果は大きく、良い香りに包まれていると気分が良くなりますよね。
しかし、アロマグッズは種類が多すぎて「何を選べばいいのかわからない」「香りの好みがわからない」なんて悩みも抱えやすいもの。
寝る前にリラックスした状態を作り出し、ぐっすりと安眠を得るために効果的な香りをご紹介します。
また、無印良品にある睡眠アロマ「おやすみ」や専用ディフューザーも実際に購入してレビューしているので、参考にしてみて下さい!
睡眠用アロマグッズの選び3つのポイント
① 「オシャレ」より「手軽さ」を重視
アロマを楽しむためのグッズは数多くありますが、中でも身近なものは下記の2つ。
一般的なアロマグッズ
- アロマオイル(ディフューザー or アロマポット)
- アロマキャンドル
どちらも100 ショップや雑貨屋さんなどで買える身近なアロマグッズです。
アロマオイルはコットンパフなどに染み込ませて自然蒸発させて楽しむことも可能ですが「超音波式のディフューザー」や「アロマポットの上で蒸発させる(ろうそくの火であぶる)」が一般的。
毎日使う場合「火の消し忘れ」を徹底したいため、アロマキャンドルやアロマポットはちょっと危険ですね。
ですが「たまにアロマをたしなむ」程度であればあえてこのようなオシャレで雰囲気のあるものを選ぶのは良いでしょう。
安眠のためにほぼ毎日香りを取り入れるとなれば「危険なもの、面倒くさいもの」はなるべく避けたほうが良いです。
また、オシャレだからという視点だけで取り入れると上記のようなモノを選び、継続しにくくなる可能性もあるので注意してください。
② 必要以上に香りを探求しない(入眠儀式)
これは個人的なルールですが、自分にはピッタリなのであながち間違いでもない気がしています。
例えば、アロマオイルやキャンドルって凝り始めると色々な香りを揃えたくなるもの。
自宅の飾り棚をアロマオイル専門店ばりにボトルで埋め尽くしている人も少なくありません。
しかし、安眠目的であれば「香り」を入眠儀式と位置づけて「この香りをかいだらもう眠る時間だ」と脳に教え込みたい訳です。
数あるボトルを見て「今日は君に決めた!」なんてやってたら香りの違いを比べることにばかり気が向いてしまうんですよね。
いくら自分好みの良い香りであっても毎日嗅いでいれば飽きというか”慣れ”がやってきます。
捉え方を変えれば「より落ち着く香りへの昇格」だとも思うのですが、刺激や新鮮味がなくなるので「違う香り」を求めたくなるでしょう。
だからといって、それを求め始めてしまうと「安眠の探求」ではなく「アロマの探求」に方向性がズレてしまっていると感じるのです。
アロマの睡眠への有用性は「精神安定」や「リラックス」です。
「嗅ぐと眠気が訪れる」みたいな事ではないので「自分はこの香りでは眠くならない」と勘違いするとアロマジャンキーになりかねません。
自分の好きな香りで落ち着けるのであれば、それが概ね正解なのです。
とはいえ「できるなら安眠で評価されている香りの中から選びたい」と思う人もいるかと思います。
そんな方は下記を参考にしてみて下さい。
③ 合成的香料ではなく天然香料を選ぶ
「自分の好きな香りなら合成や天然は関係ないのでは?」という気持ちを以前の自分は抱いていました。
ですが、天然香料とは「香りの深み」が全然違います。
それこそアロマに凝っている人みたいな言い様になってしまうのですが、例えるならコーヒー。
インスタントコーヒーは安くて便利で美味しいですよね。
でも、挽きたての豆でドリップしたコーヒーはインスタントにはない豊かな香りとコクがあります。
どっちも美味しいんですけど、贅沢な気持ちで「ほっ」とリラックスできるのは圧倒的に後者ですよね。
香料にもまた合成と天然で意識的・無意識的に感じる「安らぎ」がある訳です。
アロマを通じて毎日の睡眠を特別な時間にしたいからこそ、天然香料を選ぶということ。
みんなが気になる無印アロマ"おやすみ"を検証
ディフューザーを入れると価格は高くなる
無印良品で販売されている睡眠アロマこと「おやすみ」ですが、一部で話題になっているといいます。
そこで今回「無印アロマ体験セット」として「エッセンシャルブレンドオイルおやすみ 10ml」と「ポータブルアロマディフューザー」を購入してみました。
無印アロマ体験セット
- エッセンシャルブレンドオイルおやすみ 10ml
- ポータブルアロマディフューザー
この2つでしめて5 580 となります。
アロマディフューザーは他にも据え置き型があったのですが、コレを選んだのはお手軽そう&一番安かったから。
例えばみなさんが睡眠にアロマを取り入れようと思ったとき「合計いくらかかるのか?」が気になると思ったんですよね。
だから無印を選んだ場合の最低価格構成としてこの2セットという経緯です。
冒頭でも書いたようにパフなどに染み込ませて自然蒸発でもいいのですが、それだと香りの拡散はしにくいです。
香水も人肌で温められて、かつ動くことで発生する風で香りが広がりますからね。
4ヶ国のブレンドオイルは人を選ぶ香り?
肝心のエッセンシャルオイルですが、4ヶ国の精油がブレンドされています。
「おやすみ」のブレンド内容
- ベルガモット:イタリア
- スウィートオレンジ:ブラジル
- サイプレス:スペイン
- ホーウッド:中国
嗅いでみた個人的感想ですが「柑橘系だけど後に残るちょっとしつこい香り」と感じました。
鼻に入ってすぐは良いのですが、後にしつこく残るため柑橘系特有のフレッシュさやクリア感が心地よく感じられなかったですね。
ただ香りは人それぞれで感じ方が異なるので、気になる方は実物を嗅いで見るほかありません。
また、ポータブルディフューザーはバッテリー内蔵かつコンパクトで便利だと思いました。
しかし中にファンが入っているのか電源を入れるとかすかな風切り音がして枕元にはおけません。(音が気になります)
風も微弱で熱を使ってないため香りの広がりに時間がかかりました。
その他、ディフューザーの質感や使い方などは下記の開封動画を用意したので参考にしてみて下さい。
アロマ(香り)で安眠できる理由
人間の内側・外側に働きかけコントロールする
音楽と同じように、香りによって脳波をα波に切り替えたり、エンドルフィン・アドレナリンのコントロールで精神を癒やす効果があります。
心配事やストレスに悩む人を癒やす力があるといえますね。
また、飲食店街で美味しそうな香りに触れると「なんだろう?」と香りの発生源に引き寄せられたり、逆に悪臭に触れるとその場から離れたくなります。
人間であれば「良い香りを発している人」には好印象を抱きますよね?その逆も然り。
香りは目に見えないながらも「人の行動をコントロールする力」があり、これらは科学的にも証明済み。
もちろん、睡眠にも大きく影響するため良質な睡眠を得るためには心得ておきたい要素なのです。
安眠対策に最適なおすすめのアロマグッズ
SWITCH me ディープレストミスト
天然100%精油/ 30ml(約2~3ヶ月使用可能)/ 3 456
睡眠を意識したアロマグッズは無印だけではありません。
むしろ安眠に目を向けるならより評価の得ているディープレストミストを検討するのもアリです。
おすすめポイント
- スプレータイプだから面倒な準備が不要
- (ディフューザーの)故障の心配がない
- 天然香料をブレンドした贅沢な香り
- 導入コストが安い
スプレータイプなので、枕カバーなどに吹きかけてあげるだけでピンポイントに香りを得られます。
肌に触れても問題ない成分構成とのことですが、消毒用エタノールでかぶれてしまう方は枕元のハンカチなどに吹き付けるとよいでしょう。
前回販売分は完売、現在は予約受付のみであることからも人気が伺えます。
さいごに
アロマで安眠!毎晩を特別な時間に変えよう
安眠のためには食事や生活習慣を改善していくことも大切です。
ですが、アロマのような「毎日のひととき」を先に作ってみることは決して悪いことではありません。
記事をきっかけにみなさんの睡眠がより良くなっていけば嬉しいです。