ふと鏡を見て気付いた首シワ。
加齢によって首にたるみが出てきたせい?と思う人もいるかもしれません。
しかし、首シワは姿勢による問題が大きいのです。
首にシワが出来る原因
顎を引いた姿勢を長時間続ける
首にシワが出来るような状態を長時間維持し続けると首シワが残り続けてしまいます。
顎を引いた姿勢は主に「起きている時」だけではなく「眠っている時」にも存在するため両方意識しましょう。
起きている時
具体的に下記のような下を向く生活に注意が必要。
- 料理や食器
- デスクワーク
- 読書や裁縫
- スマホいじり
最近は下向きでスマホをいじる人が増えたため、首シワに悩む人が多いとのこと。
このような姿勢は猫背や巻き肩を引き起こす可能性もあるため気を付けなければいけません。
眠っている時
眠っている時は主に枕の高さが首シワに影響します。
高すぎる枕だと後頭部が持ち上げられシワになりやすいため、ちょうどよい高さの枕を使うようにして下さい。
特に睡眠と美容は密接に関係しているため、美容に気を使いたい方はそこに特化した枕を選ぶのがおすすめ。
日本の寝具ブランドであるASMOTが女性に人気ですね。
【関連記事】最強の美容枕!アスモットのスリープマージvsリンクルフリー!
水分量の低下による肌の乾燥
人間は歳を重ねる毎に体内の水分量が減っていきます。
肌がカサつきやすく、シワになりやすくなるということですね。
特に首は皮膚が薄いため入念なスキンケアが欠かせません。
高い化粧水や乳液・美容液を用いるよりも、まずは毎日続けることの方が大事です。
やっておきたい首シワ対策
正しい姿勢を意識すること
首シワが気になる場合、姿勢を意識することがよい対策になります。
なぜなら一番気を抜きやすいのが姿勢だから。
毎日のスキンケアがバッチリでも日頃から姿勢を意識した動作を出来ている人はそう多くありません。
シワ以外にも肩こりや首こりが気になっているならなおさら気を付けたいですね。
「ちゃんとした姿勢を維持するのが難しい」という人は、下記のような姿勢矯正ベルトを使うのも良いです。
一日中付け続けて矯正ベルトに頼ってはかえって悪いですが、姿勢を維持する癖を付けるには最適。
ベルトを選ぶ時は腰から肩を全体的に矯正できるタイプがおすすめです。
(たすき掛けのような肩だけのベルトでは姿勢支持力が弱い)
首を反らすエクササイズ
二重アゴを解消し首を綺麗にみせたい場合、広頚筋(こうけいきん)という筋肉を鍛えると良いです。
下記のような広頚筋ストレッチを寝る前の日課にするだけでも綺麗な首の維持に繋がりますね。
だいたい期間にして1ヶ月は続けることで首の筋肉がほぐされてくるでしょう。
もちろんそれ以降も日課とすることでより良い状態の維持が期待できます。
首シワの疑問
どうしても首を曲げないといけない場合は?
いくら姿勢を意識しても首を曲げずに生活するのは難しいですよね。
家事や仕事ならどうしても曲げざる得ません。
そんな時には「曲げ続けた状態を長時間維持してはいけない」と頭に叩き込んで下さい。
シワの出来た状態がクセになるまで維持するから目立ってしまうのですね。
具体的には定期的に上を向いて首を伸ばしたり、先程のストレッチを行うなどをすると良いでしょう。
首シワを取るアイテムはないの?
アイデア商品的な雰囲気ですが「首シワ1秒マジック」という製品があります。
極薄のリフトアップフィルムを首の後ろに貼る事で、首のたるみを引っ張る目的のシールですね。
首の後ろなので長髪の方であれば髪で隠れて見えません。
しかし、1人で貼りにくい上に毎日付けなくてはいけないのがデメリット。
30枚入りで1 500 程度ですが、これから先ずっとこの製品に頼るのはどうなのでしょうか?
同様に首に装着する首シワ専用美顔器「ネックリンクル」という製品も考えものです。
首のシワは「日頃の習慣によるもの」と考えた時、習慣を正すのが一番シンプルな解決方法だと思いませんか。
さいごに
枕と保湿、そして姿勢とストレッチ
個人的に美しい首を維持する上でまずはこの程度を意識するのが良いと思います。
あまり色々手を出すとかえって重荷になって辞めてしまう可能性が増えてしまいますからね。
中でも枕は取り替えるだけで毎日自然と続けられるため最初に見直しておきたいところ。
なので「保湿」「姿勢」「ストレッチ」の3つを取り組んでみてはいかがでしょうか。
参考になれば幸いです。