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横幅MAXのトゥルースリーパーセブンスピローは買い?

ショップジャパンが販売している寝具「トゥルースリーパー」

低反発ウレタンのヴィスコエラスティックを使用したマットレスとして有名ですが、そんなトゥルースリーパーブランドから枕が出ました。

その名も「セブンスピロー」

常識を逸脱したそのサイズ感はもはや枕とマットレスの中間とも言えますが、この製品は良いのでしょうか。

トゥルースリーパー セブンスピローの特徴

縦68cm・横幅は90cmと140cmの超巨大枕

セブンスピローを一言で表すならば「大きい」に尽きます。

一般的な枕では縦はおよそ30cm〜40cm、横幅は45cm~60cmくらいですから、セブンスピローがいかに大きいかわかるでしょう。

横幅に関してはシングルサイズ(横幅90cm)とダブルサイズ(140cm)とベッドやマットレス幅いっぱいに伸ばした作り。

縦の長さは背中まで届く長さですから、上半身の重さで枕が固定されズレることもありません。

ダブルサイズなら1つで2人分をまかなえてしまう長さなのも面白い特徴でしょう。

 

シートによる8段階の高さ調節機能

セブンスピローは高さ調節シートがセットされており、合計で8段階の高さ調節が可能。

写真で見る限りフルサイズのシートが4枚、ハーフサイズが2枚あるようですね。

これは「めりーさんの高反発枕」と同様に枕の大半をシートにした構造とも言えるでしょう。

一般的な高さ調節枕は「枕本体+調節シート」といった雰囲気であるものの「めりーさんの高反発枕」は「調節シートが枕を構成している」といっても過言ではない仕様。

これにより柔軟性のある高さ調節ができ個人個人に合った高さを追求することが出来ます。

セブンスピローも8段階と多めの調節パターンがあるため、構造的に似ていると言えますね。

【関連記事】めりーさんの高反発枕の口コミ!圧倒的調整力で肩こり対策!

 

セブンスピローの印象と疑問レビュー

横幅いっぱいにあると横向き寝しにくい

まずセブンスピローの全体像を見て気になったことは「横向き寝した時の腕のポジションが無い」という点。

マットレスの端から端まで途切れないサイズは一見無敵のようにも思えますが、横寝時に腕が頭と同じ高さになってしまいます。

例えば上記画像のように、下にある腕は頭との高低差がある所をポジションとすることで収まりが良くなり安定性が出るのですね。

(※ちなみに画像の枕は「YOKONE2」という枕です。⇒ YOKONE2愛用者が語る!仰向け横向き両対応の最強枕レビュー

 

セブンスピローではこの「収まり感」がないので横向き寝はしにくいでしょう。

実際に公式サイトで横向きに寝ている画像がありましたが、腕を前の方に伸ばしているのがわかります。

この違和感を手っ取り早く体感するなら、似た高さの枕を2つ並べて横向き寝すると良いでしょう。

うつ伏せ寝も同様であり、公式の画像を見るとあまり気持ちよさそうに寝ている感じがしません。

仰向けなら全く問題ないんですけどね・・・。

 

卵実験はあまり参考にならない

人間の形を書いたアクリルプレートに生卵を装着し、枕と布団の上に落とすという謎の実験。

これにより市販の枕では卵は全て割れてしまうものの、セブンスピローでは全て割れずに受け止めました。

で・・・それが一体なんだというのだろうか?

これはウレタン素材のマットレスや枕でよく使われるアピール手法なのですが「低反発と高反発で真逆の事をアピールしています」

  • 低反発なら上から何かを落とし、衝撃吸収性をアピール
  • 高反発なら上から何かを落とし、力強い押し返しをアピール

ここで考えておきたいのは「眠っている時はこんな衝撃ありませんよ」ということ。

あくまで「静止時の連続的な荷重に対しての分散性がどうなのか?」が大切であり、瞬間的な衝撃に対するアピールをされても参考になりません。

「うわー卵割れないじゃん!スゲー!」と思わせるためのパフォーマンスであり、枕の性能・寝心地とはまた別の話だと思います。

 

二人で1つの枕は意外とストレスになる可能性

ダブルサイズ(横幅140cm)なら、一緒に寝る二人分の広さがあると言えます。

1人あたり70cmと十分すぎるワイド加減。

ですが、1つの細長い枕を二人で共有し合うって意外とストレスが溜まると思うのですね。

なぜなら、寝床を共にしているとはいえ人それぞれ寝相や好みの寝姿勢があるから。

枕の位置が固定されてしまうと「絶対に隣にいる人と同じ頭の位置で寝なければいけない」という縛りが発生します。

これは掛け布団との関係性にも影響を及ぼしやすいでしょう。

もし普段から二人で寝ているという方は「枕が完全に固定された状態でもいいか?」を考えてみて下さい。

 

枕の下に腕を入れられない違和感

セブンスピローは縦幅も広く、背中までカバーするサイズ感が特徴。

上半身全体を支えるとアピールしていますが、ふと「枕の下に手を入れたくなる人っているよね」と考えました。

僕自身も寝姿勢の1つとして「うつ伏せ寝で枕に片腕を突っ込むような寝方」をするときがあります。

それができないとなると地味にもどかしい気持ちになるのですが、どうでしょうか。

 

総評

一風変わった枕としては優秀だし高評価

色々と微妙な点ばかり書いた気もしますが、枕の形状としては面白いですし「こういう形をウリにするメーカーがあってもいい」と思いました。

ただ、正直な感想としては「セブンスピローのような形状が枕のスタンダードになることはなさそうだな・・・」と。

とはいえ60日間の返品保証と1年間の交換保証を付けている点は評価できますし、価格的にもちょうど良いですよね。

枕っぽさを出したくない人や、新しいモノ好きな人にはおすすめですね。

参考になれば幸いです。

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