シングルサイズよりも少し大きいセミダブルサイズ。
「もっとゆったり眠りたい」という方に人気ですが、マットレスのサイズが大きくなるにつれてスペースを取り気軽に移動させにくくなりますよね。
そこで「コンパクトになる三つ折りマットレスでセミダブルサイズはあるのか?あるとしたらおすすめは?」がこの記事の内容です。
セミダブルサイズのおすすめ三つ折りマットレス
西川 ムアツふとん 2フォーム
昭和西川の主力マットレスブランドである「ムアツふとん」の2フォーム版。
2層のプロファイル加工ウレタンを組み合わせた2フォームのため1フォームよりも体圧分散にも優れているのが特徴です。
体格の良い男性でもしっかりと受け止め、極上の寝心地を実現する「プレミアム ムアツふとん」と言ったところでしょうか。
腰を労りたい人にもおすすめのマットレスですが、受注生産品のため手元に届くまで2週間ほどかかるのが惜しい所ですね。
参考 100 000
マニフレックス DDウィング
イタリア発の世界的寝具メーカーであるマニフレックス。
DDウィングは「メッシュウイング」の特性を持ったリバーシブル2層構造の三つ折りマットレスです。
片面はエリオセル10cm(硬めの寝心地)、もう片面はエリオセルマインドフォーム2cm(柔らかめの寝心地)と1つで2つの寝心地を実現。
その寝心地は同メーカーのセミダブルで10万 を超える「フラッグFX」に匹敵するレベルと言われています。
また、ウレタン素材は一般的に用いられるクローズセル分子構造ではなく、通気性のよいオープンセル分子構造になっている点もポイント。
三つ折りマットレスで叶えられる限りの快適性を追求したマニフレックスの最上級三つ折りモデルと言えますね。
参考 70 000
ライズ スリープマジック
オリンピック金メダリストの高橋尚子氏が開発に関わっている日本の寝具ブランド「ライズ」
スポーツ選手だけではなく仕事や家事育児勉強などに励む全ての人を「ライフアスリート」と定めて質の高い睡眠をサポートする製品を発表しています。
今現在の知名度は高くないものの、確かな技術と使用感が支持層を増やしているため注目株の寝具ブランドですね。
中でもマットレスは2種類の主力製品があり「スリープマジック」はその1つ。
よくあるプロファイル加工(たまごパックのような凹凸加工)ではなくブロック状の点で支えるという革新的な形状が特徴です。
これにより「面で体圧を支える力強さ」と「点で体圧を支える柔軟性」の両方を叶えているのが評価点ですね。
厚みは8cmと12cmがありますが、12cmの方が体圧をよりしっかりと支えてくれるでしょう。
身体の疲れや肩腰への負担を減らしたい人に使ってもらいたい製品です。
参考 50 000
ライズ スリープオアシス
「スリープマジック」と同様に主力となっているのが「スリープオアシス」
一見普通のマットレスに見えますが、中材が高反発ファイバーでできています。
この特殊素材により身体をしっかり受け止めるだけではなく、他の素材に比べて圧倒的に通気性の良さがメリット。
布団が蒸れて寝苦しいと感じる人や汗かきの人でも快適に眠れることでしょう。
また、この素材は水洗い出来る点が他にはない良さでもあります。
セミダブルともなると干すのも一苦労ですが、3分割された中材なら洗うのも干すのも簡単。
高反発ファイバーなのでホコリが出ないのも嬉しいポイントですね。
参考 35 000
アイリスオーヤマ 匠眠 ハイキューブマットレス MAH9-SD
リーズナブルな総合家具家電メーカーとして有名なアイリスオーヤマの体圧分散マットレス。
匠眠(タクミン)というシリーズで展開している製品で、こちらはブロック状のマットレス加工が特徴です。
ライズのスリープマジックと似ていますが、あまりブロック状ではなく「ムアツふとんとスリープマジックの中間」といった雰囲気。
寝具メーカーではないぶん研究された形状なのか、他メーカーをサンプリングしたのかは不明ですが価格の安さは優秀ですね。
アイリスオーヤマの高反発ファイバーマットレス「エアリーマットレス」は僕も以前使ってましたが1年ほどでヘタリが見られました。
寝心地は良かったので価格差は耐久性にあると見た方がよいかもしれません。
参考 30 000
セミダブルサイズの三つ折りマットレス選びのポイント
セミダブルサイズの価格相場は5万 〜6万 程度
どのサイズであっても価格はピンからキリまでありますが、品質重視でいく場合の相場は大体5万 から6万 を見ておくと良いでしょう。
もちろん「価格の高さ=良い製品」ではありません。
ただ、安物の寝具だと総じて1年持たない事が多く、買い換える手間や費用を考えると高くつくというのが持論。
そもそもセミダブルサイズを選ぶということは、個人差はあれど睡眠環境に対して関心がある人だと思います。
であれば変に妥協はせず、どこまでも自分の理想を求めるのが一番損をすることがありません。
マットレスは必ずしもベッドフレームの上に敷く必要はない
通気性の優れる高反発ファイバーマットレスであればフローリングに直敷きしてもカビる心配はほとんどありません。
(僕は1年使用して一度もカビた事はありませんが、環境により変わる可能性はあります)
また、3つ折りであれば屏風やパーテーションの用に立てて乾燥させることも容易ですよね。
そのため必ずしもベッドフレームが必要であるとは限らず、1枚で使うこと想定したマットレスも多いです。
床の底冷えを心配される方もいますが、マットレスの厚みが10cm程度であればほとんど気にならないでしょう。