リラックス効果が高く落ち着きたい時に良いとされる緑茶。
睡眠前の飲み物として取り入れたいですが、カフェインが含まれているため避けている人も多いでしょう。
しかし、カフェインの効果をほとんど受けずに緑茶を取り入れる事も可能です。
緑茶を睡眠前に取り入れるには?
水出し緑茶にする
普通なら緑茶は熱湯で淹れる人が多いかと思います。
ただ、これではテアニンやアルギニンといった成分以外にもカフェインが抽出されてしまうのですね。
カフェインには覚醒作用があるため寝る前に摂取するとなかなか寝付けなくなってしまいます。
そこで、熱湯ではなく水出しにすることでカフェインをほとんど出さずに、テアニンの含まれる緑茶にすることが可能。
「熱湯か冷水か」で抽出される成分に違いが出るなんて面白いですよね。
さらに、ただの水ではなく「氷を入れた冷たい水」であると尚良いでしょう。
抽出時間は2時間~3時間でじっくり出すのがベスト。
晩御飯の時くらいに準備しておくと良いかもしれませんね。
寝る1時間前に1杯程度を飲む
テアニンの効果をうまく働かせるためには眠る1時間前くらいに摂取するのがおすすめ。
大体10時位に眠る方であれば、9時頃に飲んでおきましょう。
逆算して緑茶を作るタイミングは6時頃となりますね。
また、飲む量は湯呑みやコップに1杯で十分。
たくさん飲んでもトイレに行きたくなるだけなので注意しましょう。
冷蔵庫に入れっぱなしはOK?
毎日淹れるのが面倒な人は「ボトルに水と緑茶葉を入れて冷蔵庫内で抽出するのはダメ?」と思うかもしれません。
その場合数時間もの間抽出されるためあまり美味しくないかもしれません。
また、成分が酸化したり鮮度が落ちる可能性があるため、出来れば淹れた日のうちに飲みきるようにしましょう。
どれくらいで効果がある?緑茶が苦手な人は?
最低でも1ヶ月は続ける
水出し緑茶を1日2日飲んだ程度では大きな睡眠改善にはなりません。
コツコツ継続することが大切なので、最低でも1ヶ月は飲み続けてみましょう。
もちろんそれ以外にも食生活や運動習慣などを見直す必要もありますね。
とはいえ全てをいきなり変えるのは難しいと思います。
まずは飲み物から睡眠の良い習慣を作ってみると良いでしょう。
テアニンを含む液体サプリもおすすめ
緑茶は飲みやすいお茶ですが、中には苦手な人もいるでしょう。
「睡眠の質は高めたいけど、毎日飲みたい訳でもない」という場合は液体サプリも検討の余地があります。
液体サプリとは睡眠サポートに役立つ成分を凝縮した飲み物であり、テアニン以外にも重要な成分がたっぷり入っているのがポイント。
甘みもあり飲む量も少ないため、錠剤やカプセル型のサプリメントよりも人気がありますね。
僕も愛用していますが、抽出する必要もなく毎日続けやすい所が気に入ってます。
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