肩こり対策のストレッチは寝る前にやると効果的だと言います。
しかし、ただ寝る前にやっても無駄になる可能性があるのをご存知でしょうか。
肩こり解消ストレッチが無駄になる?
合ってない枕やマットレスに注意
枕やマットレスが合っていなかったらしっかり休息できません。
負担のかかりやすい寝姿勢や頭のポジションだと肩こりや腰痛の悪化に繋がることもあるでしょう。
どれだけ念入りにストレッチを行っても、寝具がダメだと無駄になってしまうんですね。
もちろん「寝具はすでにしっかり合ったモノを使っている」という場合はあまり気にする必要はないです。
しかし、今現在肩こり解消ストレッチをやっている(やろうと思っている)のは肩こりに悩んでいるからではないでしょうか?
合った寝具を使っているのに肩こりに悩んでいる人は、ストレッチでどうにかなるのか疑問です。
ストレスや生活習慣など、もっと根本的な原因に目を向けた方が良いかもしれません。
今まで寝具に関心が無かった方は、ストレッチを始めるきっかけに下記を覚えておいて下さいね。
睡眠をサポートする上で欠かせない寝具は2つの目的を持ちます。
- 適切な寝姿勢を維持し身体の不具合を未然に防ぐ
- 負担の少ない状態を維持し身体の回復をサポートする
ストレッチでは身体の筋肉をほぐしてリラックス状態を作るものでもありますから、その状態を維持したいですよね。
眠りに付いた途端、負荷を感じて肩の筋肉が張るようじゃ意味がありません。
寝る前のストレッチを始める人がこの点を見落としてしまうともったいない事であるのがわかるはずです。
枕やマットレスに違和感を持ったら
それでもまずは寝る前ストレッチを始めてみるのが良いでしょう。
数日続けているうちに「なんか違和感があるなぁ」と感じたら寝具を変えてみる価値はあります。
リラックスした状態で布団に入ればより違和感を感じやすくなるためですね。
そして、現在使っている寝具のヘタり具合なども見ておいて下さい。
何年も同じ寝具を使っているならなおさらですね。(ただ、年数よりも自分の感覚を重視して貰いたいです)
詳しい選び方については下記記事も参考にどうぞ。
【関連記事】よく眠れる!おすすめ人気枕ランキング10選と快眠枕の選び方
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肩こり解消ストレッチの効果
寝る前にやるのが良い理由
肩こり解消ストレッチを寝る前にやるのが良い理由はリラックスにあります。
人間は気持ちのよい状態(リラックスした状態)であればあるほど脳からα波が放出。
それにより自律神経系のバランスが整えられる上に、質の高い眠りが期待できるのです。
肩こり解消に加えて睡眠の質を高められるならとても良い事ですよね。
30分程度にわたり全身の筋を順番に伸ばしていくようなストレッチングの前後で脳波や自律神経活動を調べてみると、前頭葉でのアルファ(α)波を増加させ、心拍変動を増加させ心拍数を低下させること、すなわち自律神経の活動が副交感神経活動を有意に変化させることが明らかとなっています[3]。
ストレッチはα波を増加させる事が明らかになっているようです。
もちろん日中に行うのも悪くないですが、時間の都合が付かない人も多いでしょう。
夜寝る前なら続けやすいという人も多いはずです。
どれくらいの期間で効果が出るのか?
肩こり解消ストレッチも様々ありますが、多くは「肩甲骨ほぐし」「肩甲骨はがし」というストレッチが定番。
これなら毎日簡単に出来ますよね。
効果に関しては個人差があるので何とも言い難いですが、大体半月〜1ヶ月は続けたい所ですね。
僕も動画を見ながらストレッチをしたり筋トレをするのですが、変化を実感できたのは1ヶ月を過ぎてからでした。
さいごに
実感が早いと継続力も変わる
僕は今までストレッチや筋トレが嫌いでした。
身体が硬かったのでどちらも気持ち良くは感じられず、ひたすら苦痛なんですよね。
それでも、ちゃんとした環境で続けた結果早い段階で実感を感じられたのです。
一度「継続は裏切らない」を知ってしまうと驚くほどに習慣化、定着するのを知りました。
どれだけ頑張ってもどこかに「抜け」があるとなかなか実を結ばないものですよね。
寝る前の肩こり解消ストレッチに関して言えば、寝具がその「抜け」になりうると思いました。
参考になれば幸いです。