エアファイバー素材を用いた敷き布団として人気なのがエアウィーブの「四季布団」
四季布団には3種類のラインナップがあるのをご存知でしょうか。
この記事では四季布団の種類と特徴を解説したいと思います。
エアウィーブの四季布団スペックまとめ
無印・和匠・二重奏の3種類
まず最初に、エアウィーブの敷き布団は下記のような種類と特徴があります。
名称 | 無印(普通の四季布団) | 四季布団・和匠 | 四季布団・和匠 二重奏 |
---|---|---|---|
カバーの色 | ベージュ | エンジ | 紺 |
水洗い | ◯ | ◯ | ◯ |
両面仕様 | ◯ | ◯ | ◯ |
1枚で使用 | ◯ | ◯ | ◯ |
腰サポート | なし | 有り | 有り |
DUALMODE | なし | なし | あり |
厚さ | 約8cm | 約8cm | 約9cm |
airfiberの厚さ | 約3.5cm厚 | 約5cm厚 | 約5cm厚 |
価格(シングル) | 89 640 | 129 600 | 216 000 |
価格(シングルロング) | 96 120 | 140 400 | 232 200 |
価格(セミダブル) | 108 000 | 155 520 | 259 200 |
価格(ダブル) | 125 280 | 181 440 | 302 400 |
保証 | 3年 | 3年 | 3年 |
見た目は同じですが、カバーの色で見分けがつけられるのですね。
この3種類を一言で説明すると・・・。
- 無印・・・1番スタンダードな四季布団
- 和匠(わしょう)・・・無印に腰サポートがついた
- 二重奏(にじゅうそう)・・・和匠にDUALMODEがついた
腰サポートとDUALMODEについて
和匠と和匠 二重奏に付いている「腰サポート」は部位によってマットの硬さが違うというものです。
- 頭部・・・やわらかめ
- 腰部・・・硬め
- 脚部・・・標準
こちらは高反発マットレスのスタンダードとなってきた仕様ですね。
エアウィーブのみならず、他メーカーでも「腰部かため」という設計が増えてきました。
和匠 二重奏についている「DUALMODE」は裏返すだけで、2つの快眠環境を体感できるDUAL(2種類)の構造のこと。
カバーから中材を取り外した上で、中材を裏返すことでハード面・ソフト面を調節できるのでしょうか。
(カバーごと裏表をひっくり返すとカバー表地<秋冬のキルト面><夏冬のメッシュ面>が切り替わってしまうため)
このあたりの説明が公式サイトでは不十分なのですが、恐らく間違いないでしょう。
四季布団選びのポイント
無印と和匠・和匠 二重奏に差はあるかどうか
要点としては【「腰サポート」あるいは「DUALMODE」を取り入れるか否か】となります。
この2つが不要であれば、1番安い無印(普通の四季布団)がお得ですよね。
個人的には「DUALMODEはともかく、腰サポートは欲しいかも」という印象でした。
エア系マットレスは「ウレタン素材などと比べてヘタリやすい構造」です。
特に腰部は圧を受けやすい所なので、強めに作ってあるタイプを選んだ方が長持ちするのではないか?ということ。
そう考えると和匠を選びたくなるのですが、無印と比較して約4万 も高いとなると少し躊躇しますね。
(ぶっちゃけ差額の4万 で高品質な体圧分散敷布団が買えるので・・・)
もし「四季布団の中から必ず選ぶ」という条件を付けるなら和匠が良いでしょう。
「和匠 二重奏」にある「DUALMODE」はそこまで魅力的な仕様とは感じませんでした。
対して魅力を感じない上に価格差が激しく、無印と二重奏では12万 近い価格差です・・・。
これはちょっと引きますね。
無印の四季布団を選んだら後悔するか?
エアファイバーの厚みが無印だけ3.5cmで、上位2モデルは5cmです。
そのうえ「腰サポート」がないので、エアファイバーのヘタリが気になる所ですかね。
でもエアウィーブ製品はいずれも3年保証があるため、極端にヘタったら対応してもらえるでしょう。
中材がエア系の敷き布団に対して思うこと
四季布団をはじめ、中材にこの手の素材を用いている敷き布団について思うことがあります。
それは「3つ折りマットレスみたいに中材は分割されているのか?」ということ。
三つ折りマットレスは、その構造上3分割されているため中材を取り出して運ぶ時もお手軽です。
そして、お風呂場に運んで洗うにはギリギリのサイズ感なんですよね。
でも四季布団みたいに折り目のない1枚モノの布団ってどうなんでしょうか?
シングルサイズならシングルサイズ大の中材が入っていたらとてもデカくて取り回しできません。
セミダブルやダブルなら壊滅的ですね。
いくら洗える素材でも洗おうと思えないでしょう。
まとめ
1枚で使う敷布団は他にもたくさんある
「どうしてもエアウィーブじゃなきゃ嫌だ!」というのであれば別ですが、エアウィーブしか知らずに悩んでいるのであれば少しもったいないですね。
1枚で使う「体圧分散敷き布団」は他の寝具メーカーからも高品質な製品が販売されているため、それらも検討してみる価値があります。
下記記事で体圧分散敷き布団をまとめているので、こちらも参考になれば幸いです。