マニフレックスの定番三つ折りマットレスとされるメッシュウィング。
高反発ウレタンであるエリオセルが体圧分散性に優れる上、10年の長期保証も魅力的ですよね。
実際に店舗に行ってメッシュウィングに触れてきました。
マニフレックス メッシュウィングのポイント
エアーサーキュレーション・メッシュ
メッシュウィングは名前にある通り「エアーサーキュレーション・メッシュ」が特徴の1つ。
通気性の良い特殊メッシュをマットレスカバーに採用したことで、汗や蒸れによるベタつきがない快適な寝心地になっています。
芯材のエリオセル自体もオープンセル分子構造というウレタン内の通気性が良い構造になっているため、ウレタン独特の蒸れ感はほとんどありません。
両者の相乗効果もあり「高反発の寝心地&通気性の良さ」がメッシュウィングのキーワードとなりますね。
マニフレックスマットレスの中で一番お手頃
マニフレックスの3つ折りマットレスは現状5モデルありますが、その中で一番お手頃価格なのがメッシュウィングです。
シングルサイズはおよそ3万 台前半という価格。
高品質マットレスは高いものだと10万 を超える製品もあるなか、マニフレックスのモデルは総じてお買い得ですね。
そのためスーパーの寝具売り場で扱われることも多く「マニフレックスを知らなかった人がメッシュウィングを使用してマニフレックスの良さを知る」というパターンも多いとか。
「安いってことはそれなりなんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、マニフレックスのマットレスはほとんどが10年保証。
実際に10年持つかは環境次第であるものの、2 3年でヘタるような製品ではありません。
サイズ展開が豊富
メッシュウィングは他のモデルよりもサイズ展開が豊富です。
セミシングルサイズからクイーンサイズまで、計6サイズもあるため個々の就寝環境に合わせやすいのも人気のポイント。
メッシュウィング | ||
---|---|---|
サイズ | 寸法 | 予算 |
セミシングル | 幅80cm ✕ 長さ198cm ✕ 厚み11cm | 30 888 |
シングル | 幅97cm ✕ 長さ198cm ✕ 厚み11cm | 33 858 |
シングルロング | 幅97cm ✕ 長さ210cm ✕ 厚み11cm | 43 243 |
セミダブル | 幅117cm ✕ 長さ198cm ✕ 厚み11cm | 46 332 |
ダブル | 幅137cm ✕ 長さ198cm ✕ 厚み11cm | 58 806 |
クイーン | 幅157cm ✕ 長さ198cm ✕ 厚み11cm | 71 280 |
シングルより幅の短い「セミシングル」は来客用や子供用として最適で、シングルより長さのある「シングルロング」は長身の方に最適。
三つ折りマットレスでクイーンサイズがあるのもなかなか珍しいですよね。
マニフレックス メッシュウィングの評価
限りなく普通の仕様
メッシュウィング自体がダメという訳ではなく、マニフレックスの他のモデルと比べた時の話ですね。
ネットの口コミやレビューなどでもメッシュウィングは「寝心地が良い」等の高評価を得ています。
実際に横になってみた感想としては「畳の上をもっと柔らかくしたような」印象を受けました。
エアーサーキュレーションメッシュは触った限り・・・普通のメッシュに感じますね。
(でも安物マットレスにあるメッシュとは密度が全然違います)
他の製品もそれぞれ違ったポイントを持っている中、メッシュウィングは限りなく普通な仕様であると感じました。
例えば「蒸れとか通気性よりも寝心地が調節できると嬉しい」という方もいます。
その場合はメッシュウィングよりも他のモデルを検討した方が満足できるでしょう。
個人的には「メッシュウィングよりも選ぶべきモデルがある」と確信しています。
性能で考えるとイルマーレウィングがコスパ◎
マニフレックスには「イルマーレウィング」という芯材がリバーシブル仕様のモデルがあります。
片面がメッシュウィングと同じエリオセルを6cm、もう片面をエリオセル・ソフト(5cm)で構成しており、両者をウェーブ型に張り合わせているのですね。
3つ折りマットレスは芯材が3分割されているため、ハード面とソフト面を入れ替えて寝心地を調節できるのです。
こう見てみると、芯材に工夫があるイルマーレウィングは結構な価格になりそうな気がしませんか?
しかし、メッシュウィングとそこまで価格差がありません。
イルマーレウィング | |||
---|---|---|---|
サイズ | 寸法 | 予算 | メッシュウィングとの価格差 |
シングル | 幅97cm ✕ 長さ198cm ✕ 厚み11cm | 36 720 | およそ3 000 |
セミダブル | 幅117cm ✕ 長さ198cm ✕ 厚み11cm | 49 680 | およそ3 000 |
ダブル | 幅137cm ✕ 長さ198cm ✕ 厚み11cm | 62 640 | およそ4 000 |
サイズ展開はメッシュウィングよりも少ないですが、この価格差であればイルマーレウィングを選んだ方がお得です。
メッシュウィング・レオナルドってどうなの?
メッシュウィングの進化版で「メッシュウィング・レオナルド」というモデルもあります。
サーキュレーションメッシュはそのまま、芯材が8cmのエリオセルと3cmのエリオセルソフトになったというもの。
どことなく「メッシュウィング+イルマーレウィング」みたいな雰囲気ですよね。
ポイントとしてはエリオセルソフトの厚みが少ない&価格差が大きい点。
レオナルド | |||
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サイズ | 寸法 | 予算 | 旧メッシュウィングとの価格差 |
シングル | 幅97cm ✕ 長さ198cm ✕ 厚み11cm | 49 950 | およそ16 000 |
セミダブル | 幅117cm ✕ 長さ198cm ✕ 厚み11cm | 59 940 | およそ13 000 |
ダブル | 幅137cm ✕ 長さ198cm ✕ 厚み11cm | 70 200 | およそ11 000 |
価格差的にイルマーレウィングのお得具合がわかっていただけるかと思います。
最後に
エアサーキュレーションメッシュにこだわるかどうか
メッシュウィングしか知らないのであれば別ですが、ここで更に2モデル知ってしまった方は検討の余地があります。
ポイントは「エアサーキュレーションメッシュ(以下ASメッシュ)にこだわるかどうか?」でしょう。
- ASメッシュ欲しい+安いのが良い⇒「メッシュウィング」
- ASメッシュ欲しい+寝心地の変化も欲しい⇒「メッシュウィング・レオナルド」(予算UP)
- ASメッシュいらない+寝心地の変化も欲しい⇒「イルマーレウィング」(予算少しUP)
以上、マットレス選びの参考になれば幸いです。