ドン・キホーテなどでとりあえず買った布団一式で身体が痛いという人はいませんか?
マットレスを敷けば改善されますが、なんでも良い訳ではありません。
適当にマットレスを買って後悔しないために知っておきたい事を書いています。
分厚いマットレスが欲しい友人
薄い敷布団で身体が痛い!
晴れて1人暮らしを始めた友人もまた初期費用を抑えるために格安の布団一式を購入したそうです。
実際は会って話していた訳ですが、彼いわく毎日起きると肩や背中に疲労を感じるとのこと。
仕事でクタクタになって帰ってきても「布団で眠りたい!」という気にはならず、夜中に目覚めてしまうこともしばしば。
これじゃあ一人暮らしも辛くなってしまいますよね。
彼のように極端に悪い睡眠環境であれば、ちょっと変えてあげるだけでも大幅に軽快感がえられます。
しかし「マットレスならなんでもいいの?」と言うと、そうではありません。
とにかく厚みがあれば良いのでは?
友人は布団が薄いことによる底づき感が身体が痛くなる原因だとして「分厚いマットレスがいいなぁ」と話していました。
確かに厚みがあれば底づき感は消えるイメージですよね。
でも、大切なのは厚み&硬さ(反発力)です。
いくら分厚くても体重を乗せた途端に沈み込んでしまうようでは意味がありません。
そして、もう一つ見落としがちなのが「耐久力」
マットレスって一回買ったら何年も使いませんか?
毎年買い替えたりしないですよね。
でも、マットレスにはそれぞれ耐久力の違いがあるのです。
安モノはそれなりにヘタりやすいもの。
すぐヘタる=身体をちゃんと支えきれない=身体がスッキリしない
一言でいえば「身体の不具合に繋がりやすい」ということです。
身体が痛くてマットレスを買ったのに、身体に合わなくなって不調なんて笑えません。
長く使うために少し立派な製品を選んでもそれは健康への投資だと言えます。
どんなマットレスがおすすめ?
ウレタンフォームマットレス
ウレタンフォームといえば枕でもおなじみの素材。
やわらかな寝心地が特徴で、低反発ウレタンもあれば高反発ウレタンもあります。
現在の主流は高反発ウレタンで身体が沈み過ぎないので寝返りも楽。
しかし床や畳に直接敷くと蒸れて黒カビが発生しやすくなるので注意しましょう。
対策としては毎日マットレスを上げて床とマットレスの間の湿気を取るのが1番。
スノコベッドや除湿シートを使ってもほとんど効果はありません。
エア系マットレス
春雨を固めたような弾力ある素材で構成されたマットレスです。
繊維ではないため通気性がよく、水洗いも可能。
ウレタンフォームとは違い寝心地が硬めですが、厚みが5cm程度でも底づき感を感じません。
また、非常に軽いのも特徴で女性でも楽々持ち運び可能。
僕は1年以上、写真にあるアイリスオーヤマのエアリーマットレスを使っています。
これは睡眠に興味を持つ以前に買ったもの。
1万 ちょっとで買ったマットレスなのでそれなりですが、通気性の良さと洗える点は非常に良いですね。
ただ、ヘタりを感じるためもうそろそろ買い換える必要があります。
グレードの高いメーカーのエア系マットレスであれば長期に渡って愛用できるでしょう。
まとめ
厚みだけでは判断しないこと
「とりあえず分厚いのをお手頃価格で・・・」なんて考えては僕のように結果的に買い替え損をしてしまいます。
数年使う事を見越してちゃんと寝具メーカー製品を選ぶ事をおすすめしますね。
特にホームセンターや激安店などではお手頃価格のマットレスが溢れています。
そういう製品が力を入れているのは「買いやすさ」ですから、買いやすい値段内でも利益が出る製品しか作りません。
身体の事をちゃんと考えて設計されたかはわからないですよね。
薄い布団で睡眠の重要性を知ったのであれば、自分への投資としてマットレスを選ぶ方が失うモノが少ないでしょう。
下記でおすすめのマットレスを紹介しているので参考にしてみて下さい。