睡眠中の腰への負担を軽くするには体圧分散性に優れたマットレスが良いです。
しかし、長く敷布団を使っている方はマットレスに馴染みがなく切り替えに抵抗を持つ人もいるでしょう。
そこで、体圧分散性にこだわった高性能敷布団を徹底的に探してみました。
数は多くありませんでしたが、腰に優しい敷布団選びの参考になれば幸いです。
体圧分散についての基礎知識
体圧分散ってどういうこと?
布団やマットレス、枕といった寝具は常に身体の荷重を受けています。
荷重=体重でもありますが、頭や肩・腰といった「部位によって強く掛かる部分」があり均一にはなりません。
そのため体圧分散性が低い寝具だと強く掛かる部位に負担が生じてきます。
例えば座面の硬い椅子に長時間座り続けているとお尻が痛くなった経験はありませんか?
体圧を分散できていないと荷重によって生じた圧力を身体が受けてしまうため、このような不快感を感じるのですね。
強く圧がかかるポイントをうまく分散して理想的な寝姿勢を維持してくれる寝具が「体圧分散性に優れた寝具」ということになります。
マットレスの方が良いの?
体圧分散性は素材の反発力も影響するため、ウレタンフォームや高反発ファイバーを用いたマットレスの方が圧倒的に有利です。
それも敷布団の下に敷くのではなく、そのようなマットレスに直接横になるのが良いですね。
一方で昔ながらの固綿敷布団は使えば使うほど綿が潰れてしまうため体圧分散性は良くありません。
しかし、冒頭でも触れたようにマットレス1枚で使うことに抵抗のある方もいます。
その場合は敷布団とマットレスのハイブリット(両立)型がおすすめ。
具体的には「敷布団の見た目でありながら、特殊素材を用いて体圧分散性を付加したもの」ですね。
表面は敷布団同様の寝心地ですが、内部にウレタン素材などがサンドイッチされているのが特徴。
この「体圧分散敷布団」であればマットレスを遠慮している方でも腰はもちろん、身体に優しい睡眠を摂ることができるのです。
おすすめの体圧分散敷布団ランキング
1位 一番星「雲のやすらぎプレミアム」
美容と健康をテーマに高品質な製品を販売する一番星の体圧分散敷布団「雲のやすらぎプレミアム」
日本製でありながら100日間の返金保証を付帯するなど品質への自信が感じられますよね。
特徴は一言でいえば「全部入り」
寝具として欲しい機能をほぼ全て網羅した日本らしい高性能寝具に仕上がっています。
携帯電話などでも「複数機能が全部入り」なんて表現はありましたが、使いこなせい人には操作を複雑にしてしまいまさに無用の長物。
でも、寝具の全部入りはその全てが健康のサポートとなりうるのです。
- 新クロスクラウド製法による体圧分散
- 底づき感のない5層構造厚み17cmの大ボリューム
- 点で支える高反発プロファイルマット
- 防ダニ・抗菌・防臭
- 春夏・秋冬で快適なリバーシブル仕様
- 耐久試験で実証したへたりにくさ
- ホルムアルデヒド基準クリア
- 高品質羊毛(ロレーヌダウン)使用
個人的にはリバーシブル仕様という点が高評価ですね。
季節を問わず快適に使える上に、両面をまんべんなく使うことで製品の寿命も格段に伸びます。
- シングルサイズ 39 800
- セミダブルサイズ 49 800
- ダブルサイズ 59 800
2位 マニフレックス「イタリアンふとん2」
イタリア発の寝具メーカーとして有名なマニフレックスの敷布団「イタリアンふとん2」
思いっきり日本的なネーミングですが、マニフレックス社は日本人に合わせて開発した日本限定モデルだからなのです。
マニフレックスマットレスでお馴染みの高反発素材「エリオセル」を中心に3層構造にしており7cmでも底づき感のない寝心地を実現。
そのまま1枚で使っても、敷布団やマットレスの上に敷いても使えます。
- シングルロング 40 392
- シングル 27 706
- セミダブル 35 753
- ダブル 43 899
3位 昭和西川「5層クッション敷き布団 シングル」
昭和西川といえば「ムアツふとん(マットレス)」で有名ですが、こちらは5層構造の体圧分散敷布団となります。
層構造は以下のようになっており、テイジンの軽量特殊繊維「V-LAP」をポリエステル綿とウールで挟み込んだ5層ですね。
1層と5層でウールの量が違うのはリバーシブル仕様を意識してなのかもしれませんが、公式に記載はありませんでした。
1層・ウール100%(フランスウール1.0kg)
2層・ポリエステル固綿(1.0kg)
3層・V-LAP固綿(0.6kg)
4層・ポリエステル固綿(2.5kg)
5層・ウール100%(フランスウール0.5kg)
合計5.6kg
こちらも日本製で品質は申し分ないものの、サイズ展開はシングルのみ。
シングルサイズ 30 240
4位 エアウィーブ ✕ 昭和西川 「オリジナル四季布団」
エアウィーブといえばエアファイバーという特殊立体素材を用いた高機能マットレスが人気を博している日本メーカーです。
そのエアウィーブと昭和西川による敷布団が「オリジナル四季布団」。
中材のエアファイバーは通気性がよく水洗いできるのが特徴で、夏は蒸れにくく快適な睡眠をとれるでしょう。
冬は両面使用のアウターカバーが暖かさをキープ、年中使えることから「四季」という名前に繋がっているのですね。
難点としては寝具メーカーの中でも高級ラインに位置する価格帯であること。
長く使うと考えて奮発するのも良いですが、他の製品ともよく比較することをおすすめします。
シングルサイズ 118 800
5位 ライズ「ハピトン 立体敷布団」
日本の寝具メーカーで徐々に知名度上げているのが「ライズ」
マットレスの分野で先進的な構造の製品を発表している勢いのあるメーカーですね。
そんなライズの立体構造敷布団ハピトンはウレタンフォームを東レの特殊繊維「マシュロン」で包んだ仕様。
硬さ違う2タイプを展開しています。
- やわらかめのハピトン⇒中心にウレタンフォーム+マシュロン
- かためのハピトン⇒中心に固綿+マシュロン
シンプルな仕様なので他の製品に比べると少し体圧分散面で心もとないですが、価格は1番お手頃です。
- シングルロング 10 789
- セミダブル 16 189
- ダブルロング 21 589
のび睡眠的イチオシの体圧分散敷布団は?
一番星「雲のやすらぎプレミアム」
のび睡眠的にイチオシなのは性能に対してコストパフォーマンス抜群な「雲のやすらぎプレミアム」です。
価格的だけで比べるとお手頃な製品は他にもありますが、5層構造やリバーシブル仕様など「心地よいと感じるための工夫」が多いのが決め手。
製品説明もしっかりなされており、製品の良さをしっかり伝えている所も良いですね。
腰に優しい敷布団選びの参考にしてみてください!