睡眠薬を飲むのと睡眠サプリメントではどちらがコスパに優れるの?
漠然とそう思う方もいることでしょう。
まずは睡眠薬と睡眠サプリメントの違いを把握した後に、どちらを選ぶべきか考えてみたいと思います。
睡眠薬と睡眠サプリの違い
医薬品か健康補助食品かの違い
睡眠薬は文字通り薬です。
病気などの予防や治療を目的として用いられていますから、正しく使用しないと危険な場合が数多くあります。
サプリメントは形状は薬と似ているものもありますが、健康補助食品でありあくまで健康食品。
何かを治す目的ではなく「予防」という意味合いで用いられていますね。
成分によっては副作用のリスクはありますが、医薬品ほど心配する必要はないでしょう。
睡眠薬と睡眠サプリは根本的に違う
両者は似ているようで全く目的が違います。
睡眠薬は医薬成分によって眠れるような作用が起こりますが、睡眠サプリにはありません。
睡眠サプリと言われるジャンルのサプリメントは「リラックスサポート」としての役割を持っているのですね。
人の休息時にあると良い成分が含まれていたり、ハーブエキスで気分がリフレッシュされるなど「人間そのもののリラックス機能」をサポートする形で役立っているのです。
そのため睡眠サプリは睡眠薬の代わりにはなりませんし、その逆もありません。
「じゃあ睡眠サプリなんてダメじゃん」と思いましたか?
睡眠サプリには睡眠サプリの良いポイントがあるのでそれを説明します。
睡眠サプリの良いところ
副作用や人体的リスクが格段に少ない
睡眠薬は飲み続けると耐性が付くと聞いたことはありませんか?
耐性とは「耐える力」であり、薬の作用が効かなくなってくることを指します。
薬の量が増えたり、効かなくなることで精神的ダメージが増えたり人間として正常な状態を保てなくなることもあるでしょう。
また、薬による副作用もゼロではありません。
眠れない辛さに加えて薬の副作用にも悩まされるなど、その代償は大きなものです。
その反面、睡眠サプリは薬ではありませんから基本的に依存症や副作用などは心配する必要がありません。(持病やアレルギーを持つ方などは別です)
人間として健康的な習慣が身につけられる
睡眠薬はその名の通り「眠れる薬」ですよね。
人間は今まで自分の意思で眠気を感じて睡眠を摂っていたのに、それを薬で行うことに違和感を感じませんか?
薬は強い強制力を持っており、時に人を楽にさせますが、逆に辛くさせることもあるのです。
睡眠薬は遅かれ早かれ人を苦しめる可能性が高い薬だと感じますね。
だからこそ、人間本来の自然な感覚を壊さないようにするならサプリが良いということ。
自分の身体が元々持っているチカラやリズムを呼び覚ませば、再び健康的な生活が戻ってくるでしょう。
コスパが良いのはどっち?
価格的なコスパはサプリメント
一例までに処方を受けなくても手に入る市販の睡眠薬「ドリエル」で考えてみます。
価格は12錠で1 500 程度。
15歳以上は1回に2錠を飲むとありますから、6日分となりますね。
2~3回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この説明書を持って
医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
上記の注意書きがあるため長期服用は危険ですが、仮に30日分で考えると7 500 程度のコストになります。
一方、睡眠サプリメントは1ヶ月分で7 500 を上回る製品はそうそうありません。
大体3 000〜5 000 の間で手に入りますから、1回服用あたりのコスパはサプリが安いです。
リスク面でのコスパもサプリメント
リスクにコスパという言葉が合うのかわかりませんが、最終的に得られるモノとして優秀なのもサプリです。
睡眠薬は眠れる代償に依存や副作用といったリスクを受ける可能性が高いですよね。
スパッと止められた人はそうそういないのではないでしょうか。
普通に考えても「飲めば眠れる」なんて都合の良い薬、一度味を覚えたら止めるのは大変そうです。
睡眠薬で取り返しの付かない人生を歩んでしまった人もいますから、リスク面で見てもサプリには敵いませんね。
さいごに
自分自身の睡眠力を鍛える事が大切!
困った時、何か頼れるモノがあると安心しますよね。
そんなときだからこそ、頼るモノには注意を払わないといけません。
目先の安心よりも、1年後、5年後、10年後の安心を目指していきましょう。