「最近太ってきたから痩せないと」「足腰が弱くなってきたから鍛えないと」
これらは普段運動習慣がない人にとって「運動しないと!」と考えさせられる主な理由ではないでしょうか。
しかし、やる気が出たのはほんのわずか。
しばらくすると「面倒だなぁ」とか「自分は続けられない性格だし」と諦めてしまうこともしばしば。
この記事では「運動が続かない人はなぜ続かないのか?」を考えてみたいと思います。
運動が続かない人の”続かない理由”
運動がしたいのではなく、せざる得ないと考えている
運動が続かない人に「もし太ってなかったり、足腰が弱くなってなくても運動するのか?」と聞くとおおむね「しない」と答えるでしょう。
だからこそ運動習慣がない訳ですし、そもそも必要以上に身体を動かすことに「楽しさ」を感じてこなかったのかもしれません。
つまり「痩せてスリムになったり、足腰を鍛えられて健康的になるには運動習慣が必要」とわかってはいるものの「運動自体を楽しいと思ってないことが続かない原因」ですよね。
しかし、それでも「痩せたい!健康でいたい!」となると手段を変えるしかありません。
そこから「ダイエット食品」や「簡単健康法」みたいな若干「それ本当なの?」と言いたくなる手段に流れていってしまう人も多いものです。
一緒にやる仲間やコーチなどがおらず、自分に都合よくできる状況
運動が続かない人のみならず、何かの習慣が続かない人は基本的に「全ての選択権を自分が持っている状況」にあります。
つまり「いくらでも自分を甘やかせる」ということ。
雨が降っていたら「今日は雨だし休もうかな〜」とか、何かと理由をつけてやらない方向に持っていけるのですね。
特に仕事を退職して自宅にいる時間が長いご高齢の方は、運動をしようと一人で始めても続かないことが多いと言います。
ですが、もし一緒にやる仲間やコーチいれば、何かと「強制的にやらなければいけない環境」ができてきます。
スポーツジム(フィットネスクラブ)を例にすると・・・。
- 自分の好きな曜日・時間に行き好きなメニューを行う
- 毎週火曜日の17時に行ってインストラクターの指導を受ける
どちらが続くかといえばやっぱり後者なんですよね。
指導を受けるといっても予約が必要ですし、大半の人は気分はどうあれ「予約しちゃってるし行かないと」という気持ちになります。
仕事だって「行きたくないけど行かないと・・・」が何日・何ヶ月・何年と積み重なって、いつのまにかずっと続けてこれた人も多いでしょう。
ずっと続けているとある日突然「楽しいかも」と思える気づきを得たり、悔しいと思える壁にぶち当たったりするもの。
だからこそ誰かに強制されるのは決して悪いことばかりではなく、良いことだってあるのです。
運動が続かない人はどういう考え方をすべきか?
運動=スポーツと考えているなら、一旦切り離してみる
誰かに「何か運動してる?」と聞かれたら、大体「何かスポーツしてる?」と解釈しますよね。
(ウォーキングやジョギングなどもスポーツとして考えて下さい)
でも、運動って「身体を動かすこと」ですから、一定時間動き続けていればスポーツっぽいことにこだわる必要はないでしょう。
- 買い物で歩くのも運動
- 階段を登るのも運動
- 旅行で観光地を見て歩くのも運動
- デートでカフェ巡りも運動
- 近所を散歩も運動。
とにかく動いていれば運動ですから、スポーツっぽいことから離れて考えるのも手です。
結果的に運動にもなる、自分に合った目的を見つける
要するに「たくさん歩くことになってしまう楽しいと思えること」を見つければ運動習慣としてかなり美味しいでしょう。
- 町中や自然の写真を撮ってネットで販売
- カフェ巡りをして、それをまとめたフリーペーパーを制作
- 自然に落ちてる植物などでハンドメイド作品を作る
- 毎週ウィンドウショッピングに行って面白い商品をリサーチ
- 毎週美術館や展覧会・イベントに足を運ぶ
- 100 ショップに足繁く通い”便利なアイテム”をブログで発信
- ポスティングのアルバイトで小遣い稼ぎ
- 地元の案内人として観光客を案内
- ミステリーショッパー(覆面調査員)として飲食店を巡る
これらは一例なので「自分だったらこれがいいかも」というのを見つけるといいですね。
特に「動けば何らかのお金に繋がる」ような目的だと、会費を払ってフィットネスクラブで運動するより得られるモノが増えます。
やって楽しくて、運動にもなって、お金も稼げるとか一石三鳥ですよね。
運動が続かない人は「歩いてでも手に入れたい!」とか「歩いてでも見たい!」とか、運動の面倒臭さを超える目的が必要不可欠。
単に運動して「気持ちいい汗!」じゃ心が動かないことをしっかり理解した上で、目的を探しましょう。
さいごに
運動が続けられる人になったらより意識したいこと
自分にとって「これなら運動にもなるし楽しそう」という目的が見つかったら、ぜひ寝具にもこだわってみて下さい。
運動で疲れた身体を効率的にケアできるかどうかもやはり「自分に合った寝具」が必要。
その日の疲れを翌日に持ち越さなければ、次の日も体力と気力に溢れるため良い循環が始まるでしょう。
これをきっかけに良い変化が生まれれば幸いです。