腰痛やいびきなどにおすすめの横向き寝。
最近はテレビや雑誌などでも横向き寝の有用性が注目され認知度を上げてきたように思われます。
そこで疑問になるのが「横向き寝に良いマットレスってどんなマットレス?」というもの。
現在、横向き寝を続けている僕が考えてみました。
横向き寝しやすいマットレスとは
沈み込み過ぎない
身体が沈み込みすぎるマットレスは一見身体をホールド(固定)してくれるイメージがありませんか?
固定された方が眠りやすそうと思う人もいるでしょう。
しかし、沈み込みが大きいマットレスでは体圧がしっかりと分散されず、かえって理想的な寝姿勢を崩す事になりかねません。
加えて寝返りが打ちにくいというデメリットもあります。
(イビキをかいている人は横向き寝でなるべく寝返りを固定すると良いと言われていますが、マットレスで寝返りしにくくなるのは良くありません)
沈み込みの度合いは個人の体格や体重によって変わりますが、気持ちよさだけを重視したフワフワなマットレスはなるべく控えましょう。
特に腰の部分が深く沈み込むと腰痛の原因になる可能性もあるので注意が必要ですね。
通気性がよい
仰向け寝でもそうですが、横向き寝でもマットレスの通気性は大切。
なぜなら、通気性が悪いマットレスだと身体とマットレスの接地面が蒸れやすいから。
蒸れはかゆみやかぶれを生むだけではなく、頻繁な寝返りを促します。
本来必要としている以上の寝返りが蒸れによって起こっているのであれば、気持ちの良いものではないですよね。
通気性最重視ならエア系マットレスに敵う素材はありませんが、ウレタンマットレスも良質な製品は蒸れにくいです。
ウレタン専門家ではないのですが、ウレタンフォームの製法や密度調節加減が違うのでしょう。
気持ちよく横向き寝を続けるために
マットレスよりも「枕」が大事
実際はどちらも大事なんですが、マットレスの役割は身体の荷重を適切に受け止め分散させることです。
それにより寝ている時の身体への負担を最小限にしてくれるのですね。
実は先ほど書いた「横向き寝しやすいマットレス2つの条件」はどのような寝姿勢でも同じ事が言えるのです。
そのため、僕の場合は(強いて言えば)枕の方に横向き寝のしやすさを感じました。
一般的な枕の高さは仰向け寝を想定した高さで作られていることが多く、横向きになると少し低いのが問題。
なぜ低く感じるかと言うと、肩によって首と頭が持ち上がるからですね。
実際に仰向けから横向きになってみると肩がマットレスに強く当たるのがわかると思います。
このとき首と頭は自然と曲がるので(その時だけは)あまり違和感を感じないかもしれません。
しかし、その状態で寝続けると首や肩にハリやコリを感じる原因になったりするとのこと。
そのため、横向き寝専用の枕を使った方が良いという結論になります。
横向き寝の枕であれば、現在販売されているYOKONE(ヨコネ)がおすすめ。
現在はYOKONE2という新モデルになっています。
【参考記事】YOKONE2愛用者が語る!仰向け横向き両対応の最強枕レビュー
横向き寝ってぶっちゃけどう?
1ヶ月位で寝付きが良くなった
僕の場合なので全ての人に当てはまる訳ではありませんが、横向き寝にして1ヶ月経ったあたりから寝付きが良くなったと思います。
また、重度のデスクワーカーで肩こり腰痛まっしぐらなライフスタイルですが、身体の調子は良いですね。
もちろん食生活や運動にもそこそこ気を遣っているのですが・・・。
よく家族や友人に「横向きに寝ている」と言うとこんな返事を貰います。
- (マットレスに当たってる)肩が痛くなるんじゃない?
- 腕の血行悪くならないの?
ちょっと否定的な人はマットレスと当たっている面が上から押さえつけられているようなイメージを持っているようです。
ペラペラで底付きしてるような敷き布団や床みたいな硬すぎる所ではそうなるでしょう。
ただ、枕やマットレスがそれをサポートしてくれているので僕自身何か不具合を感じたことはありません。
横向き寝を本格的に考えている人は寝具(まず枕)にこだわってみると良いと思います。