「良いマットレスが欲しいけど海外製はなぁ・・・」と思う人は多いもの。
- 日本人だから日本メーカーを応援したい
- 日本製ならまず間違いはない
- 海外製は保証面などで心配がある...etc
理由は人によって様々ですが、日本製のマットレスを販売しているメーカーを調べてみました。
日本製マットレスを販売するおすすめメーカーと製品
ライズ「スリープオアシス」
ライズは「スリープマジック」「スリープオアシス」などのマットレスを販売する日本メーカー。
開発アドバイザーとして元陸上競技選手の高橋尚子氏を起用し先進的なマットレスを開発しています。
- 「スリープマジック」はブロック加工を施したウレタンマットレス
- 「スリープオアシス」は高反発ファイバーを使用した通気性の良い水洗い可能なマットレス
公式サイトには「メイドインジャパン」カテゴリーがあり、日本製のスリープオアシスをラインナップしています。
一番星「雲のやすらぎプレミアム」
一番星は株式会社イッティが運営する健康・美容製品のブランドです。
専門家の意見を取り入れ日本メーカーならではのキメ細かい製品作りが特徴。
「雲のやすらぎプレミアム」はマットレスと敷布団のハイブリットを目指したような5層構造がポイントですね。
不満点を予め洗い出し解消したような隙きのない製品でしょう。
日本工場で布団職人が1つ1つ手作りしているのも評判に繋がっています。
昭和西川「ムアツふとん 2フォーム」
マットレス表面がたまごパックのような加工(プロファイル加工)で有名な昭和西川の「ムアツふとん」
それを2層構造にしてより体圧分散性を高めた2フォームモデルは日本製との表記が確認できました。(側地縫製はベトナム)
しっかりと厚みのあるマットレスなので床や畳に直接敷いて使えるのが良いですね。
国産マットレスの違いとは
多くは安心感や信頼性のイメージ
日本のモノづくりはレベルが高かったこともあり、昔は海外製品との差が大きかったのだと思います。
しかし、現在は海外も技術力を上げてます。その差はどんどん小さくなっているでしょう。
さらに日本より中国やベトナムなどの方が安く作れますから、海外で作った製品を日本に持ち込み検品するというのが一般的なのかと思います。
その過程で海外の製造レベルが日々上がっているとみれば、国産は一種の「ブランド料」とも言えるかもしれません。
個人的にはあまりこだわりは持っておらず「自分の身体のため・健康のため」であればどちらでも良いとさえ思います。
(まったく同じ性能・価格で生産国だけ違うなら日本を選んでしまいますが・・・)
国産マットレス選びで注意したいこと
格安の国産品には注意する
「日本製」と謳う格安寝具がありますが、どこかで消費者には見えないカラクリがあったりします。
日本よりも海外で製造した方が安いという話を聞いた事はありませんか?
土地の広くて物価の安い中国などで製造して日本に持ち込んだ方が安くあがるからこそ、日本には海外製品が溢れているのです。
寝具メーカーで日本製といえば付加価値を付けるための好材料、あえて安く売る理由がありません。
そのため「日本製なのに極端に安い」とは売る側が徹底的に損をしている状態なんですね。(元々高めの日本製品をセールすることは普通にあるでしょう)
普通に考えるとありえない話ですから、寝具全般を選ぶ時は注意しておいて下さい。
完全日本生産品は少ない
海外生産が主流となっている今、製造も加工も全て日本で行なっている製品は少ないです。
家電などでも最終組立が日本というだけで日本製を謳っている場合もあるくらいですからね。
国内製造にこだわることは時に選択肢を狭めるだけになる可能性もあります。
生産地だけではなく、寝心地や身体への負担軽減も考えて選ぶ方がよいでしょう。
日本の寝具メーカーであれば日本人の体型を元に寝心地や体圧分散性を研究しているため、国外生産でも寝心地の良い製品にめぐり合いやすいですね。
マットレス選びの参考になれば幸いです。