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昭和西川

西川ムアツまくら「スリープスパ」口コミ購入レビュー

ここしばらく新しい寝具とはご無沙汰だったのですが、このたび昭和西川「ムアツまくら SleepSpa(スリープスパ)」を購入しました。

昭和西川の「点で支える」を体感してみたかったのと、スリープスパにやたらと惹かれてしまいまして・・・。

ということで開封からレビュー・総合評価までの口コミに入りたいと思います。

昭和西川の点で支える「ムアツまくら」について

プレミアムやベーシックよりも断然「スリープスパ」

今回は楽天の店舗で購入したのですが、メーカーからの取寄せとのことでダンボールもそのまま昭和西川でした。

ちなみに価格は12 980 。

「ムアツまくら」には数種類あり、スリープスパが付かないモデルは数千 安いです。

下記は「ムアツまくら プレミアム(MP10000)」で10 800 ほど。

ボテッと丸くてあまりスタイリッシュな感じがしないんですよね。

ムアツまくらプレミアムはスーパーの寝具売り場などにも置いてあることが多いので外観を観たこともありますが、メッシュ感も微妙でした・・・。

 

もう一つが「ムアツまくら ベーシック(MP5000)」

両面仕様で片面がムアツ(凸凹ウレタン)、もう片面がパイプ素材となっているのが特徴です。

価格は5 000 とかなりお手頃ですが、枕としての作りはだいぶ微妙というか・・・全然ソソられるものがありません。

 

もちろん枕は寝心地が大事なのは言うまでもないですが、高機能枕であればあるほど視覚的に訴えてくる印象も大切にしたいもの。

ということで一番カッコいい「スリープスパ」を選びました。

なんというか、シンプルながらも曲線が美しいフォルムだと思います。

全面メッシュではなく、前後の側面のみがメッシュ、頭の当たる部分はジャージ素材に近いですね。

 

ムアツ スリープスパは全6種類で高さと寝心地が違う

一応「muatsu SleepSpaスリープスパ」には高さと寝心地の違う6種類があります。

そしていずれにも1cm厚の高さ調節シートが2枚入っているので、およその高さをハイタイプかロータイプで決めた後も微調節が可能。

 高弾性高通気低反発
high(高め)①ハイタイプ 高弾性②ハイタイプ高通気③ハイタイプ 低反発
low(低め)④ロータイプ 高弾性⑤ロータイプ 高通気 ⑥ロータイプ 低反発

ちなみに自分は「①ハイタイプ 高弾性」を選びました。

「Middle-High」とあるので、調節シートをすべて抜くと普通(middle)、2枚加えると高め(High)になるという意味でしょう。

高さ調節シートは手触りのツルツルしたインナーカバーで包まれており、抜き差ししやすいのも良いですね。

中のウレタンは弾力があり、後ほどお見せする「枕の芯部分」と同じウレタンだと思われます。

調節シートを1枚ずつ抜き差しして寝比べた所、自分は調節シート無し(つまりmiddle)が良かったですね。

このように微調整できるってのは今どきの枕には欠かせない機能だと感じます。

 

「ムアツまくら スリープスパ」体感レビュー

両サイドの盛り上がりが横向き寝にも最適

仰向け寝で高さがドンピシャに合っている場合、横向きの寝姿勢では低く感じることが多いです。

しかし、スリープスパは両サイドがわずかに盛り上がったフォルムなので、横向き寝になっても悪くない寝心地でした。

 

とはいえ、横向き寝の快適性に関しては「YOKONE2」に一歩及ばずといった印象。

【関連記事】YOKONE2愛用者が語る!仰向け横向き両対応の最強枕レビュー

 

点で支えられる感覚はないものの通気面で優秀

側生地とインナーカバーを外すとこの世のモノとは思えない凸凹した物体が現れます。

このプロファイル加工こそが昭和西川、というか西川系統寝具のアピールポイントだったりするのですが、枕の場合はあまり「点で支えてる感」は得られません。

 

枕やマットレスを問わず寝具選びの注意点として「手で触った感触と頭や身体を預けたときの感覚は全然違う」というものがあります。

このように手で触るとボコボコ感と柔らかさが感じられるのですが、いざ頭を乗せると「結構硬めな枕だな」という印象でした。

沈み込むような感じは全然ありません。

後頭部にボコボコを感じることはなく、むしろ「沈み込まない故に枕と後頭部に発生するムレ感がない」ことにプロファイル加工枕の良さを感じます。

ちなみにひっくり返すとプロファイル部分のウレタンは表面のみであり、芯の部分は違うウレタンであることがわかります。

触り比べてみると、内側にある色の薄いウレタンのほうが硬めです。

おそらく高さ調節シートのウレタンと同じでしょう。

他のタイプはわかりませんが、高弾性タイプは高反発ウレタンのベース(土台)に、しっとり柔らかいプロファイル加工ウレタンを貼り付けた仕様のようですね。

 

枕カバーの質感はいまひとつ

フォルムは個人的に好きなんですが、枕カバーの質感がいまひとつといった印象でした。

「YOKONE2」のガチッとしっかりした大編みメッシュや「めりーさんの高反発枕」の高級感あるベロア調生地などと比較するとどうも安っぽさが残るんですよね。

ちなみに素材はポリエステル100%で、ポリジン加工という抗菌脱臭加工が施されています。

とはいえ、安易に全面をメッシュにせず、頭の当たる所を滑らかなジャージっぽい素材にしたのは評価したい所。

標準でベロア調のカバーとか付けてくれればもっと品のある枕になるんですけどね。

 

「ムアツまくら スリープスパ」は買い?

ボコボコ感を求めている人は期待ハズレになるかも

寝具においてプロファイル加工って本当にインパクトが強いというか、これを見ただけで「こっちの方がスゴそう」みたいな印象を付けられる凄い加工だと思います。

実際にプロファイル加工のメリット(よく言われる点で支える体圧分散性とか通気性とか)もあるんですが、寝てみるとボコボコ感はほとんど感じられません。

ほとんどと書いたのは他人への配慮で、僕個人の印象だけで言えば「まったくわかりません」でした。

手で触ればわかるんですけどねぇ〜。(手のひらってすごい)

 

ただ、高さ調節機能や枕自体のフォルムの完成度は高く、自分に合った高さや硬さがチョイスできればかなり満足度は高いはずです。

 

ほぼ同価格帯で比較検討するなら「めりーさんの高反発枕」

価格的には12 980 の「めりーさんの高反発枕」も射程圏内なので比較検討する価値はありますね。

「めりーさんの高反発枕」はプロファイル加工のようなインパクトはないものの「高さ調整を極めたらこうなりました」みたいなシンプルな強さがあります。

枕のほぼ大半が調節シートによって出来ており、そこいらの枕が「なんと、2段階調節可能!」などをアピールしているのが可笑しく思えてくる唯一無二の枕。

形状自体はいたってシンプルなんですが、手触りの良いベロア調の枕カバーなど「品と清潔感」の感じられるコーディネートが秀逸です。

こちらの枕もレビュー記事があるので、興味のある方はぜひ参考にしてみて下さい。

【レビュー記事】めりーさんの高反発枕の口コミ!圧倒的調整力で肩こり対策!

 

さいごに

プロファイル加工はマットレスが良い?

昭和西川の「ムアツまくら スリープスパ」ですが、全体的には満足のいく良い枕でした。

ですが、それと同時に「プロファイル加工はやはりマットレスに用いるのが良いのかなぁ」なんてことも感じましたね。

(※「必ずマットレスにはプロファイル加工があるべき」という意味ではありませんよ。)

 

枕の場合はそれよりも重要視すべきポイント(高さや素材など)があります。

今現在枕をお探しの方はあまり「凸凹のヤツがいい!」などとインパクトに引っ張られ過ぎない方がよいでしょう。

参考になれば幸いです。

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