せっかく羽毛布団を買ったのにいざ開けてみたら強烈な獣臭さが・・・。
ファブリーズやクリーニング、はたまたコインランドリーで丸洗い?
臭い羽毛布団に当ってしまった矢先、できることはないのでしょうか?
買った羽毛布団が臭かった場合
【結論】ニオイが気にならない人に譲るのが1番
「え、対策の余地ナシ?」と思った方もいるかもしれませんが「誰かに譲るか捨てるのが1番の解決策」です。
出来ることと言えばせいぜい下記の3つ。
- ファブリーズをかける
- コインランドリーで洗う(or 自宅で洗う)
- クリーニング店に出す
詳しい理由は後ほど説明しますが、どの対策であっても匂いが取れるという保障はありません。
下手に対策して時間と手間とお金を失うよりも、新しい掛け布団を買うことをおすすめします。
臭い羽毛布団は返品できるのか?
羽毛布団も全てが全て臭い訳ではありません。
たまたま臭い個体に当ってしまったと考えるなら交換してもらいたいですよね。
ニトリやIKEA・イオン・ドンキホーテと言った量販店の羽毛布団であれば、下記の条件で対応してくれるかもしれません。
- 開封のみで使用していないこと
- 購入時のレシートがあること
上記は確かではないため「ダメもとで聞いてみる」のがいいでしょう。
しかし、1度でも使用していたり購入時のレシートがない(購入証明ができない)場合は難しそうですね。
特にニトリの低価格羽毛布団は獣臭いという声がネット上でよく見られました。
臭い羽毛布団にできる対策について
ファブリーズをかける
1番お手軽な方法ですが、まったく意味がありません。
ファブリーズを布モノに吹き付けたとき表面にしか付着しないですよね。
羽毛布団の臭いは詰め物である羽毛から発生しているため、ごまかすことは不可能。
CMではいかにも洗ったかのような表現をしてますけど・・・。
コインランドリーや洗濯機で洗う
羽毛の臭いは羽毛に付着している汚れや油分が原因です。
そのため「この油分を落としきればいいのでは」と考えてしまいますが、そう簡単に落ちるものではありません。
コインランドリーや自宅での洗濯程度では中途半端に終わるでしょう。
それどころか羽毛の中に蓄えられていた油分が滲み出てきて余計に臭くなることも。
負けじと20回30回洗い続ける気力があるなら変わる可能性はあるものの、保証はできません。
クリーニング店に出す
有機溶剤で汚れを落とすドライクリーニング。
あるいは羽毛布団専門で独自の洗浄をしてくれるクリーニング店には期待したくなるもの。
しかし、クリーニング店でも臭いを落とせる保証はありません。
むしろ悪化させてしまう可能性もあるとお店の人から念押しされることもあるでしょう。
それでも頼んだ場合、戻ってきて現状維持or悪化していても文句は言えません。
お店側としてもこういう形でクレームを付けられるのは困るので、あまり乗り気ではないのが現状。
ちなみ布団だと最低でも1回3 000 はかかるでしょうから、結構な出費です。
今後「臭い羽毛布団」を回避するためには?
羽毛布団の相場より安い製品は控える
羽毛布団も今はニトリやイオン・IKEAに行けば1万 程度で買えるようになりました。
しかし、安い羽毛布団は原料が中国産であることがほとんど。
羽毛の洗浄も日本とは違う基準で行われている可能性も考えられますね。
ある程度値の張る羽毛布団は羽毛の産地や品質のみならず、洗浄など全てにおいて気を遣っています。
そのため臭いを気にしたい場合は安い羽毛布団を選ばない方がよいでしょう。
羽毛布団で品質も気にするなら3万 前後かそれ以上の製品を選ぶと安心度が高いですね。
ネット通販で買う場合は寝具メーカーとしても信頼性の高い昭和西川ストアオンラインなどがおすすめ。
格安羽毛布団を買う時はハズレを引いた時の準備を
格安羽毛布団を買う前に「獣臭かった場合返品交換してもらえるのか(条件等)」を聞いておくのも対策の1つ。
とはいえ、リーズナブルな製品はどこかしらコストダウンされているのでおすすめはしません。
返品交換にも手間と時間を要しますし、早く暖かい布団でぐっすり眠りたいですよね。
ポリエステルなど化繊の掛け布団にする
「もう羽毛が信じられない!」なら化繊を詰め物にした掛け布団がおすすめ。
化繊もまた価格の違いで品質に大きく差が出てきます。
安い製品は保温性が悪かったり、洗濯してペタンコになるなど寿命が短いのがデメリット。
化繊といえども機能性を高めた特殊繊維ではそれなりの価格がします。
もし化繊の掛布団を選ぶなら色々探してみて欲しいのですが、個人的におすすめは「ママウォーム」という製品。
3種類の特殊繊維を使った高性能掛布団で、3年保証+90日間の返金保証と信頼性も高いです。
ママウォームの詳細はこちら
最後に
必ずしも羽毛が良い訳ではない
暖かさや軽さといった点で羽毛はこれ以上ない素材でした。
しかし、今は化学繊維の技術も進化しており、個人的には「そこまで羽毛にこだわる必要もないのでは?」と思っています。
大切なのは「理想的な状態を長く維持できること」なので、そこを意識して自分に合った寝具を見つけて欲しいですね。
参考になれば幸いです。