どんな商品にもだいたい「廉価」と「高級」が存在します。
その製品にどれだけコストがかかっているかでグレードが決まっている訳ですが、高級な羽毛掛布団ってどんなものなのでしょうか。
僕のような一般人が買えるのかどうかなどを調べてみました。
高級ホテルにあるような羽毛掛け布団が欲しい場合
高級羽毛布団の価格をナメてはいけない
今の御時世、メーカーや品質を考慮しなければ羽毛布団は1万 程度で買うことができます。
「なら高級って言っても5万 くらい?」そう思う方も多いはず。
後でご紹介しますが「高級品」をそんな低く見積もってはいけません。
最初に言っておくとシングルサイズで軽自動車の新車が1台買えるレベルです。
ただ、5万 あれば高品質かつ高性能な掛け布団を買うことはできるので、その見積もりはいい線突いています。
また「頑張れば買えるレベルの高級掛け布団」もあるのでラグジュアリーインテリアを目指している方は是非ご参考に。
訪問販売や電話販売による高級布団詐欺に注意
あまり聞きませんが、訪問販売や電話販売による高級羽毛布団詐欺は今でもあるようです。
主にターゲットとされるのは高齢者だと言われていますが、必ずしもそうとは限りません。
説明通りの品物かどうかすらわからないので、訪問や電話など怪しいルートからの購入は危険ですね。
という意味ではネット通販での購入も怪しさを感じる人もいるでしょう。
しかし、しっかり身元を明かしている寝具メーカー・企業からのネットショッピングであれば信頼性は高いです。
特に高級寝具は普通に考えても「売れ筋」ではないですよね。
在庫リスクのある製品だからこそ一般的な寝具店や量販店にはまず置いてません。
だからこそ「高級掛け布団が欲しい人はネットを利用しない手はない」と言えますね。
高級な羽毛掛け布団トップ3
※こちらで取り上げている高級羽毛布団はいずれも「西川ストアオンライン」にて購入可能。
「西川ストアオンライン」は長きに渡り日本で寝具の製造販売を行ってきた「昭和西川」が運営する公式ショップです。
マテリオーネ アイダー羽毛掛けふとん/ルッソ・リナータ 1 500 000(シングル)
まずは「マテリオーネ」というブランドのアイダー羽毛掛け布団「ルッソ・リナータ」から。
「ふーん、15万 か」と思った方、桁1つ違いますからね。
150万 ですからね。
「マテリオーネ」はMATERIAL・素材とONE・唯一という意味を組み合わせて出来た造語です。1つ1つの素材にこだわりを持ち、妥協しない物作りを基本的な姿勢としています。
「羽毛の王様」と呼ばれるアイダーダウン。北極圏周辺に生息する野生の鳥アイダーダックは、卵を暖める為に、自分の胸のダウンを使い、巣作りをします。ヒナ達が巣立った後に、その非常に希少価値の高いダウンを採集。空気のように軽く、保温性に優れた極上の羽毛ふとんに仕立てました。
ちなみにアイダーダウンを使っていない「ルッソ・リナータ」もあるのですが、こちらはシングルサイズで50万 。
3分の1程度まで安くなりましたが、それでもなお超高級品レベルを抜け出せていません。
ジェミール 羽毛掛け布団 250 000(シングル)
お次はジェミールというブランドの羽毛掛け布団。
価格は25万 と、マテリオーネよりグッと手の届きやすい価格になりました。
ポーランド産ポンメルン・マザーグースダウンを95%使用している上に、日本国内工場にて丁寧に洗浄。
丁寧に磨き上げられた羽毛のみを用いているとのこと。
ポーランドはグースを飼育する環境として最適な地形であり、世界有数の羽毛の産地ということも高級ポイント。
Club Executive by InterContinental Tokyo Bay オリジナル羽毛布団 150 000(シングル)
最後はClub Executive by InterContinental Tokyo Bayのオリジナル羽毛布団。
高級ホテルで有名なインナーコンチネンタル 東京ベイと寝具メーカーとして名高い昭和西川のコラボレーション製品ですね。
※クラブインターコンチネンタルフロアの一部でご使用いただける仕様と同等の羽毛ふとんです。
とあるので、まさに「高級ホテル仕様の羽毛掛け布団」と言っても良いでしょう。
お値段もシングルサイズで15万 と、マテリオーネの10分の1。
この精鋭の中ではだいぶリーズナブルな感じがしますが、掛布団としては普通に高級品ですからね。(慣れって怖い)
こちらは希少性の高いカナディアン・コロニアルマザーグースダウンを95%仕様しており、日本製かつ受注生産品。
注文してから3週間程度かかるとのこと。
雑感
ただ高いだけでは終わらない
実際のところ、自分には縁がないであろう掛布団達だった(悲しい)のですが「ただ高いだけじゃん!」とは思えませんでした。
車だって「移動する」という目的を果たせれば高級車である必要はありませんが、それでも高級車は売れています。
そこには「それを得られる喜び」とでもいいましょうか、性能とかデザインだけではない領域があるのだと感じました。
よく「高級品を身につけるとそれに見合った人になろうとする」的な話なんかもありますよね。
寝具は他人に見せつけたり自慢できるような品物ではないですが、自分自身の意識を変えてくれる存在として1番身近かもしれません。
参考になれば幸いです。