コアラマットレスというなんとも可愛らしいネーミングのマットレスが存在します。
マットレス業界的にはまだまだ知名度は低い印象ですが、この機会にコアラマットレスの特徴を探ってみました。
コアラマットレスとは?
オーストラリア発のポリウレタンフォームマットレス
コアラという名前の通り、オーストラリア発祥のマットレスメーカーです。
メイドインオーストラリアを掲げ、マットレス1つで乗り込んできたイメージがありますね。
特徴は「クラウドセル」と称した高い通気性と適度な弾力性を持つポリウレタンフォーム素材。
要するにウレタンフォームなのですが、マニフレックスのエリオセルみたいな独自開発ウレタンと思われます。
中を見ると2層になっているので、上層がクラウドセルで
面白いのは「ワイングラステスト」と呼ばれる自社実験。
ワイングラスをマットレスに置き、その横を成人男性が飛び跳ねるというパフォーマンス実験です。
確かに大人3人がかりで暴れてもワイングラスは少し揺れる程度で溢れません。
が、個人的には「だからこのマットレスはすごいんだ!」という結論にはなりませんでした。
そもそも寝るときこんな暴れないし。
自分が寝ているときに横で何者かにダンスされるような劣悪環境なら超高評価星MAXですが。
でも「クラウドセル」に対する自信は伝わってきますね。
保証期間は10年とかなり長め
コアラマットレスは保証期間が10年とかなり長めの対応をしてくれます。
10年といえばマニフレックスの三つ折り高反発マットレスも10年保証(ベッドマットレスは12年)ですから中々いい勝負。
しかし、マニフレックスは創業から50年以上経ち日本の市場へは1993年に登場しているので既に20年ほど。
対してコアラマットレスは2015年の創立とのことです。
コアラ・マットレスについて
店舗を持たずオンラインストアのみでマットレスを販売するコアラ・マットレスは2015年の設立以来、オーストラリアで最高評価を獲得するマットレス に成長し、ニュージーランド、香港、そして日本で展開。研究を重ねてデザイン・開発された高品質、コンパクトな箱で届く「マットレス・イン・ボックス」、迅速な配達、120日間の無料返品保証を提供しています。日本市場では、試験と微調整を繰り返し日本人の好みに合わせて特別に設計されたマットレスをシングル、セミダブル、ダブル、クィーンの4サイズで販売しています。コアラ・マットレスについて、そしてコアラ・マットレスが提供する至福の眠りについて詳しくはhttps://jp.koala.com/ をご覧ください。
まだ新しいメーカーであるうえ、マニフレックスのように日本での販売体制が完璧ではない現状だと「10年後も健在なのだろうか?」という素朴な疑問が湧いてしまいます。
購入後120日間は返品可能で全額返金?
コアラマットレスは実店舗で寝心地を試すということはできません。
現状で完全ネット販売となっているため、購入後120日間は返品・返金に応じてくれるとのこと。
これはとても良心的なサービスだと言えますね。
ですが、返品には別途返送料が全国一律7 500 (東京都内・大阪府内は無料)がかかるようです。
また、利用規約には返品手続きの前に最低でも14日間の使用と領収書や購入証明書の準備が必要とありました。
このあたりはごく一般的な返品手続きの要領通りであり、紛らわしい点などは見つかりません。
コアラマットレスは4サイズを展開しています。
価格帯としては高額ラインに属するうえ寝具メーカーとしてのレベルも未知数なので返品できないと結構辛かったところですね。
コアラマットレスの価格表 | |
---|---|
サイズ | 価格 |
シングル | 69 800 |
セミダブル | 79 800 |
ダブル | 89 800 |
クイーン | 99 800 |
コアラマットレスと比較対象になるマットレスメーカーは?
まぁマニフレックスだろうなと
コアラマットレスはノンコイルマットレスですが、厚みが23cmと完全にベッドマットレス仕様です。
それに対するマニフレックスマットレスといえば、やはり「フラッグFX」でしょう。
同じウレタンノンコイルで梱包も圧縮ロールパッケージですからね。
「フラッグFX」はマニフレックスのベッドマットレスでは上級グレードに位置し、曰く一番売れているというマニの鉄板製品。
厚みは22cmなのでほぼ同じですが、価格はフラッグFXの方が高いです。
マニフレックス フラッグFXの価格表 | |
---|---|
サイズ | 価格 |
シングル | 95 040 |
セミダブル | 113 142 |
ダブル | 141 428 |
ワイドダブル | 152 743 |
クイーン | 164 057 |
大体コアラマットレスよりも2万 弱は高いですね。
しかし、保証期間が12年と長期保証であったり既に多くの愛用者がおり生の声が聞きやすい製品であることも確か。
最後に
返品返金があるので気になったら試す価値アリ!
返品前提で考えると、東京大阪以外は返送料7 500 がかかるため、言い方を変えれば「7 500 で試せる」ということになりますね。
でもこの価格帯のマットレスを試せるってなかなか無いので、気になったら試す価値はあるでしょう。
参考になれば幸いです。